
GoogleはChrome OSで超低価格ネットブックを実現するか? 77
ストーリー by hylom
妄想乙 部門より
妄想乙 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
本家/.「Would You Use a Free Netbook From Google?」より。
GoogleのChromium OSは熱狂をもって迎えられたというのとは程遠いが、Chromiumは「超低価格Googleネットブック」という、より大きな構想のほんの一部なのかもしれない。
Chromiumではアプリケーションやデータはすべてクラウドにあるためストレージやプロセッサはミニマムなもので済み、モニタなどの低価格化も進んでいるため全体価格をかなり低く抑えることが出来ると考えられる。アプリケーション上で広告を走らせたりすることでハードウエアのコストを全て広告で賄うことが出来れば、超低価格とはいわず無料のGoogleネットブックを実現することもできるだろう。
奇しくも米Googleは先週、広告が表示されるエリアを画像検索やGoogle Financeへと拡大したばかりであり、また最近ではGoogle EarthにもAdSense広告が表示されるようになった。また、YouTubeではスポンサービデオがラウンチされ、広告を融合させたコンテンツも実現している。
Googleネットブックが実現したとしたら、/.Jerは使ってみたいだろうか?それとも「ただより高いものは無い」という言葉のように、無料だとしてもGoogleに自分のことをこれ以上把握される代償としては高すぎるだろうか?
目的はWebサービスの側面支援でしょ (スコア:3, 興味深い)
Chrome OSの狙いは、ネットブックではなくWebベースのサービスをもっと増やすことにあるんじゃないかな。
そのために、ローカルアプリが動かない超軽量OSを作って、ハード環境からWebアプリケーションのニーズを作り出して、Google自身も含めたソフトベンダがWebサービスへ参入することを容易にするのが最終的な目的なのでは。
アプリケーションは基本的にダウンロードして使うAndroidではこういうことは不可能なので、新たにネットブック向けの軽量OSを用意したのでは。
原価割れしててもいいからハードを安くばらまいてプラットフォーム環境を普及させて、後からソフトのロイヤリティで元を取り返すゲームハードのやり方を、ハードの代わりにOSをオープンソースで提供することで実現しようとしているのではないか、と思います。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
「AndroidとChromeは、最終的には1つにまとまる可能性が高い」 (スコア:2)
「カリフォルニア州マウンテンビュー発--Googleの共同創設者であるSergey Brin氏によると、
2本の柱から成る同社のOS戦略は、最終的には単一のOSへと収束する可能性が高いという。」
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20404074,00.htm [cnet.com]
>そのために、ローカルアプリが動かない超軽量OSを作って、
「Webサービスをもっと増やす」という目的はその通りだろうけど、
「ローカルアプリが動かない」のは過渡的な現象で終わるかも。
Re:「AndroidとChromeは、最終的には1つにまとまる可能性が高い」 (スコア:2)
HTML5 and beyond と、先日発表された go 言語次第ではないかと。
go でパフォーマンスが大幅に改善したら Ajax には向いていないとされる分野すらカバーできるようになるので、ローカルアプリでなくてはならない理由が一段と減るはず。
ChromeOSをパソコンのOSだと考えちゃいけないお (スコア:3, 興味深い)
ARMで動くUbuntuは、非常に安定してサスペンド to RAMで稼働し
非常に省電力で手軽な端末になることを、既に実感しています。
ただ、半面ARMにリッチなGUI環境をフルに処理させるのはきつい。
でも、最小限のLinux、最小限のX Window Systemが
66MHzのiDX2で元気に動いていたことを、人類は忘れていないじゃないですか?
どこまでローカルで処理することを減らすか?
減らせないウェブブラウザーを、どれだけ軽くするか?
