
中国版ボーカロイドは7月発売、デモ曲も公開中。 37
ストーリー by headless
山新 部門より
山新 部門より
KAMUI 曰く、
初の中国版ボーカロイド「洛天依 (Luo Tianyi)」のデモ曲をVOCALOID CHINA PROJECTが公開している(VOCALOID CHINA PROJECT、「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む の記事、Taobao - 商品情報ページ)。
「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む の記事では中国オタクの反応も出ているが、かなり期待度が高い様子だ。発売は7月中旬に決まったようで予約受付も開始している。初回限定版は1/8洛天依フィギュア、画集、ステッカー、オリジナルCD、USBメモリが付属して1,480元(約19,000円)、ボーカロイドエディタ・ライブラリのみで、それぞれ980元(約12,000円)とのこと。日本国内での取扱いはまだ不明だが、韓国版の「SeeU」はボーカロイドストアで扱われているようなので、同様にこちらで入手可能になるかもしれない。
C-POP期待 (スコア:3, 興味深い)
何より人口が多いし、日本文化への興味もあるらしいので、日本のVocaloid的な相乗効果が機能すれば、いろいろと名曲が生まれる余地があると思います。
ついでにC-POPなんかも控えめな感じで紹介されれば面白いと思います。
K-POPが未成熟な段階での大規模なマーケティングやアイドル志向(ともしかすると民族主義)で残念な事になりましたが、中国は人口と経済の生み出すダイナミズムで本物の音楽文化が生まれる余地が(今どの程度かは知りませんが)あると思います。
Re: (スコア:0)
本当に楽しみにしています。
K-POPにはあまり独自性を感じなかったので、中国に期待。
Re: (スコア:0)
人口多けりゃ名曲が多く生まれるというなら
スペイン語あたりは英語よりも多い(日本語と比べればさらにずっと多い)くらい
名曲ぞろいになることになりますが、
実際のところはどうでしょうね。
実際には文化的下地やある程度のまとまりがないと発散してしまうだけだと思います。
中国は都市部と農村部の極端な差異や広すぎる国土などあって
残念ですが「そううまくはいかないよ」と感じざるを得ません。
Re:C-POP期待 (スコア:1)
あらゆるワールドミュージックをアメリカ合衆国が良くも悪くも貪欲に市場化してひともうけもふたもうけもした割り切りを関係者が価値共有して利用したらうまくいくかもしれませんね。どうなるかは様子見。二匹目のドジョウというか。
中国だけに (スコア:1)
歌詞の単語にもブラックリストがあったりするんだろうか?
Re:中国だけに (スコア:2, 参考になる)
もし反共産党的な歌詞の曲が人気を博したらどういう展開になるのだろう。
歌詞を書いた人間は地下に潜って、楽曲はP2Pで流通するのかな。
たとえば「くたばれ共産党!」的な妙に耳に残る曲が出てくるとか。
もし自分で熱唱したら言い逃れできないだろうが、ボーカロイドに歌わせれば
「勝手に俺のPC経由でアップロードされたんだ」と、一応匿名性が維持できているのがポイントなように思う。
外部のコンテンツなら遮断すれば済むけれども、金盾の内側で発生したコンテンツは、モグラ叩きなようなもので中国当局にとって管理が厄介だろうと思う。
中国国内でどの程度、匿名のP2Pが可能なのか、どなたか詳しい人、解説をお願いしたい。
#それとも政府側の中国ハッカーがさくっと一網打尽にするから、ネット上の地下活動は成立しないのかな。
Re: (スコア:0)
それはまあ、個人のボーカロイドアプリ、もしくはPC所有は違法、反体制的な作品を作った人間は死刑という事で。
中国ってそういう国。
まずは、ここから初めて欲しい (スコア:1)
MMD で、絵を作ってくれると、なお嬉しい。
作る人はいるのか (スコア:1)
記事に挙がった翻訳ブログを以前から読んでいますが、そこで知る中国オタクの様子からして、盛り上がるほどの曲が作られるか疑問です。
というのも、中国では学生は大学受験を目指しひたすら勉強をしているので、部活動や習い事は全然しないんだそうです。だから幼児の頃からの英才教育で音楽学校に進むようなごく一部を除いて、「ピアノやバイオリンを習っていました」とか「吹奏楽やバンドをやっていました」といった音楽的素養のある学生はいません。
