
Memtest86+ v6.00 Beta 1公開、正式版リリースは今夏を予定 28
ストーリー by nagazou
更新 部門より
更新 部門より
DRAMの信頼性を検証するためのメモリチェックツールとして使われてきたMemtest86+の最新版となるv6.00 Beta 1が5月2日に公開された。一つ前のバージョンであるMemtest86+ 5.31b(ベータ版)は2020年04月12日に提供されていたので、約2年ぶりのアップデートになるようだ(Memtest86 +、価格.com — 『Memtest86+ v6.00 β1』 メモリーのクチコミ掲示板)。
サイト上の説明によれば、基本コードは基本的にゼロから書き直されているという。x64 ロングモードページングのサポートや最大256コアのサポート、DDR4やDDR5メモリの検出対応などの追加がおこなわれている模様。現在は追加のベータテストが必要な状態であり、バグ報告が求められている。このため免責事項では本番環境に対応していないとの説明が行われている。本番環境に対応した安定版に関しては夏頃の提供を予定しているとのこと。
サイト上の説明によれば、基本コードは基本的にゼロから書き直されているという。x64 ロングモードページングのサポートや最大256コアのサポート、DDR4やDDR5メモリの検出対応などの追加がおこなわれている模様。現在は追加のベータテストが必要な状態であり、バグ報告が求められている。このため免責事項では本番環境に対応していないとの説明が行われている。本番環境に対応した安定版に関しては夏頃の提供を予定しているとのこと。
嬉しい助かる (スコア:2)
もう過去のことすぎて記憶が曖昧ですが、以前メモリテストをしようとして諦めたことがあるので。
(Ubuntu標準のメモリテスト(memtest系)を使おうとしたのだけれどテストがフリーズし、メモリを差し替えてもダメなので調べたところ、AMD CPUで動かない問題があるらしいという話を見つけて、そこで諦めました。)
いまも大丈夫なのか確認できていないメモリを乗せたのPCで作業してます。
Re: (スコア:0)
ヤフオク出品前のテストで苦労しました。
結局、Passmarkが引き取ったMemtest86のほうが更新されていて
Memtest86+ではなく、Memtest86の起動USBメモリーを作りました。
ざっと使ってみた結果(羅列) (スコア:1)
使用ソフト:v6.00b1 v5.01 いずれもレガシーブート用 ISO 版
使用マシン:HP製 Core i5-6500、4GB×2(DDR4-2133、デュアルCH)
【クロック・スピード表示部(上部:左側)】
※表示された通りに書き写しています
Memtest86+ v6.00b1
CLK/Temp: 3196 MHz 52/54℃ ← 温度がココに移った
L1 Cache: 32K 202 GB/s ←スピードの単位が「GB/s」になった
L2 Cache: 256K 81.1 GB/s
L3 Cache: 6MB 51.7 GB/s
Memory : 7.88GB 18.6 GB/s
Memtest86+ 5.01
CLK: 3199 MHz (X64 Mode)
L1 Cache: 32K 213294 MB/s
L2 Cache: 256K 91411 MB/s
L3 Cache: 6144K 59248 MB/s
Memory : 8073M 20911 MB/s
【パス・テストパターン表示部(上部:右側)】
どちらのバージョンも基本的に同じ
【その他情報(下部)】
・DDR4 対応
v5.01 では「DDR3」と表示されるほか
デュアルCHなのに「192-bit Mode」と誤表示
CASレイテンシー表示は多分デタラメ[19-15-15-31]
↑ v6.00b1では[14-14-14-35]
・v6.00b1では「コア数・スレッド数」の表示が増えた
・v6.00b1では「XXX-bit Mode」の表示が無くなった
【Configrationで以下項目が削除された】
(6) Display DMI Data ← スロット毎の簡単なメモリ情報
(7) Display SPD Data ← スロット毎のSPD情報(16進ダンプ)
# v4 まであった「チップセット名」が v5 以降削除されたのが未だに残念
OS付属の「Windows メモリ診断」は? (スコア:0)
いま使ってるPCは、組み立て時に、Windows10についてくる、「Windows メモリ診断」でテストして問題なかった
OS添付品で済むのにわざわざMemtest86+を使う理由ってあるの?
Re: (スコア:0)
世の中にはWindowsを使わない人もいるし、Windows付属のメモリ診断を信頼しない人もいるだろう。
Re: (スコア:0)
GNU/LinuxだとOS付属がMemtest86+なんですよ(最近は付属していないことが多いかも)
プロプライエタリなPassMark Memtest86やWindows メモリ診断をつけるわけにもいきませんし
ちなみに本家の開発がストールした後はCorebootがメンテしているバージョンなども使用されていたようです
とにかく、本家が復活したのはとてもいいニュースですね
Re: (スコア:0)
> GNU/LinuxだとOS付属がMemtest86+なんですよ(最近は付属していないことが多いかも)
古いバージョンのmemtestじゃないと再配布できないとかあるんじゃないかと。
Re: (スコア:0)
今この時点で、これまでDDR4対応していなかった
(今回公開されたものでやっと対応)ということなら
実質使える状態ではなかったということですね。
Re: (スコア:0)
DDR4対応って具体的に何なんでしょうかね
CPUからのロードストア命令に差異はないだろうし
メモリコントローラの初期化とかBIOSで済ませてないか?