この二点だけが、ChromeOSの特徴であり注目点だと思っています。
UbuntuやFedoraを引き合いに考えるDOSerの多さに、発表以来驚いています。
もちろん彼らは、OSにとって"GUIが独立した重り"であることを実感できないし
sshを通したXサーバーでの表示を理解しないし
Webminさえあれば、ウェブブラウザーだけでOSの管理が可能だってことも知らない。
Googleのサービスだけでなく、社内Webサーバーを中心とした
シンクライアント環境構築で、どれだけのCO2削減が可能かも考えない。
ただ、自分のゲームコンソールをChromeOSには入れ替えられないとかのたまう。
DOS/Vの来襲を、冷やかに受け止めた若き日の自分を見る思いだ orz
とりあえず、利用できる図案データが、毎年無料更新の年賀状作成ソフト。
これをGoogleは開発すべきだ(笑)
Re:ChromeOSをパソコンのOSだと考えちゃいけないお (スコア:1)
携帯電話とインターネットがこれだけ普及してもまだそんな非効率を続けますか
#こんなものに無視できないレベルのコストを毎年かけられるんだからまだ日本は大丈夫と見るべき?w
Re:ChromeOSをパソコンのOSだと考えちゃいけないお (スコア:1)
> 年賀状という習慣
は私はまだ許容できますが、それを電子メールで送られるとちょっと不愉快になります。
こう言うと考えが古いように言われてしまうのですが。
あ、ケータイキャリア内だけとか閉じられたネットワークだけのやりとりでなら別に気にしません。
運転手は運転がお仕事。笑うのはブギーポップにはできない僕らのお仕事。
Re:ChromeOSをパソコンのOSだと考えちゃいけないお (スコア:2, すばらしい洞察)
そんな味気ない世界じゃ困るから、わざわざイベントを作ってるのが現状だろ?
最近じゃあハロウィンなんてのも導入されたしさ。(展開中)
#そのうちイスラム系のイベントにも手を出すかもねぇ。
Re:ChromeOSをパソコンのOSだと考えちゃいけないお (スコア:1)
#風物詩が正解かと
Re:ChromeOSをパソコンのOSだと考えちゃいけないお (スコア:1)
>携帯電話とインターネットがこれだけ普及してもまだそんな非効率を続けますか
年賀状に求める物は決して「効率」じゃないよ。
#そこを追求するなら生体pingできれば良いんじゃね?
現状では無理 (スコア:2, 興味深い)
ローカルでは使えないわ、アプリの提供に難が有るわ、現状で使うものでは無いですね。
フルセットのWindowsノートでも5万で買える現在、少々安価(となるかも現状では危うい)
でも、制限だらけのものにどれだけの利点を見出せるか。
家から持ち出さないならほとんど利点が有るとも思えない。
でも、現状の環境だと自宅外での使用は無理でしょう。
ケータイでも切れる事は珍しくない状況で、すべてをオンラインで賄うなんてマゾっ気
のある人で無いと無理っぽい。
まあ、とは言ってももっと削ってしまって昔のモペラ端末っぽい使い方でなら、使う人も
居ない事も無いかも。
でも、それじゃあネットブックのソフトの差し替え程度では無理ですよね。
結論、あと五年は様子見、かな?
Re:現状では無理 (スコア:3, すばらしい洞察)
> 結論、あと五年は様子見、かな?
