NSA、可能な限りメモリ安全なプログラミング言語を使うことを推奨
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headless 曰く、
米国家安全保障局 (NSA) は 10 日、メモリ安全性の問題に対応するためのガイダンスを公開し、可能な限りメモリ安全なプログラミング言語を使用するよう推奨した (プレスリリース、 The Register の記事、 ガイダンス: PDF)。
Microsoft は 2019 年、過去 12 年間の Microsoft 製品の脆弱性は 70 % がメモリ安全性に起因すると述べており、Google も 2020 年に Chromium の重大な脆弱性の 70 % がメモリ安全性に起因すると述べていた。
広く使われているCやC++などの言語はメモリ管理の自由度が高い一方で、必要なメモリ参照の確認はプログラマーに強く依存する。ソフトウェア解析ツールを使用すればある程度の保護は可能になるが、メモリ安全な言語はそれ自体がメモリ管理の問題の多くに対応可能な保護機能を提供する。そのため、可能な場面ではメモリ安全な言語の使用が推奨されるとのこと。メモリ安全な言語の例としては、C#・Go・Java・Ruby・Rust・Swift が挙げられている。