パスワードを忘れた? アカウント作成
13996898 submission

鉄道総合技術研究所、超電導・電力供給システムでの車両走行試験を実施

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
鉄道総合技術研究所は、送電ロスが少ない超電導による電力供給システム「超電導き(饋)電システム」でE233系10両編成を走らせる試験を実施したそうだ。通常のき電線は銅合金やアルミニウム合金製で、小さいながら存在する抵抗によって電気エネルギーが熱に変わる損失がある。超電導き電システムでは、電気抵抗がない超電導ケーブルを用いて送電ロスを大きく減らすとともに、送電先(電車)での電圧降下を防止する。

JR東日本中央本線日野─豊田間にある「鉄道総研日野土木実験所」内に長さ408メートルの超電導ケーブルを敷設し、始点と終点を通常の「き電線」に並列に接続。超電導ケーブルを経由した電力での電車の駆動に加え、電車がブレーキをかけた際に逆向きの回生電流が超電導ケーブルを通ること、超電導による「き電」を突然遮断しても不具合が起きないことも確認したとのこと。

長さ約400メートルの超電導ケーブルによる超電導き電システムに関しては、ほぼ実用に耐える技術を確立したという。今後は長さ1キロメートル以上の超電導ケーブルの試験を宮崎県で実施する計画だとしている。

情報元へのリンク
この議論は、 ログインユーザだけとして作成されたが、今となっては 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

読み込み中...