SP1待ち〜とか、最近こんなん多くて実に白ける。
いち早く飛びついて、問題点と将来の可能性、Tips・ハッキングについてレポートし、
後輩のための道しるべを残すのがアレゲ道というものであろう。
Re:現状では無理 (スコア:1, すばらしい洞察)
こういう人は常に居るのですが
逆にこういった考えが出てくると言う事は
意外と早い時期に使えるデバイスとして登場するでしょうね
Re:現状では無理 (スコア:1, すばらしい洞察)
これ、逆に考えるとネットワーク必須のネットブックになって
当然、通信料が別途かかるんですよね。
と考えるとイーモバイルのキャンペーンの格安PCとなんら代わりがない
寧ろ広告文が表示されるだけうざいネットブックになりそうですね。
ネットブックのWindowsOSはそんなに高くないみたいだし
私もメリット見出せませんね。
Re: (スコア:0)
24時間電源入りっぱなしの女房と下の娘のマシンになっている。
Athron2400のPCだが、それでも1日中となれば電気代も馬鹿にならない。
これも起動して使えるようになるまで、2分近くかかるから。
朝電源を入れて天気予報がすぐみたい妻のため。
そう考えると、我が家ではメイン機をネットブック(デスクトップ)に
置き換えるメリットはありそうだ。
Re:現状では無理 (スコア:1, 参考になる)
スリープ/スタンバイ/サスペンド/(十数秒なら待てるなら)休止状態/ハイバネーション
でおk
簡単に操作できるように電源ボタンに割り当てておいてあげましょう
Re:Macがおすすめ (スコア:1)
サスペンドからは1、2秒で復帰します。ノートなら開き終わると同時に使えます。
それでも常時点灯がいいならMac miniがおすすめ。アイドルで14WなのでそこらのNASよりも低いくらい。
Japan Premium (スコア:2, おもしろおかしい)
ヒットするでしょ (スコア:2, すばらしい洞察)
先進国での普及は見込めなくても、途上国のシェアを総取りできればいいんじゃないの?
あとはハードをいかに安価にできるか、だろうね。
本体一万円、キーボード千円で、モニタはHDテレビとか使えれば、
Webとメール、年賀状とちょっとしたチラシ作りくらいできるのでは?
高級指向の日本で普及するとも思えないけど。
思いつくまま書いたから話しがいろいろ矛盾してるけど、
やり方によっては普及すると思う。
私は思いつかないけど、誰かが思いつくんじゃないの?
あ、思いついた (スコア:1)
OpenOfiice.Orgが入っていて、ランチャから起動させるやつとか。
で、プリンタ一体型の廉価型ネットブックに載せて、ワープロ専用機として売り出す・・・。
・・・なんか日本専用商品ぽくなってきた。
Re: (スコア:0)
途上国の人間に常時接続を求めるのは酷いと思う。
Re:ヒットするでしょ (スコア:1)
既存の設備(ISDN とか、ISDNとか、ISDNとか)などがないので、
むしろやりやすいという面もあります。
実際、極論すれば光を引いて無線LANの基地局を置くだけですよね。
電話や電気すら来ていないようなところなら、それこそ電線と一緒に
ひけばよいし、電話も IP ベースにしちゃえば安上がりです。
組み込み用は? (スコア:2)
Chrome OS搭載で街中の屋外広告を
googleがリモートコントロールというような話になったら
面白いなー。
Re:組み込み用は? (スコア:1)
いいね
リアル「にぎやかな未来」到来。
#☆新一さんの遺族が金要求したりして。
They Live (スコア:1)
むしろ「They Live (1988) [imdb.com]」ではないのか・・
「融けたチーズに顔突っ込んだみたいだぜ!!」
ビジュアル的にはバタリアンぽくて好き。
屍体メモ [windy.cx]
Re:Google Maps Navigation + Ad (スコア:2)
看板をウェブブラウザ化する。
パソコンや携帯電話を起動しなくても、ネットを(無理やり)配信できるのは
ネットの利用形態を根本から変える可能性があると思います。
クラウド版Kindle (スコア:2)
googleの狙いは、Amazonがkindleで展開しているようなビジネスを
クラウド業界に持ち込むことでしょう。
通信費について言及しているコメントがいくつかあるようですが、
kindleモデルならば通信費の肩代わりだって可能性があるかもしれません。
