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NASA、テキサス上空で「静かな超音速機」の公開実験を11月に開催

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
超音速機の開発では、衝撃波による爆音を抑えることが大きな課題とされてきた。米航空宇宙局(NASA)は6月29日、今年11月以降、米テキサス州の上空で米軍の戦闘機を使い、騒音の実験を行う計画を明らかにした。この実験が成功すれば「X59 QueSST」と名付けられた新たな実験機が開発されることになる。

11月の実験では、メキシコ湾に面したテキサス州ガルベストンの上空から「F/A-18ホーネット」を音速で急降下させる。この時に生じる爆音は海上に抜け、地上にはX59で想定されるのと同じく、地上では爆音の代わりに「バタバタ」という、ほとんど気にならない程度の音が聞こえる予定だという。

地上では約500人の住民が、地元ボランティアから音を聞いた感想を集め、同時に音響センサーを使って詳しい騒音測定を行う。騒音が問題のないレベルだと確認できれば、X59の開発は2021年完成の目標に向け、大きく前進することになる(CNNEngadgetNASASlashdot)。
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