クラウドファンディングによる研究費募集を行う研究者たち 24
ストーリー by hylom
新たな資金源となるか 部門より
新たな資金源となるか 部門より
近年ではゲームやデジタルガジェット、エンターテインメントなどの分野でクラウドファンディングによる資金募集を行う例が増えているが、この流れが学術研究にも広がっているという(朝日新聞)。
記事で紹介されているのは、京都大再生医科学研究所・飯田敦夫氏によるお腹の中で子育てする魚「ハイランドカープ」の謎に迫る!という研究テーマ。目標出資金額は60万円となっている。出資者には研究レポートや画像・動画などが提供されるほか、一定金額以上の出資者らにはグッズや論文への謝辞掲載、標本の進呈、本人による結果報告などが行われるという。
学術研究向けのクラウドファンディングサイト「academist」の「過去のプロジェクト」を見ると、過去17件のプロジェクトのうち13件のプロジェクトが目標を達成しており、300万円以上を集めたものもあるようだ。