一方で、kindleが日本で普及するにはまだ壁があるように、
google chrome OSが日本に適応するにはやはりいくつか壁があるでしょう。
まずはIMEや漢字や縦書きへの対応をどれだけ迅速にできるかが
1つの鍵になるかもしれません。
問題はモバイルの通信費かも (スコア:1)
ことを考えると、ハードと、それを利用するためのソフトを、かなり安価にすることはで
きると思いますが、問題はネットと接続するための通信費だと思いますね。
逆に、通信費が安くて、携帯電話よりも便利で面白いサービスが使えるとなれば、携帯電話
の利用客を取り込むこともできるかもしれませんよね。
そういえば、この前x86系で一万円くらいのネットブックのニュースがあったけど、そのうち
トランジスタ技術とかで「普通のLinuxが動くマイコン」とかいって付録にならないかな。
Re: (スコア:0)
ネットブックの原価 [impress.co.jp]が$300として、CPU/チップセット/メモリを半額、HDDとOSを無料にすれば約$200。
低減できない利益・人件費・販促・物流他 [nikkeibp.co.jp]が30%あるので、ネットブックが$390、Chromium OSベースでは$260。
差額$130で広告が表示され、ネット環境必須、Webベースアプリのみになるのは受け入れられないと思う。
閑話休題
Webベースアプリって、JavaScriptを酷使しているので、結局CPU/RAMをさほど低減できないと思う。プラグインの互換性問題もあるし。
Re:問題はモバイルの通信費かも (スコア:1)
> http://digitallife.jp.msn.com/article/article.aspx/articleid=476752/
確かに、こんなものが発表されるぐらいなので
たとえChromeOSが無料だとしても価格面でアドバンテージを得るのは難しいですね
Re: (スコア:0)
通信費がタダか、タダに近い価格帯なら面白いんじゃないでしょうかね。
グーグルは無線LANの無料アクセスポイントを盛んに設置してたりしてましたよね。
海底ケーブルも敷設したりして、通信インフラにもかなり関心を持っているっぽい。
どどーんと通信会社を買収したりしないですかね。
それとは逆の発想で、昔一年分だか二年分だか契約したら
PCを100円で買えますとか言って、
データ通信の契約料でケチケチ儲けてる会社がありましたよね。
実はChromeのPCはそういう会社向けのPCだったりしてw
内蔵されているデータ通信カードでしか通信できないようになってて
契約が解除されたら単なるハコになってしまうという。
Re:問題はモバイルの通信費かも (スコア:1)
単なるハコを何とかするのが真のアレゲ道ではなかろうか。
広告 (スコア:1)
アプリケーション上でなく,BIOS上で広告を走らせるとか.
(電源を入れると30秒のCMが流れて,最後まで再生されないとOSが起動しないとか.)
あと天板とか...普通のメーカー製ノートPCと同じだ...
Re:広告 (スコア:3, 興味深い)
>あと天板とか...普通のメーカー製ノートPCと同じだ...
天板にも液晶をつけて、ただし液晶はかなり上から見たときに視野を確保できる特殊なやつ。
バックライトは兼用になるのかな?
で、常時ネットから配信される広告を、使用者意外に向けて放送?
それはいくら何でも斬新過ぎますね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
広告ベースの収益モデルだと、プロテクトかけられて別のOSがインストール不可になったりしそうだなあ。
armベースの今より安いネットブックが普及してくれるなら、それ自体は歓迎なんですが。
本体は現状のネットブックと同等でいいです。 (スコア:1)
いただきたい。
諸外国の料金は知りませんが、日本の通信キャリアの詐欺みたいなモバイルプランの料金設定と通信
の実効速度を何とかしていただければ、魂売りますよ。
Re:本体は現状のネットブックと同等でいいです。 (スコア:2, すばらしい洞察)
>魂売りますよ。
googleも含めて、欲しいのは、あなたの魂ではなくてお金だと思います。
Re:本体は現状のネットブックと同等でいいです。 (スコア:1)
それなんてHotCafe。(あれはプロバイダ料金のみだったけど)
今だったらインターネットの広告量も多いし行けるのか?
