Richard M. Stallman、Chrome OSに吼える 41
ストーリー by hylom
尊師はクラウド嫌い 部門より
尊師はクラウド嫌い 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
GNUの創始者であり、活発なフリーソフトウェア活動でも知られるRichard M. Stallman氏が、Googleの開発するクラウドOS「Chrome OS」の問題について語ったそうだ(Guardian、本家/.)。
Chrome OSはデータをユーザーがコントロール可能なローカルマシン上ではなくクラウドに保存するのが特徴だが、尊師はこれについて「Chrome OSは人々を『不注意なコンピューティング』に押し込めるものだ」と非難。たとえば「警察はあなたの情報を、あなたの許可無く企業(=Google)のサーバーから入手することができる」などと述べたという、
ちにみに記事では「Stallman氏がChrome OSを評価する唯一の点」も述べられており、それは「Chrome OSがLinuxベースであること」だそうだ。
ChromeOSとして評価しようってのが間違っている (スコア:3, すばらしい洞察)
単にGoogleサービスの為のインターフェースだよね?あれは。
当然としてGoogleサービスに伴う問題点はそのまま有るわな。
そしてChromeOSってのはそれを容認すると決めた者が使う物なんじゃないの?
Re:ChromeOSとして評価しようってのが間違っている (スコア:3, 興味深い)
SaaSやクラウドのセキュリティについての評価なら、全くその通り。
ChromeOS特有の話ではない。
Re:ChromeOSとして評価しようってのが間違っている (スコア:5, 参考になる)
RMSは以前からクラウドコンピューティング批判してたので、別にChromeOSだけ批判してるわけじゃないですね。
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20381234,00.htm [cnet.com]
Re: (スコア:0)
> そしてChromeOSってのはそれを容認すると決めた者が使う物なんじゃないの?
(自分にとって既知の)問題点があるものを使用しているものは、それを容認しているとみなす。
以上のことを言っていない気がします。
世の中ってそれほど情報が速く行き渡り、みなが完全にそれを理解しているという仮定の下に出した結論だと思うのですが、その仮定自体現時点では成り立っていない気がします。
少なくとも自分の親、兄弟など周辺の人に
> 単にGoogleサービスの為のインターフェースだよね?あれは。
なんていってどのくらい合意が得られるか考えたことがあるのでしょうか。そして、そういう人がChromeOSを使う場面がないといえるのでしょうか。
Re: (スコア:0)
>> 単にGoogleサービスの為のインターフェースだよね?あれは。
>なんていってどのくらい合意が得られるか考えたことがあるのでしょうか。そして、そういう人がChromeOSを使う場面がないといえるのでしょうか。
問題視されているものってGoogleDocsなんぞの利用時の問題に対してでないかな。
それ以外のブラウザ使用に置いては特に通常のPC利用と差が無いし、GoogleDocsなんぞを使うにはそれなりのライセンス文を(今現在でさえ)読まされている筈。
クリックするだけの猿だか猫だか解らん奴らについて誰も責任なんぞ取れないのは、既存環境
Re:ChromeOSとして評価しようってのが間違っている (スコア:1, 興味深い)
Re: (スコア:0)
むしろこっち [srad.jp]のほうが本質に近いんじゃないかな。
GNU Hurd (スコア:1, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Mark Hurd がGNUプロジェクトに参加?
# ちがいます
もっと容易く (スコア:1)
「警察はあなたの情報を、あなたの許可無くローカルマシンから入手することができる」というのが、私の意見だ。
Google は一人の顧客のために、そのシステムをインターネット上から切り離すことは出来ない。
顧客は、自分のシステムをインターネット上から切り離すことは、簡単にできる。
それだからこそ、警察から顧客の情報を保護するために、Google は全力を注ぎ込むだろう。
その成果は、顧客一人が自分の情報を保護するためにするよりも、はるかに効率的で効果があるだろう。
そうでなければ、Google の存在価値はない。
Re:もっと容易く (スコア:1)
あなたがGoogleの価値がないと思っても、厳然としてGoogleは存在し続けます。
そして、警察からあなたのデータを守るかどうかなど、SaaSの主要な訴求点ではありません。
ですから、Googleに限らず一般的なSaaS提供企業も
「警察から顧客の情報を保護するために」全力を注いだりはしません。
結果として、もし秘匿したい情報があればネットワークから切り離したマシンで扱うべきだということになります。
Re: (スコア:0)
なんで?
ネットワークに接続していたとしても、秘匿したい情報を守る方法なんて、
いくらでも出てきそうなものなのに、なんでそういう結論に至るの?
SaaS=ネットワークって事?
Re:もっと容易く (スコア:1)
だからといって求めてはいけないわけではないんですが。
Re: (スコア:0)
警察に渡ったらマズいデータを持っている事自体は問題にならなイカ?
個人的にはAmazonの購入履歴が他人に渡ると最もマズいデータだったりするでゲソwww
Re: (スコア:0)
企業や発明家が使うと想定すると、クラウドのセキュリティは別に国内の警察に知られても問題ないですが、自国の企業が有利になるような情報をクラウドから抜き出せる可能性のある外国政府の諜報機関や警察には見られたくないですね。
>個人的にはAmazonの購入履歴が他人に渡ると最もマズいデータだったりするでゲソwww
私はエロ漫画じゃないでゲソ<イカ娘
# 2次元の非実在女性のあれな画像は見られると困るので暗号化しているのでAC。
そもそも (スコア:1, 参考になる)
Googleが法的機関に情報提供するケースは、今まで基本的に裁判所の命令がある場合のみだったし。
裁判所の命令がある場合、例えユーザがコントロール出来る領域にデータがあったとしてもユーザの許可なんか関係ないと思うんだけど…
Re:そもそも (スコア:1)
それ、観測問題があるんじゃない?
