JR東日本が約500駅で時計を撤去し年間約3億円の削減を見込むも、不便との声も
タレコミ by Anonymous Coward
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_00topic/topic_2022_ibt.html
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2208/04/news158.html
参加者は9月15日から10月4日まで募集。参加費は無料だが、今回はあくまで実証実験のため、試験結果の正答数は表示されるものの基本情報技術者試験の合格扱いにはならないとのことなので注意されたし。
Google は 4 日、語句を引用符で囲んでウェブ検索を実行した場合に生成するスニペットの変更を発表した (The Keyword の記事、 The Verge の記事)。
スニペットには検索語句を含む部分が抽出され、デスクトップでは検索語句が太字で表示されるが、検索語句がページメニュー部分にのみ出現する場合など、意味のあるスニペットが生成できない場合はこの限りでない。しかし、引用符を使用して検索する場合にはページ全体の内容よりも検索語句の出現箇所を優先的に確認したいとのフィードバックを受け、引用符で囲んだ検索語句が必ずスニペットに含まれるよう変更したのだという。
ただし、引用符で囲んだ検索語句を含むスニペットがメタ デスクリプション タグから生成された場合など、常にページ内の見える場所に出現するとは限らない。また、引用符で囲んだ検索語句がタイトルリンクや URL にのみ含まれる場合はスニペットに含まれないとのことだ。
米疾病予防センター (CDC) は 5 日、カンザス州のワイルドライフパークでスプラッシュパッド利用者に赤痢やノロウイルスのアウトブレイクが相次いだとして注意喚起した (報告書、 Ars Technica の記事)。
利用者に噴水や霧状の水を吹きかけるスプラッシュパッドは酷暑の夏に涼感をもたらす水遊びアトラクションだが、通常は水質規制などの対象になっておらず、衛生状態の悪いところもあるようだ。このワイルドライフパークは動物の展示とスプラッシュパッドが設置されており、カンザス州環境衛生局 (KDHE) が 6 月 18 日に CDC へアウトブレイク発生を報告した。それによると、6 月 11 日の来園者に 21 件の赤痢症例、6 月 18 日の来園者に 6 件のノロウイルス症例が確認されたという。
感染は汚染された水が口に入ったことが原因とみられ、公共の水使用施設における CDC のガイダンス Model Aquatic Health Code(MAHC) で推奨される「下痢をしているときには水に入らない」「噴水の上に立ったり座ったりしない」「水を飲みこまない」に従うことで感染は大幅に減らすことができるとのこと。
CDC のリポートに園名は記載されていないが、当時の報道や園の Facebook 投稿によれば Tanganyika Wildlife Park とみられる。同園はスプラッシュパッドをフィーチャーした大規模なスプラッシュパークとワイルドライフパークの2パークに分かれており、スプラッシュパークは一時閉鎖されていた (Internet Archive) が現在は再開されているようだ。
英自動車協会会長のエドムンド・キング氏は自動車盗難を恐れるあまり、キーフォブを電子レンジにしまっているそうだ (The Guardian の記事、 The Telegraph の記事)。
キング氏は既にファラデーポーチを使用しており、家の外からのスキャンを防ぐため玄関からできるだけ離れた場所に保管していたが、それでも妻の Lexus がハッカーに盗まれたという。そのため、現在はファラデーポーチに入れたキーフォブを金属製の手提げ金庫に入れ、それをさらに電子レンジに入れるという多重の保護になっている。さらに安全を守るため、金属製のハンドルロックも使用しているとのこと。キング氏は自動車メーカーに対し、キーフォブを無効化して簡単にはハックできない従来のシンプルなセキュリティを選択可能にするよう要望しているとのことだ。
AV-TEST の公式 Twitter アカウント (@avtestorg) が乗っ取られ、回復までに 1 週間を要したそうだ (PCMag の記事、 Neowin の記事)。
AV-TEST CEO の Andreas Marx 氏によると、アカウントがハックされたのは 7 月 25 日。10 分ほどのちによく知られたセキュリティリサーチャーが WhatsApp で異変を知らせてきたのをはじめとして、次々に通知が届いたという。
Marx 氏は Twitter にログインしようとしたが既に利用できなくなっており、Twitter からはロシア語の電子メールでパスワード変更や電子メールアドレス変更の通知が届く。ドイツ人の Marx 氏はドイツ語で Twitter を使用しており、攻撃者はアカウントへのアクセスを獲得後、言語変更を行ってからパスワードや電子メールアドレスを変更したとみられる。
Marx 氏はすぐに Twitter サポートへ連絡したが、乗っ取られたアカウントが明らかなスパム投稿に使われているにもかかわらず、Twitter 側の反応は鈍い。2 日待っても応答はなく、ドイツ語のツイートに使用している別アカウント (@avtestde) でも @TwitterSupport に呼び掛けているが、少なくともさらに 2 日間は反応がなかったようだ。
