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IT

システム構築での「ヒヤリハット事例」ビデオ、恐ろしいと話題に 87

ストーリー by hylom
免許更新時に見せられるビデオみたいなものか…… 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

「重大な災害や事故には至らないものの、直結してもおかしくない一歩手前の事例の発見」を「ヒヤリ・ハット」と呼ぶらしいのだが、システム構築での「ヒヤリハット事例」を紹介する教育ビデオが恐ろしいと話題になっている(恐怖!ヒヤリハット事例ビデオを正視できないSEが続出)。

「テスト環境と本番環境が同じマシン上で稼働」「主系と従系を間違えて落とす」「データベースの不整合」「DBの上書き破壊」など、「実在の障害をモデルにした」という障害が多数紹介されたビデオらしい。確かにどれも実際に発生しそうなトラブルではある。適当にググってもそのようなビデオは発見できなかったのだが、どうすれば視聴できるのだろうか?

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  • by Anonymous Coward on 2013年10月03日 15時28分 (#2470902)

    そこで挙げられている例は少なくとも僕には、
    システム構築での「ヒヤリ・ハット」なんかじゃなくて
    システム構築での「重大な災害や事故」にしか見えない。

    • by Anonymous Coward on 2013年10月03日 16時23分 (#2470938)

      安全でいう「ヒヤリハット」は「労働災害(労働者の怪我)までには至らなかった事故」も含みますので、
      そういう意味では「実際の障害(外部に対する(?))にまでは至らなかった事故」だったら
      ヒヤリハットに相当するかな

      #どんな大きな事故も怪我人が出なければ労働安全衛生的には「ヒヤリハット」なんですね

      親コメント
      • よく言われるのが, 1つの重大事故の背後には9の軽微な事故が存在していて, さらにその背後には90の事故に至らなかったヒヤリ・ハットがある, ってやつですね.

        つまり事故っちゃったらお終い.

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        「実際の障害に至った事故」の事例から、その前段階の行為について、
        これは「障害に至る兆候である」と認識する事(気付くこと)がヒヤリハットでしょう?

        だったら、「実際の障害に至った事故」とその前段階の行為を教材にするのが正しいじゃないですか。
        ただし、今上がってるのは皆が事故事例が身に染みているために、
        ヒヤリハット時点(事故に至る前の時点)で、
        既に事故が発生したかのごとき幻痛に襲われてしまうと言う話で、

      • by Anonymous Coward

        「テスト環境と本番環境が同じマシン上で稼働」は、ヒヤリハット、
        「主系と従系を間違えて落とす」は、生き残った側だけで乗り切れたのならヒヤリハット、
        「データベースの不整合」「DBの上書き破壊」もめったに参照されない部分ならばヒヤリハットかな。
        どれも、完全に事故が起こっているとは言えないし、上記事例で障害なく乗り切った幸運者は
        いるんじゃないかな。

    • ビデオを見る側にとってのヒヤリハットなんでしょう。
      視聴者がヒヤリとしてるんだから、そういう意味ではたぶんよくできてる。

      社内でこのビデオを見て「え、何がまずいの?」みたいな顔をしてる奴がいたら、
      そっちの方がヒヤリハットかもしれないけどな。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2013年10月03日 15時44分 (#2470909)

      それなのにその障害がヒヤリ・ハットだと思っているから
      そんな事を起こすんでしょうね。

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    • by I-say (18650) on 2013年10月03日 16時04分 (#2470926)

      「ヒヤリ・ハット」じゃなくて「あばばばば・くあせふじこ」と呼ぼう

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      ほんとこれ

      やらかしそうになる手前の段階での「ヒヤリ・ハット」なのに、
      やらかしてんだから全然違うよね

    • by Anonymous Coward

      何とかなっちゃったら啓発にならないじゃん、

    • by Anonymous Coward

      自動車の教習所でヒヤリハットのビデオ見たけど、ちゃんと(?)事故ってましたよ。

      あれは、ヒヤリやハットの時点で、もうすでに手遅れになる事例がたくさんある、って趣旨でしょ。ヒヤリだけで済むのは運が良かったからで、実際の事故を防ぐためにはヒヤリとしてはいけない、ってことなんだから。

  • by Anonymous Coward on 2013年10月03日 15時55分 (#2470918)

    http://togetter.com/li/570871 [togetter.com]

    のコメントでご本人が言われていますが『某大手SIerが作ったビデオだそうで、外部には売ったりしていない』
    との事。

    残念なような、そうでないような

  • 既に事故った事例にしか見えないが・・・

    本番系しかないところってのはちょくちょく見るな。
    そのせいで本番系に負荷がかかると他の業務にも影響でたりとかあったりしたのは今となってはいい思い出だ。

  • ヒヤリハットではなく事故事例のデータベースですが、なかなか勉強になります。IT系は少ないけど。

    失敗知識データベース [sozogaku.com]