下手するとシャープの二の舞 (スコア:1)
市場はともかくユーザがまだまだクラウドというPCの使い方が浸透していない現状が不安材料ですね
先進的=格好良いという図式もエンドユーザに受けるかもしれないですが、
売り出しかたや時期を慎重に見極めないと、浸透する前に飽きられてしまいますね
#これからジワジワとTVCMや街頭宣伝等を展開していくと思われます
Androidを見ればわかる (スコア:0)
シンクライアント構想にしても過去の失敗からそれほど変わってないし。ブロードバンド化とコンテンツ無料くらいか変わったのは。
過去のグーグルは優秀だったが、現在未来のグーグルに過剰な期待はやめようぜ。
ネットワークインフラとPC機器販売のビジネスモデル次第では? (スコア:0)
Androidについても、今のところは、他の携帯と同じようなビジネスの仕組み、流通経路で販売されているから、ビックリするような価格にならないだけかと。
まあ、激安や無料になったところで、最終消費者が何かしらの形でコスト負担をしなければ、メーカーも、キャリアも、経済も成り立たないのは違いないで、要は、コスト負担と受益者の関係が直接的ではなく、非常に分かり難いということじゃないですか。例えば、テレビ放送は典型的な事例だと思われますが・・・
近い将来、機器の値段はゼロになるかもしれませんね。その分、機器や通信のコストを消費者に、どのように負担させる仕組みができるのか?は非常に興味深いですけど。
期待します (スコア:0)
安くて電池の持ちがよくてLinuxのデバイスドライバが(ソース込みで)充実した安いARMスマートブックが出てくるなら大歓迎。
libcとgcc位はすぐ用意できるだろうから、そのへんのディストリの移植は簡単でしょう。
Linuxのカーネルコンパイルがセルフで30分程度なら全然オッケー
あ、SunなJavaはなにかと欲しいかも。でもまぁべつにいいか。
Re:期待します (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:期待します (スコア:1)
私も個人的には、Chrome OSより、Chrome OSを使うことでARM系スマートブックが大量生産され、その結果安くなることを期待します。(ついでに、消費電力も下がることも)
それから矛盾する様ですが、今のネットブックはOSベンダの戦略で、普通のPCより低い機能(例えば低い画面解像度)に抑えられていますが、Chrome OSならそんな制限がなくなることも。
Re: (スコア:0)
そんなに速いプロセッサ/ストレージが乗るわけないだろう。
ネットブックよりも・・・ (スコア:0)
ネット接続率がかなり増加していると思うのでおあつらえ向きかと。
新しい使い方に注目 (スコア:0)
Chrome OSの中身はUbuntuらしいのでベースのシステム
に真新しさはないのですが、Chrome OSが示そうとする
PCの新しい使い方の方向性に注目するべきだと思うのです。
WEBブラウザが使えて、一通りのツールが使えるようなので
とても軽いノートPCと組み合わせたらいいかもと期待しています。
種々の記事は既存のOSの置き換えということを考えすぎに
思います。既存OSが立っている位置を置き換えようとすれば
それは明らかに役不足だと思います。
WIMAXチップは乗るのかな? (スコア:0)
Googleの望みどおりに使われるかどうか (スコア:0)
低スペックマシンの有効利用法として考えるなら、ぶっちゃけた話
Xサーバーと最小限のウインドウマネージャが動くLinux環境を整え
sshごしに他マシンのFirefoxを起動するってのも十分アリなわけだし
使い勝手がわからん新手使うよりそっちの方がよほど応用も利くんだよね。
なので、Googleは、
今最もマシンパワーを必要とするクライアントアプリと化しつつある
Webブラウザをいかに軽く動くようにできるか、の一点と、
ブラウザごしのクラウドという世界に、いかに魅力的で使い勝手のいい
「アプリケーション」を用意できるか、の一点。
この二点に目覚ましい成果を上げない限り、現時点のPC-UNIXユーザーには
そっぽ向かれることになるんではないかと。
手頃なシンクライアントが出たなあと買いはしても
結局シェル環境など導入されて、望まれた使い方はされないものと断言しちゃう。
逆に低スペックPCでもヌルヌル動くし不都合なくWebブラウジングできる
Linux版Chromeなんてものが完成したら、
Linuxディストリビューターが大喜びしそうな気がする。
なんぼ軽量デスクトップを構築してもFirefoxが全部ぶちこわしてくれる
現状が打破されるわけだから。
結局玄箱を普通にNASとして使う人がどれだけいるか、ていうのと
同じ状態になるんじゃないかと。