そういう学生が大学に入って急にオタクとして目覚めるんで、消費するばかりで自分たちで作る方向にはあまり行かない、行けないわけです。
日本でのボカロの盛り上がりはニコ動を通じていろいろな「作る人」が現れたからだと思うので、作れる人の層がほとんどない中国では難しいんじゃないでしょうかねえ。
Re:作る人はいるのか (スコア:2, 興味深い)
1.YMO世代のテクノ流行、小室世代の打ち込み系の興隆
2.バンドブームとDTMの普及、MIDI文化の発生
3.著作権問題によるMIDI弾圧とDTMの衰退
と、個人でも音楽する気運がいい感じに圧力かけて抑えられてたところに
4.youtubeやニコ動みたいな個人の作品表現の場の発生
5.ボーカルの代行による「打ち込みによるオリジナル曲」の敷居の低下
が伴って爆発したムーブメントだと思うんだよね。
スタジオも借りずにボーカルも準備せずに「とりあえず女の子に歌わせれる」って音源が手に入った事で、ネタでも遊ばずにはいられない状態だったもん。
ロボ声でも変にプロを意識しないで「楽しんだ者勝ち」って雰囲気がボーカロイド初期の真骨頂だったし。
それは「動画」って媒体を介して「絵」だったり「3DCG」だったり、いい意味で「暇人共」を結びつけたんじゃないかな。
こういった土台が中国では事情が違うだろうけど、この日本独特なお祭り型ムーブメントに参加してくれるなら「ようこそ」と言いたいね。
中国ならではの「抑圧された」なにかからエネルギーを解放して、日本に見せてほしいよ。
Re:作る人はいるのか (スコア:1)
サンプル数少なすぎ
それだけで中国語るとはw
Re:作る人はいるのか (スコア:1)
「ちゅうごくごる」って何だ?
って一瞬思いました。
Re:作る人はいるのか (スコア:1)
基本、地道な作業だし、まずは金にもならんしなぁ。(笑)
だから、初手では台湾の P に期待してたりする。
機会があれば、日本人もカバーを量産しそうだし。
そういう意味でも、日本での発売ってのは、かなり重要なポイントになると思います。
Re:作る人はいるのか (スコア:1)
>部活動や習い事は全然しないんだそうです
つまり、日本での盛り上がりはゆとり教育の賜か~
Re: (スコア:0)
ゆとりより遥か前からピアノを始めとするお稽古はあるんだが。
むしろ、最近の方が少子化で不景気の上、学習塾に食われて減っているだろう。
# 昭和40年代なら、ピアノ、習字、ソロバンが御三家。
Re:作る人はいるのか (スコア:1)
いると思いますよ。公称だけで13億5千万人もいますから。
とにかく幅広くなんでもいる国です。
それにオタクへの前評判は高いです。
今までもボカロ関連動画もたくさん動画サイトに上がっていますし。
あと、豊かになった都市から習い事や外部のクラブ活動への参加なんかが徐々に出てきています(一種の豊かさを示すステータスでもありますが)。
まあでも、最初は香港などから出てきて、刺激されて大陸でもって感じかも。中華圏という意味で台湾やシンガポールからも。
Re: (スコア:0)
>だから幼児の頃からの英才教育で音楽学校に進むようなごく一部を除いて、
>「ピアノやバイオリンを習っていました」とか「吹奏楽やバンドをやっていました」といった音楽的素養のある学生はいません。
へえー、と思った。
芸術なんて才能のある一握りの人間にやらせておけば、
勝手に最前線を開拓してくれると思っていたクチなのだけど、
なんだかんだで裾野の広さって大事なんだなあと。
元コメントがどのくらい中国の実情に則しているか自分には分からないけれど、さすがは科挙の国って感じ。
Re: (スコア:0)
別に全ての国が同じような人材育成をする必要は無いだろうし、良いと思う。
文化的な部分を輸入に任せるってのは、以外と効率的かも知れん。
Re: (スコア:0)
>以外と効率的かも知れん。
何が効率的?
Re: (スコア:0)
「サブ」カルチャーという位ですし
メインストリームだけが文化じゃ無いと思うのです
Re: (スコア:0)
あんだけ数いれば誰かやるんじゃない?
儲かると思われれば投資も集まるから一旦伸びれば加速してもおかしくないとおもうよ
価格帯とあちらのGeek達の懐具合 (スコア:0)
>「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む の記事
リンク先よむと購入に躊躇する価格帯みたいですが、今時のチャイナギーク達の懐具合ってどんなものなんでしょうね?