「今まで基本的に裁判所の命令がある場合のみだった」
と言い切れるのは、Googleを(信頼ではなく)信用していて、Google社が公表せず秘密裏に情報提供したことが無い、と言い切れないと。
「あった」と言いたいわけじゃないけど、「なかった」と言い切るのはリスク評価プロセスとしては乱暴じゃないかなぁ。
Re: (スコア:0)
#自動消去機能とか、自爆機能とか。;-)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
解らんが (スコア:0)
現状でローカルに使えるにも関わらずGoogleに情報を預けている人間が多数いるのはどういう事だ?
Google単体に有るよりも2重に情報漏洩の危険性が有る筈なんだけど。
そう考えれば、一般社会はGoogleの危険性をそこまでは危惧していないと思う。
>たとえば「警察はあなたの情報を、あなたの許可無く企業(=Google)のサーバーから入手することができる
それは法的必然性が有った時の話で、それさえGoogleとの契約の内で実は当人が許可しているものだと思うし。
Re:解らんが (スコア:1, 興味深い)
「ぼくの日記帳」や「ぼくの小遣い帳」などを
「流出したら世界を根底からひっくり返しかねないものすごい情報」
だと考える人が少ないということですよ。
Re: (スコア:0)
でも、「ぼくのお買物リスト」が流出したら「自分の人生が」ひっくり返るくらいのことはあるかもしれない。
Re: (スコア:0)
Winnyなどでデータ流出が繰り返されるのがいい例ですよ。
行為によりどのような結果が導出されるかを考える前に、目の前の利益に飛びついているだけです。
「Linuxベース」? (スコア:0)
君は私に挑戦しているのか?
「GNU Linux」と言いたまえ!
あほいコメントなのでAC (スコア:0)
>ちにみにきじ
かわいい・・・
よくわからんけど (スコア:0)
Re: (スコア:0)
そこはすでに指摘してると思うんだけど。
Linux? (スコア:0)
氏はLinuxのことは「GNU/Linux」と呼んで、絶対に「Linux」とは
呼ばないはずだけど珍しいね。
ネタ元は軽く読んだだけだけど、「GNU/Linux」と書いてあるから、
間違いだと思うよ。
発言引用の書き方じゃなければ、間違いじゃないけど。
昔々 (スコア:3, 参考になる)
「Linuxお気楽・極楽インストール」の初版本に、RMS を乞食呼ばわりした記述がありまして。
次の版からは削除されたようだけど、忘れないようにここに書き付けておく。
Linux の本を書くのに、よりにもよって RMS を乞食呼ばわりって、
どんだけ頭が悪いのかと、当時話題になりました。
Re: (スコア:0)
え?
RMSとLinuxって仲悪いんじゃないの?
尊師はGNU Linuxって言え派なんでしょ。
Re:昔々 (スコア:3, 参考になる)
Linuxの周辺を支えるUNIX由来のツールの多くは、
RMSがUNIX互換のGNUシステムを作った時にそのツールとなるようあらかじめ開発を進めていたものだったから、
フリーのUNIX互換システムを作る上で必要なカーネル以外の部分の地ならしを昔からやっていたわけでしょ。
後に出てきたLinuxカーネルと組み合わせて、やっと完全にフリーなUNIX互換環境が作れるようになった時に、
以前からやってきた貢献を忘れないで欲しいと思うのは当然でしょう。
フリーソフトウェアとして自由に配布しているので金は要らないが、ソフトウェアパッケージの多くは
自分のプロジェクトだったGNUの成果物やGPLでライセンスされているソフトウェアなのだから、
この貢献に敬意を表して名前を入れてくれ。というのは妥当な要求だと思いますね。
# でも、無理にくっつけて読んでもあまりカッコ良くない。というのが普及しない理由のような気がする。
Re:昔々 (スコア:1, すばらしい洞察)
決して快い関係では無いけど、別に反目してるわけでも蔑んでる分けでもない。
同じオープンソース(あるいはフリーソフトウェア)の推進者として微妙に
立場や思想が違うというだけの話。
Re: (スコア:0)
> Linux の本を書くのに、よりにもよって RMS を乞食呼ばわりって、
> どんだけ頭が悪いのかと、当時話題になりました
当時話題にしていた奴らが単に無知なだけでしょ。
当時から触っていた人間からすれば、あの話はアリかと思うよ。
GNUの本を書いていて、それなら話は分かるけど。
< GNUで仕事が完結していた人とかなら、批判したいかもなw
当時は、RMSはLinux(RedHatとかSlackwareとかのディストリビューター側)
を批判していて友好的な関係ではなかったから、Linux開発者からは
ちょっと煙たがられていた。<ぶっちゃけ原理主義者的に嫌われていた
ドライバまわりで、GPLがどうたらこうたら吠えていた時期。
Re: (スコア:0)
www見た目の乞食は意外と脳みそがリッチwww
Re:顔がもろに「尊師」ですね (スコア:1, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0, オフトピック)
こちらの方が先です。
最近裁判所で死刑が確定した方が「偽物」(偽物??)
fjの教祖様
Re: (スコア:0)
GNUプロジェクト(9月27日)と、後にオウム真理教となる「鳳凰慶林館」(夏、具体的な日付無し)の始まりが共に1983年。
FSF設立が1985年、「オウム真理教」設立が1987年、GPL v1が1989年という順番のようです。