裁判官も判決にWikipediaを参照している 18
ストーリー by nagazou
そういう国もあるか 部門より
そういう国もあるか 部門より
マサチューセッツ工科大学の研究チームは、Wikipediaの記事が裁判所の判決に影響を与えているという研究を発表したそうだ。研究チームはアイルランド最高裁判所の判例の一部を記事として公開。公開後に実施された裁判の結果を収集、判例に『裁判官によって引用される頻度の差』があるか」や「判決に至るまでの議論にWikipediaで公開した記事の言語的特徴が反映されているか」といった点などを分析したという。その結果「Wikipediaで記事を公開した判例」は「Wikipediaで記事を公開していない判例」と比べて裁判官によって引用される頻度が高くなることが明らかになったそうだ(MIT CSAIL、MIT News、GIGAZINE)。
あるAnonymous Coward 曰く、
あるAnonymous Coward 曰く、
一応Wikipedia以外のソースも参照していた模様。ただ特定の勢力にとって有利な判例をWikipediaに積極的に掲載すれば裁判の流れを誘導できるかも。
日本でも指摘されているよね (スコア:0)
訴訟当事者が紙で提出した書類に対して、元電子データを職権で要求して判決にコピペとか、老舗の判例データベースでクリックして判決文の下書きを半自動生成とか。
引用元が明示されてれば良いけど、論文と違ってルールはないから…
Re:日本でも指摘されているよね (スコア:5, 興味深い)
この辺りの話ですね。
判決コピペか 司法の権威が問われる [tokyo-np.co.jp]
ただ日本の場合は、おそらく判例DBあたりを使った官製コピペなのに対して、米国はWikipediaベースというのが
怖いところなんではないかと思います。
まぁ、判例に揺らぎがあるといけないから、前例踏襲で、まずはコピペというのは分かります。
Re: (スコア:0)
あっちとこっちで言ってること違う、ってわけにいかないのはわからんでもない
けど、typoは直していいぞww
Re: (スコア:0)
直すと判決の意味が変わりかねかねないからだめ。
Re: (スコア:0)
それな
直したつもりが直ってないとか、逆に悪化させたとか
技術者ならとてもよくやらかす事だよね。。。
下痢三 (スコア:0)
Re:日本でも指摘されているよね (スコア:1)
当事者が元電子データを持ってる場合というのは当該当事者の主張内容だから、その内容を判決に反映するためにコピペするのはむしろ当然かと。
従前の裁判例でその判断が参考になるものがあれば当然引用元を明示しますし、そうではなく普通に同じような事実関係で同じような判断を下した表現を真似するだけであれば引用元の明示せずにコピペしても全く問題ありません。
裁判官が何も考えずにコピペしまくるのは問題ですが、それは考えていないことが問題なのであって、コピペ自体が問題なわけではありません。
裁判所が (スコア:0)
司法wikiを作れば良いのでは
Re:裁判所が (スコア:1)
日本には既にある。
それが Dharma-store (47177) 氏の (#4305373) 投稿中の「判例DB」。
当然裁判所外からはアクセスできないそうだが、検察の扱いは判らない。
Re:裁判所が (スコア:1)
今の裁判所にDBを作る能力はないから,LICと契約している.
商品名としては「判例秘書」「知財高裁用 判例秘書」だね.
判決文をLICに提供しつつ,DB利用料として年間7000万円ぐらい支払っている(予算書ベース).
商用サービスなので,お金を払えば弁護士も検察も,一般(企業の法務など)も利用できる(というか利用している).
Re: (スコア:0)
擬人化キャラは「ケイシュ」「ミンシュ」の双子ですね
少しは (スコア:0)
越前を!
Re:少しは (スコア:1)
せっかくだから俺はこの判例を選ぶぜ
wikiを1次ソースとしてるの? (スコア:0)
何を参照(?)しようがいいが1次ソースを確認することが前提の話だよねこれ。
Re: (スコア:0)
OSS使う人÷ソース見る人の比率が物凄く多いと感じる位には一次ソースは確認されませんよ。
Re: (スコア:0)
一時ソースを参照するデータの候補がWikipedia上の記事です。下手すりゃWikipediaに記事のない判例は対象外です。
Re: (スコア:0)
WikipediaもWikipediaを参照している
#この場合何次ソースといえばいいのだろうか