
2017年の那須雪崩事故の検証のために遺族が3Dソフトを作成 18
ストーリー by nagazou
つらい 部門より
つらい 部門より
2017年3月27日、栃木県の那須で死亡者8名、重軽傷者40名を出した那須雪崩事故の遺族が、事故を疑似体験できるソフトウェアを制作した。この遺族が制作したのは「Nasu3D」というソフト。国土地理院の地図データや事故翌日に撮影された消防のドローン映像などを使用、3Dで事故当時のの参加学生や引率者が移動した経路などを参加したとしている(那須雪崩事故遺族・被害者の会、NHK)。
遺族で制作者である奥勝さんによれば、報道などを見ても雪崩がどこで発生したのか、息子たちはどこまで流されたのかといった状況が理解できなかった。なぜこの斜面を安全だと判断したのか、事故を自分で理解して消化するために作成したとしている。
あるAnonymous Coward 曰く、
遺族で制作者である奥勝さんによれば、報道などを見ても雪崩がどこで発生したのか、息子たちはどこまで流されたのかといった状況が理解できなかった。なぜこの斜面を安全だと判断したのか、事故を自分で理解して消化するために作成したとしている。
あるAnonymous Coward 曰く、
https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/shougen/shougen5/
「ソフトを作るにあたっては、ゲームのプログラミングの知識が必要ですが、勝さんに経験はありません。
そこで3次元のゲームソフトを制作するための入門書をいちから読んで勉強。
検証報告書や事故について書かれた書籍を参考にして、できるかぎり状況を再現しました」
この事故を教訓に、新たに「雪崩教本」も作られている。電子版もあり今現在、Kindle Unlimited入りしている。
また、気象庁雪崩注意報は一般向けであり、登山、山岳向けではない。山岳向けには近年、日本雪崩ネットワークが登山の参考になる雪崩情報(気象業務法に抵触することから、現地で観察されたデータに基づく「現況のみ」の危険度評価)を公開している。
https://nadare.jp/avalanche_informations
他人が作ったら不謹慎ソフト扱いされそうだな (スコア:2, 興味深い)
元々ソフト屋さんだった人が作ったのかと思ったら
これを作るために学んだとかすごいような
Re:他人が作ったら不謹慎ソフト扱いされそうだな (スコア:2)
すごいよ!!
Re: (スコア:0)
なあモデレーター、#4003990は確かにおもおか狙った不謹慎コメントだと思うけど、
それをマイナスモデするなら呼び水である#4003762をマイナスモデすべきじゃねえかな。
Re: (スコア:0)
これじゃ製作者の奥勝さんが不謹慎みたいになるわな
昨今そういうのうるさいから
Re: (スコア:0)
さりとて元コメを沈めたら奥勝さんがすごくないって言う話になるし…。
こういう余計なモデする不謹慎厨が問題を作りだしてるという構図。
ワンゲル/山岳部特有な謎の根性論 (スコア:0)
GORE-TEXの登山靴禁止、背中プレート入りザックの使用禁止、ピンペグ使用禁止に代表される、その部固有の意味不明なローカルルールが横行していてついていけない。
顧問がどこかの山岳会にでも所属しているとそうでもないが、ソロや仲間内だけでどこそこ登ったのがプライドというタイプが顧問だと、まず間違いなくわけのわからない根性論が横行する。
那須雪崩事故なんてその好例。俺等のころなんてザックに水入り18Lポリタン詰めて真冬に奥多摩走らされたわ。
むしろあの謎の根性論を理解しようという試みの方が間違ってる。
Re:ワンゲル/山岳部特有な謎の根性論 (スコア:3)
この那須雪崩事故でも、引率の教師が携帯電話を持っていたのに本部との無線連絡を優先して消防警察への通報が雪崩発生39分後になったそうなので
なんというか「警察の介入は問題が大きくなるからなるべくしたくない」っていう動機があったのかなという気がします
Re: (スコア:0)
すぐ連絡すべきでもあり、それは
雪崩事故は初期は自力救助が基本で、およそ18分までは窒息等により生存率90%、その後1分ごとに1~2%生存率低下、35分後には 生存率30%以下(雪崩教本による)なので
自力救助に忙しかったのだろうか?というのが先に頭に浮かんだ。
すぐ連絡したいけれどすぐ救助もしないといかんので
Re:ワンゲル/山岳部特有な謎の根性論 (スコア:1)
ザックに重り入れて走るのは山岳部の練習として普通だと思うけど…
https://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/3182 [koukouseishinbun.jp]
根性論っていうかそういう競技じゃん?
Re: (スコア:0)
主語がデカい。
Re: (スコア:0)
山岳部ってどこもそんな根性論でやってそう・・・な偏見持ってる
冒険部とかも。植村直己さんもけっこうキツイ体験したそうだし
Re: (スコア:0)
根性論と自分を追い込む・きつい状況が好きは違う
Re: (スコア:0)
私は大学山岳会から入った事ありますが、そういった根性論は無かったので、高校山岳部の話を聞いて驚いた事ありますね。
高校山岳部は命の危険がない前提だからそうなるのかな?と思ったことはあります。
いざというとき、根性論では意味ないし「頑張りますから大丈夫です!」はアホ扱い。サンドボックスで試してるわけではないのだから。
Re: (スコア:0)
そこだけってよりいわゆる体育会系全般に言えることだと思いますよ。
これが日本特有のものなのか、世界的に見てもそうなのかは知りませんが。
まあ何でもかんでも感覚や職人芸に頼りすぎってのが諸悪の根源なんでしょうけど。
本来そこを科学的な視点で研究するのがスポーツ系の学部がある大学なんでしょうけど、
そういうのがある大学って大抵Fランクなイメージ。
Re: (スコア:0)
それぞれどんなメリットがあるのか教えてくろさい。
想像すると以下ですが。
GORE-TEXの登山靴:ハイテク素材で防水しつつ靴内の無駄な水分は排出してくれてウレシイ。
背中プレート入りザック:ザックの形を維持できて運びやすい。
ピンペグ:?Vペグというのがあるようだけど、どちらがよいのかワカンナイ。
Re: (スコア:0)
たぶん公立とかの部活特有の「金かかるものを持たせない」にあるんじゃないかな。安いもので揃えるために高いやつ禁止的な。
Re: (スコア:0)
とりあえず落ち着くためにNHKの記事のこの画像のM570(T)に注目してほしい。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/assets/img/post/2021/0... [nhk.or.jp]