機械学習を用いてリュミエール兄弟の「ラ・シオタ駅への列車の到着」を4K化する試み
タレコミ by headless
headless 曰く、
リュミエール兄弟によるサイレント映画「ラ・シオタ駅への列車の到着 (1896)」を機械学習を用いたツールでアップスケールし、さらに音声を付加した動画がYouTubeで公開された(Mashableの記事、 Ars Technicaの記事、 The Next Webの記事、 動画)。
新たに公開された動画はYouTubeで公開されている中で比較的高画質な「ラ・シオタ駅への列車の到着」の動画を元に、Topaz Gigapixel AIで4K化、DAINで60FPS化したもの。音声は列車の音や人の声が聞こえるが、手法については特に説明がない。また、この動画にDeOldifyで着色した動画も公開されている。
アップスケールした動画は元の動画でフレーム落ちしている部分など、処理がうまくできていない部分もみられるが、比較的良好な仕上がりだ。逆に着色した動画はオブジェクトの動きに伴って色が不自然に変化する。個人的には着色版の方が逆に古びた印象を受けるが、スラドの皆さんのご感想はいかがだろうか。
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