米政府の医療保険サイトで障害が続く、「IT史に残る大災害」とも言われる 113
ストーリー by hylom
専門家以外が口を出すと良くないという例? 部門より
専門家以外が口を出すと良くないという例? 部門より
taraiok 曰く、
オバマ政権の医療保険制度改革(通称オバマケア)の一環として1日に開設した保険ポータルサイトで、利用者登録ができないなどの障害が続いているそうだ。政府は11月下旬までにトラブルの解消を行うと発表しているが、予定通りに修正・復活できるかは不明だ。これに対し、「小さな政府派」のコメンテーターで知られるGlenn Reynolds氏は「人を月に送るほどの大きな政府が、なぜ簡単なWebサイトの提供ができないのか?」とオバマケアとアポロ計画を比較する形でオバマ政権に強い批判を行っている(USA TODAY、Yahoo! Voice、産経、本家/.)。
いっぽう、SF作家のMark Whittington氏はこれについて、オバマケアはそのプロジェクトを大統領のコントロール下に置こうとしたのが間違いだったと述べている。アポロ計画では政府はスポンサーと見落としのチェックに徹し、どう月旅行を成功させるかについては、NASAと航空宇宙産業の技術者に任せられていた。しかし、オバマ大統領はオバマケアを健康管理と経済学などの専門家に任せず、オバマ大統領のコントロール下に置こうとした。その結果、オバマケアはIT史に残る大災害を引き起こすことになったと述べている。
大袈裟すぎる (スコア:5, すばらしい洞察)
Re:大袈裟すぎる (スコア:2)
Re:大袈裟すぎる (スコア:1)
アメリカでは民間のド腐れ健康保険会社が強力なロビー活動や「公営健康保険は共産主義者による策略」とまでFUDして潰そうとしてますんで、この程度のトラブルを持って「致命的に酷いシステム」みたいに宣伝してるんですね。
世界トップクラスの先進医療技術を持っているアメリカが、なぜ平均寿命が主要国の中でもかなり悪い位置にあるのかというと、不健康な食生活というのもありますが、最大が健康保険サービス会社が医療業界を握ってるからですよね。
医療保険会社が治療方針を決めるので、必要な処置が受けられずに死んじゃうケースが多い。
その地位保全のために何でもやります。
そんなアメリカの腐れ健康保険サービスが、TPPを経て日本の健康保険組合を潰して日本にも入ってくるのではないかと危惧されています。
Re: (スコア:0)
そもそもアメリカローカルで、さらに特定サイトが混雑したってだけだからねぇ。
IT史に残る大災害というなら、せめて登録者の個人情報全流出とか、ここから政府系サイト大量クラッキングぐらいまで拡大してくれないと(おぃ
サイト開設日は10月1日(1か月前) (スコア:5, 参考になる)
タレこみのタイミングなので仕方ないことだと思いますが、
オバマ政権の医療保険制度改革(通称オバマケア)の一環として1日に開設した保険ポータルサイト
というタレこみ文の1日とは、10月1日のことです。
つまり、およそ1か月の間、アクセスしずらい・エラーが出るという状況が改善されていません。
10月30日の公聴会で厚生大臣が「技術的な問題を11月末までに解決する方針」を示したくらい、後手に回っています。
なぜ混乱しているかというと、およそ以下の2点があげられます。
・オバマケアにより、来年(2014年)1月から個人に保険加入が義務づけられ、3月末時点の無保険者には「罰金」を科される
・オバマケアの開始後も、現在の任意保険加入者はそのまま加入し続けられるとされていたが、
オバマケアによって医療保険の「必須サービス」が既定されたため、保険料の増加や解約を迫られている
Re:サイト開設日は10月1日(1か月前) (スコア:2)
ここいらへんについて、たとえば独身男性や高齢夫婦であっても妊娠治療の項目が必須だったりで、反対派のブログなどでは
という例えで説明していますね。実際には「注文しない罪」ではなくて「レストランに行かない罪」に等しい事になるわけですが。
