かんぴょうを使った手術の縫合練習キットが商品化へ

あるAnonymous Coward 曰く、

栃木県特産のかんぴょうを使った縫合練習キットが商品化されるそうだ。弾力性があるかんぴょうは感触が人肌に似ており、価格も樹脂製の海外製品より安価になる見通し。産学連携で国産キットの早期商品化を目指すという。医療器具製造のマニーと自治医科大学は、2月にも共同研究契約を交わす。同社が生産する縫合針をキットに供給するほか、データ計測などを支援するとしている。

かんぴょうを縫合練習に使うアイデアは、自治医大の間藤卓教授がすし店でかんぴょう巻きを食べた際に思いついたという。県内の生産者の協力を得て、厚さが通常の2倍のかんぴょうを用意。針と糸を使って縫い合わせると、手術時に近い感覚が得られたことから、2019年8月に特許も申請したとしている。

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