  • やらかす前の段階で事故を予測する訓練は「危険予知訓練(通称:KYT)」です。
    ヒヤリハットは,どちらかというと起きちまった事例から学びますので,
    本例はヒヤリハットの教材であることは間違いありません。

  • by Seth (1176) on 2013年10月03日 16時28分 (#2470942) 日記

     これが一番のひやり・はっと(走召糸色木亥火暴)

    --
    "castigat ridendo mores" "Saxum volutum non obducitur musco"
  • by Anonymous Coward on 2013年10月03日 16時43分 (#2470948)

    「自分もやらかすかも知れない(胃がキリキリ)」といった感じで正視するのが辛い人は,大丈夫だと思う。

    「事例がバカすぎる、くだらなさすぎる、自分がビデオの中に入って問題をさっくり片付けて帰りたくなる」といった感じで正視するのが辛い人は、ちょっと心配。

    • by Anonymous Coward

      後者の奴なんかいるの?

      • by Anonymous Coward on 2013年10月03日 19時44分 (#2471093)

        後者の人が解決してくれるとは書いていないので、いきなり正義のヒーロー気取りで現場に登場
        権力を笠に着て現場をかき乱すだけかき乱して、最終的に大惨事という2011年3月くらいに
        福島のとある発電所でおきた、いまだ解決していないあの事故のパターンかな、と

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        いるいる
        仕事しててと気づかないなら、採用からちゃんと漏れて組織から排除されている素晴らしい人事か、自分がそうだってこと

    • by Anonymous Coward

      アサインされたプロジェクトの慣習/空気、無茶な予算/要求/納期/計画/メンバー、大人の都合、政治的な都合、その他等等により、
      同じような状況になる事が十分に考えられるから、明日は我が身なんでしょう。

    • by Anonymous Coward

      やらかすかもしれない、じゃなくてもうやらかした人はトラウマが甦って泡吹いてますね。

  • by SteppingWind (2654) on 2013年10月03日 17時38分 (#2470994)

    「こんなこともあろうかと」

    というのをどこまで事前に予想して組み込んでおけるか(あるいは許容できる範囲を見きるか)というのが, システム設計における力量の差になるわけで.

    • by Anonymous Coward on 2013年10月03日 18時31分 (#2471048)

      ちがうちがう。
      「こんなことがありました」と言う報告がヒヤリハットの肝ですよ。
      それで、重大災害に至る可能性もあったからみんな気をつけましょうね、っていう。

      無事だから無かったことにするとか、やばかったけど揉み消すとかやってると、
      そういう330回の事例の内の1回はどうにもならない大災害になるぞっていう。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2013年10月03日 21時27分 (#2471156)

    これって発注側にこそ見せるべき内容だと思うなあ。
    「お前らがカネをケチるとこういう事が起きるんだぞ」「今までは『たまたま』起きなかっただけなんだぞ」と。
    引用元の映像のような状態というのは、その大半が「予算が無い」「時間が無い」に帰結する問題なので、
    カネの出所となる人達にこそ、こういう啓蒙は必要かと。

  • by Anonymous Coward on 2013年10月03日 15時24分 (#2470900)

    やめろ、やめるんだ

    やめてください;;

    // そんなビデオ見せられたら心臓押さえて退出するわ

  • by Anonymous Coward on 2013年10月03日 15時47分 (#2470911)

    先任から引き継ぎが終わってちょっと経った頃

    計画停電でサーバを止めたらDBサーバーのHDDがクラッシュして

    中身をあけてみたらRAID1のはずがいつのまにか片肺になってたとか
    リカバリしようと思ったらバックアップが数年前のデータだったり
    リモートバックアップが動いてなかったりと阿鼻叫喚な事態に

    2chにはメンテが長いからHDDとんだんじゃ?とかかかれるし
    データ復旧業者に見積もりもらってきて!と頼んだらそのまま依頼してきちゃったりと散々だったけれど

    何とか復旧した苦い思い出

    再起動~と別マシトと間違えてサーバを再起動した揚句
    RAID1のはずがHDDが両方とも物理的に故障したことも…
    (なんかHDDを取り外してきてもってくるとカチコチカチコチいってたり

    りかばりなんてだいっきらいだ!

    • by Anonymous Coward on 2013年10月03日 17時26分 (#2470982)

      いや、ちゃんとうごいてたんですよ、自動バックアップは
      なんか時間がかかるなとは誰もが思っていましたが、正常終了だったし。

      で、ある日、HDDが壊れたら、バックアップデータが一年半ほど前のもの
      しかたなく、大枚かけて、やっと復活させて、中身を確認したら、なんか、得体の知れないディレクトリがある。
      さらにしらべてみたら、どうも、HDDのバックアップ先が、同じHDDのサブディレクトリになっていたようで。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2013年10月03日 16時45分 (#2470951)

    客先某所で3台で構成されたRAID1のHDDのうち1個が不良なまま運用されてるのがあったな…
    数年来更新されてなかったと思うけど今は無事入れ替わったんだろうか

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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー

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