Re:サイト開設日は10月1日(1か月前) (スコア:2)
妊娠・出産は病気よりは自由意志による選択の占める割合が多いので、それを踏まえて保険でカバーされるべき事なのか、という論点はあると思います。ただ、世界的にみて妊娠・出産をカバーしない保険制度は珍しいのではないかとt思います。日本でも国民健康保険の対象ですよね。
保険をレストランでの食事と対比するのは、保険の本質を見誤っていると思います。レストランでの食事と違い、将来必要になる医療費は一人ひとりについては前もっては分からないので、充分大きな母数をすることで医療費を予測可能なものにしよう、というのが保険の本質です。レストランの食事にはこのような不確実性はありません。
また、ACA(オバマケア)では日本の国民健康保険と異なり、保険の提供者は民間企業です。なので、既に病気になって医療費がかかると分かっている人を引き続き保険の適用対象にするためには、病気になっていない人も保険料を払ってもらわないと制度がなりたちません。国民健康保険で加入者が任意に脱退・加入ができるような状況を想定してもらえばわかると思います。
そういった事を全て理解した上で、それでも医療費は全て個人の責任であるので、政府は愚行権も含めて個人の自由意志を尊重し、保険に入らないでおいて病気になった人は寄付に頼るなり路傍で力尽きるべきだ、という議論もありますが、既に国民皆保険制度になっている日本では、そういった意見は少数派だと思っていました。
Re:サイト開設日は10月1日(1か月前) (スコア:1)
もちろん、若者が将来子供を持つつもりになった時には妊娠治療を含むパッケージに切り替えるわけです。また、すでに子を増やすつもりはない高齢者夫婦にとっては明らかに不要であり、『子供を作らない』と決心した時点で妊娠治療を含まないパッケージに切り替える(あるいはオプションを解除する)事になります。その分妊娠治療オプションやそれを含むパッケージは割高になるわけですけれど、そこは「妊娠治療の保険料は妊娠治療オプションを選んだ人間たちが支払う」という考え方です。
大げさに言えば、「子供を作るかどうかの自由意思」を連邦政府に無視されて税金同然に(罰則付きで)保険料を取り立てられる、という感じでしょうか。それを是と思うか非と思うかはそれこそ人それぞれなわけですが。
オバマケアはパッケージの最低限の基準が大きすぎ、保険料が割高になりすぎるのが問題という考え方です。フルコースミールのたとえと同じ記事に書かれていた例ですが、
とあり、そもそも医療保険のシステムが成り立たなくなる可能性もあるのではないかという話です。
書いていませんでしたが、ブログ記者の方はアメリカ在住です(保険料もアメリカの保険会社に払っています)。これは先に書くべきでした。
Re:サイト開設日は10月1日(1か月前) (スコア:2)
「オバマケアはパッケージの最低限の基準が大きすぎ、保険料が割高になりすぎる結果、医療保険のシステムが成り立たなくなる可能性もある」との事ですが、僕の理解の範囲ではそのような批判はあたらないと思います。
実際の最低基準 essential health benefits [healthcare.gov]を見てみると、救急車による病院への搬送、救急医療、入院、出産と新生児医療、精神病治療、薬物治療、医薬品、リハビリ治療及び医療器具、病理検査、健康診断、慢性病の治療、小児治療とあります。 項目の分類の仕方が異なって一概には比べられないものの日本の国民健康保険の内容 [wikipedia.org]と比べて豪華でしょうか。僕はそうは思いません。
例えば日本では歯科治療は保険適用の範囲内だと思いますが、アメリカの保険では眼科も歯科も健康保険の適用外で [newsworks.org]、別途の保険(という名のついたクーポン制度)に加入しないといけません。一方、薬物治療というのはいかにもアメリカ的で、個人的には妊娠・出産よりもこっちのほうがよっぽど自己責任なんじゃないの、という気もします。日本では薬物治療は保険の適用になるのかな...。