キャッシュの割当?
ページバウンダリの面倒?
SPIROMからスペック読み出して表示するだけのとこでの
記録フォーマットの差異?
Re: (スコア:0)
6世代の Core i5・DDR4 の PC を v5.01 で検査してみたんだけど、情報の表示がデタラメだったよ。
Re: (スコア:0)
それはSPD(SPIROM)に記録されてるフォーマットに対応してないだけなのかもしれない
ROMのダンプとフォーマット規格を見比べて見ないとなんとも言えないけど
Re: (スコア:0)
それじゃ組み立ててWindows10をインストールするまでチェックできないじゃん。
Re: (スコア:0)
それじゃ組み立ててWindows10をインストールするまでチェックできないじゃん。
親コメの発想する層が自作PCなんてするわけないじゃない
# 逸般人以外は帰ってくれ的な
Re: (スコア:0)
それじゃ組み立ててWindows10をインストールするまでチェックできないじゃん。
親コメの発想する層が自作PCなんてするわけないじゃない
親コメの発想する層はメモリテストもしなさそう
Re: (スコア:0)
昔(Vistaの頃)はインストールROMから起動してメモリ診断出来たけど今はOSインストール後にしか出来ないのか?
インストールメディアのメモリ診断 (スコア:0)
> OSインストール後にしか出来ないのか?
No。
気になったので今Windows 10 21H2のISOからブートさせてみた。
修復関係のメニューからはなくなっているが、コマンド自体は残っているので、一度コマンドプロンプトを起動させて、「mdsched.exe」と打ち込めば、再起動させてメモリ診断するか否かのダイアログが表示される。
Re: (スコア:0)
Windows使うような人がGUIメニュー以外から起動できるわけないだろ。
Re: (スコア:0)
CLIがあるOSは駄目だと思っているんでしょ?親コメの人
Re: (スコア:0)
どういうテストをしてどういうエラーが出たのか把握したい人はいる。
Re: (スコア:0)
より高い負荷を掛けたり細かいパターンまで網羅したりと徹底的にチェックしてくれる。
相手は物理現象なので、セルの並びが特定のビットパターンの時に、隣に別の特定のパターンが書き込まれた時だけ化ける、とか微妙な不具合も色々とある。
そこまでやらないと発生しないようなメモリエラーは実用的な範囲内では起こらないだろう、と気楽に構えるのもあり。
ECCを付けてるから、何かあったら止まるから良いや、という考え方もある。程度の問題。
Re: (スコア:0, 興味深い)
つ Windowsメモリ診断はアテにするな!!!! -メモリの初期不良に5ヶ月間気づけなかった話- [hatenablog.jp]
memtest86+使ってようやくメモリの不良だとわかったそうな。
Re: (スコア:0)
こういうことが稀によくあったので価格.comではメモリ診断使わずにmemtest86回せってよく言われてたな
Re: (スコア:0)
Windowsメモリ診断が甘い検査の代名詞、memtest86+ が厳しい検査の代名詞というのは割と有名かと。
ちなみに memtest86+ では基本的に1周やればOKですが、稀に2周目以降にエラーが出る事があります。
再現性の無いクラッシュで悩んでいるような場合、2~3周検査してみるのはありかと。
# スレッドの内容的には大勢に影響ありませんが、ご紹介のリンクのサイトで使用されていたのは「+」が付かない『memtest86』です。
# 『memtest86+』との違いに興味のある方はここら辺 [livedoor.jp]でもご覧下さい。
Re:OS付属の「Windows メモリ診断」は? (スコア:1)
「+」の有り無しをあまり気にしてませんでしたが、先祖は共通でも開発元が分かれてるんですね。
+付きはGPLで割と古い(久々の新バージョンが今回の件)
+無しはプロプラで積極的に更新。ただし高機能版は有料と。
Re: (スコア:0)
+無しのmemtest86って使ったことなかったので、V9 Free Editionをダウンロードしてみたのですが、
こちらはM1も含めたMacも対応してるんですね。さすが有料版出してるだけあるなと。
有料版だと機能もてんこ盛り:
https://www.memtest86.com/compare.html [memtest86.com]
Re: (スコア:0)
+はUEFIブートに対応してなかったのでCSMブート非対応のPCだと使えなかったから今回のアップデートは有難い
Re: (スコア:0)
># スレッドの内容的には大勢に影響ありませんが、ご紹介のリンクのサイトで使用されていたのは「+」が付かない『memtest86』です。
多分、スクリーンショットのソフト名に「+」が付いていないからだと思いますが、あれ、v5.01は点滅するんですよ。
文章にも「memtest86+」とありますし、数字の「5.01」からも「memtest86+」ですよ。
Re: (スコア:0)
標準設定だとあっという間に終わるし、これで引っかかるのはレジストリ破損とかファイル化けでシステム入れ直しを視野に入れたほうが良い感じ。
拡張にすれば少しマシだと思う。