翻訳された書き込みの一部みると、既に散在予定があるので買えません的な感じですが。
#なにこの二十一世紀のメガゾーン23
Re: (スコア:0)
オタクは世界共通というか。
同じです。
生活費を犠牲にしてでも使用用、保存用、布教用とか買ったり。
わざわざ日本から本物を直輸入したり。
真のオタクを極めることを目的にしたコミュニティの中では偽物を持ってる人は馬鹿にされるそうな。
初音ミク以上の新たなヒットは生まれるのだろうか (スコア:0)
戦略的には、どんどん初音ミクのライバルを増やしていくヤマハの現在の方針は正しいのかな。
もし次代の初音ミクが生まれずに、このままボーカロイド市場が先細りになったら(なんとなく、そうなりそうな気配が)、
みすみす金の卵を産む初音ミクの首を絞めたことになるのだけど。
自分のところの技術でクリプトンに利益を独占されてたまるかという気持ちは分からなくもないけどさ。
Re:初音ミク以上の新たなヒットは生まれるのだろうか (スコア:1)
そのヤマハの期待を背負ったのが兎眠りおんだったりしたんですが…
見事に空気ですな
#技術はあるのにヤマハってズレてるんだよなw
Re: (スコア:0)
兎眠りおんてはじめてみました。空気すぎですね。
ルカは結構聞きます。リンとレンはあんまり。
青い髪の人は知ってるけど名前がわからない。
Re: (スコア:0)
後発技術だから優れていないわけでもないだろうに、不思議だよね・・・。
Re:初音ミク以上の新たなヒットは生まれるのだろうか (スコア:2)
技術的な問題じゃなくて
「画」によって左右されているとしか思えないです。
でもそのことを指摘すると
なぜか食って掛かってくる人(ネット上で)多数。
Re: (スコア:0)
VY1はいい音源だと思うんですけどねぇ……
やっぱ絵か。絵なのかっ!?
Re: (スコア:0)
ライブラリやエンジンの性能は、V3の方が明らかに良いのだけれど、
初音ミクは他のと比べても未だに、低音以外は音色としてかなり良いし、
扱いやすい方だと思うよ。
V3がそれを引き離せるほどアドバンテージが無いだけで。
初音ミクはVOCALOIDのフラグシップでもあるし、
またそういう意味では新人VOCLOAD殺しでもあるから。
それと、その「画」は結構VOCALOIDの音色を表してもいると思うよ。
Re: (スコア:0)
「画」というよりブランドですな。
一度確立したブランドを突き崩すのは、そりゃあ難しいでしょう。
食って掛かられるのは貴方の見方が浅いからで、ブランドを気に入ってる人に
反発されるのは当然ですな。
Re: (スコア:0)
いずれにしろ音質が優れている(と少なくとも思い込んでいる)から支持されているわけではないと。
ファイルフォーマットのエンディアンの違いにまでこだわる人たちはどこ行ったんです?
Re:初音ミク以上の新たなヒットは生まれるのだろうか (スコア:1)
ありがちな意見ですが、技術的な優位=人気の差になるわけではないからでしょう。
技術は実現できる表現のバリエーションの裏付けという事になると思いますが、かなりブレイクスルーがあって、作品が出てノウハウがたまって
という過程を経ないと差が出てこないのでは。
というか、新しい技術ができたら初音ミクにも追加機能としてある程度フィードバックされるのでは?
#存在自体がホラー
Re: (スコア:0)
青い髪の人ってKAITO?(https://www.google.co.jp/search?q=KAITO&um=1&ie=UTF-8&hl=ja&tbm=isch&source=og)
赤い飲んべの人(https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&hl=ja&source=hp&biw=1448&bih=909&q=MEIKO)も
Re:初音ミク以上の新たなヒットは生まれるのだろうか (スコア:1)
積極的に数を増やしているのは、流行っているうちに、
よりたくさんの言語や音色の経験を得たいからかもしれませんね。
それにヤマハ(クリプトンもだが)はキャラクタ商売をしたいわけではなく、
新たな音楽市場の開拓な訳だから、多様性が生まれなければ、
開拓される市場も、限りあるものになってしまうでしょうし。
今のキャラクタ主導な部分は、いわばボーナスみたいなもので、
バブルな部分は除いて考えても良いのでは。
Re: (スコア:0)
数を増やして○○○48なんてスループを作るのが目的・・・
#なわきゃぁない(というかアルファベットが思いつかん)
Re:初音ミク以上の新たなヒットは生まれるのだろうか (スコア:1)
>スループを作るのが目的・・・
大航海時代ですね!