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キンギョの遺伝子は7万個で魚類では突出して多い。品種の多さの鍵か

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
大阪大などの研究チームが、日本で古くから飼育されている品種ワキン(和金)の全ゲノムを解読。その結果、遺伝子の数は約7万個で一般的な魚に比べて非常に多いことが分かった。実験でよく使われるゼブラフィッシュは約2万6千個ほどだという。

キンギョは中国でフナの突然変異により体色が赤色に変化した魚が生まれ、交配を重ね、品種改良が進んだ結果、色やひれの形、目などに特徴がある80品種以上ができたという。約1400万年前の祖先の段階で染色体の数が2倍になる変化が起き、含まれる遺伝子も倍増していたとしている。

染色体の数が2倍になる現象は進化の過程でしばしば起きる。サケの祖先ではそうした現象は約8千万年前に起きたが、進化の過程で不要な遺伝子は失われてきている。キンギョも遺伝子を失う過程にいるが、まだ多くが残っている。こうした素地が、多くの品種改良につながったのではないかと大阪大の大森義裕教授は推測している(朝日新聞AAAS)。
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