Twitter アカウントは強いパスワードを使い、2 要素認証も有効にしていたため、Marx 氏はセッションの乗っ取りによるアカウント乗っ取りとみているそうだ。しかし、電子メールアカウント変更で 2 要素認証が行われなかった理由は不明だ。また、電子メールアカウント変更時の元のアカウントへの通知では新しい電子メールアドレスが一部非表示となっており、元のアカウント側での確認処理は不要だったという。そのため、これらの点は Twitter のセキュリティ上の弱点だと Marx 氏は指摘している。
SpaceX のカプセルの一部とみられる巨大なスペースデブリがオーストラリアの農場に落下し、地面に突き刺さっているのが発見されたそうだ (ABC News の記事、 BBC News の記事、 Neowin の記事)。
現場はニューサウスウェールズ州スノーウィマウンテンズの農場。落下した 7 月 9 日には衝撃音が遠くでも聞かれて話題となったが、デブリが見つかったのはその数週間後だったという。 発見した農場主は最初枯れ木かと思ったが、近付いてみるとカーボンとアルミニウムでできた背よりも高い謎の物体だったそうだ。
オーストラリア宇宙局 (ASA) によれば、SpaceX のカプセルの一部だといい、付近では他に 2 つのデブリが見つかったとのこと。このカプセルは 2020 年 11 月に SpaceX が打ち上げた Crew-1 ミッションのものだという見方もあるそうだ。今回のデブリはオーストラリアに落下したデブリとしては、NASA の Skylab のタンク落下以来の大きなデブリとのことだ。
NASA が SpaceX Crew-5 ミッションに向けて 4 日に開催したプレスブリーフィングにロスコスモス幹部のセルゲイ・クリカレフ氏が出席し、ロシアは技術的に可能な限り国際宇宙ステーション (ISS) で他のパートナーと運用に協力していくと発言したそうだ (Ars Technica の記事、 The Register の記事、 SpaceNews の記事)。
ロスコスモス CEO に就任したユーリー・ボリソフ氏は 7 月、現在の協業合意が満了する 2024 年以降に ISS を撤退すると述べたが、この発言は少なくとも 2024 年まで ISS を撤退しないということであり、(2024 年以降すぐにでも撤退するというニュアンスの) 報道は発言の意図が翻訳で失われたものだとクリカレフ氏は指摘する。ISS の運用はいずれ終了することになるが、現在はロスコスモスも運用を延長する方向で作業を進めているという。
ロスコスモスの有人宇宙飛行担当エグゼクティブディレクターを務めるクリカレフ氏は ISS 第 1 次長期滞在クルーであり、NASA 幹部からの信頼も厚い。ロシアのウクライナ侵略で複雑な地政学的状況にあるものの、先週開催された ISS パートナーで構成する多国間運営委員会でも共同運用の継続は支持されているとのことだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/98eb1c9b6f59a8c422da28ff38966cbd9571557c
https://kabumatome.doorblog.jp/archives/65998167.html
2020年4月には新型コロナの治療薬開発事業を開始と発表、政治家の注目も受け大きな話題となった。しかし同年末には事業から撤退。株価も急落して破産へと至ったようだ。
フランスの著名な物理学者 エティエンヌ・クライン氏がチョリソーの写真をプロキシマ・ケンタウリの写真として Twitter に投稿したところ、瞬時に見破られてしまったようだ (クライン氏のツイート、 FOODBEAST の記事、 The Register の記事、 Le Point の記事)。
クライン氏は地球から 4.2 光年離れたプロキシマ・ケンタウリを JWST (ジェームズウェブ宇宙望遠鏡) が撮影した写真だと説明し、未知の世界の詳細が日々明らかになっていくと述べていた。写真はほぼ瞬時にチョリソーだと見破られてしまったが、恒星の写真に見えないこともなく、クライン氏はそれらしく見えるからといって簡単に信じてはいけないなどと注意喚起した。その後、いたずらに驚いた人々に謝罪している。
Microsoft Teams がセキュアな電子メール Tutanota の電子メールアドレスによる登録をブロックしているそうだ (Tutanota のブログ記事、 HackRead の記事)。
Microsoft Teams のアカウント作成時に Tutanota ドメイン (tutanota.de) の電子メールアドレスを入力すると、アドレスが組織のディレクトリに追加されていないと表示され、管理者に連絡するか、別の電子メールアドレスを入力するか促されるという。つまり、tutanota.de が電子メールサービスのドメインではなく、組織のドメインと誤認識されているとみられる。そのため、Microsoft が Tutanota のドメインを電子メールサービスとして扱うよう修正すれば解決とみられるが、Microsoft は修正が不可能だと述べ、Tutanota 側の度重なる要請を無視しているとのこと。このような Microsoft の対応に、市場支配力をもって小規模な競合他社を害するものだなどと Tutanota は批判し、巨大テクノロジー企業を規制する法律の必要性を示す好例だなどと述べている。
目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない -- Eric Raymond