また、自己負担割合については最低基準はない様子です。「パッケージの最低基準」の実感においては適用範囲よりも負担割合のほうが大きな要因ではないかと思います。私はカリフォルニア在住なのでカリフォルニアで加入できるプランを調べてみると、自己負担割合4割といったプランもあり、3割負担のプランでも、「$50+残りの3割」負担といったデザインが普通で、実質の自己負担額は日本の国民健康保険よりも大きくなっています。すなわち平均の保険料はその分国民健康保険よりも小さくなっているはずです。
保険会社がなんで現在の個人契約の保険を解約しているかというと、今までの保険が最低基準のどれかを満たしていないからです。例えばいまの契約に薬物治療が入っていなかったらそれを別なプランに改めないといけないという話ですから、「医療保険制度が成り立たなくなる」とか無保険者が大量発生といった大げさな話ではなくて、もっと瑣末な契約更改という話ですよね。 ただ、人間どうしても遠い将来の給付金の増加よりも目先の保険料負担が気になってしまうもの。多くの人にとって保険料があがるとしたら、オバマケアに対する支持に政治的な影響があるのか、そこが注目されます。
なお、オバマケアの一環として持病のある患者の保険加入を拒否することはできないことになっているので、「持病のある患者の保険加入を保証する契約をすべて取り止める」というのは何を指しているのかわかりません。ソースがあれば教えてください。
背景の1つに、予想以上の申し込み数があるらしい (スコア:5, 興味深い)
一応ITに席を置くものとして、想定外という言葉は使った時点で負けとは思うけど。
ただ一概にこの件を単なる不手際と断ずるのはどうかとも思う。
実際のところ、いわゆる開設時の一時的なアクセス数の増加というだけでなく
オンライン・オフライン含めて、オバマケアの開始を待ちわびていた市民からの
申し込みは想定外の規模で殺到しているらしい。
これはオバマケアに反対していた共和党も驚く数字で、先週以前の政府施設閉鎖
(これはオバマケア見直しを求めて予算を人質に取った行動だった)といった悪手も影響して、
共和党の中でも急進的な反オバマケア陣営(いわゆるティーパーティ等)の支持率が今、急速に下がっているそうな。
瞬間的な負荷によるサーバーダウンならまだしも継続的な負荷が想定外で続くとなれば
ハードの見直しから細かいソフトウェア側の同期処理ひとつひとつに至るまで
かなり手を付けないといけないだろうと想像はつくので、であればこの事態も已む無し、と言えなくもない。
ただしいずれにせよ想定の甘さがあったことは確か。
なので追い詰められている反オバマケアの人たちは、なんとか挽回しようと、ここぞの敵失に追求の手を強くしている。
そういう背景の記事だと思えば理解は深まるんじゃないでしょうか。
Re:背景の1つに、予想以上の申し込み数があるらしい (スコア:2)
どうやったらこうも偏って間違った情報を鵜呑みする事になるんだ?
「オバマケアの開始を待ちわびていた市民」とかリベラルの斜め上の妄言の受け売りだけでなく、例えばCBSのこの報道 [cbsnews.com]とかにも目を通したら?「9月の下旬に行った200人の職員を使ってのテストでサイトは完全にクラッシュし、開設するまで何度もテスト繰り返したが毎回クラッシュして一度も使い物にならなかった」という事実が暴露されてるんだよ。「予想以上の申し込み数」って何?数十人程度を予想していたの?
しきい値 1: ふつう匿名は読まない
匿名補正 -1
Re:背景の1つに、予想以上の申し込み数があるらしい (スコア:1)
http://www.people-press.org/2013/10/16/tea-partys-image-turns-more-negative/
こんな記事を見つけました。
ティーパーティーの過激な主張と、アメリカの人種構成の変化で、共和党が長期的に凋落傾向にある、という解説も去年よく見かけました。
ひどい (スコア:2)
>健康管理と経済学などの専門家に任せず、オバマ大統領のコントロール下に置こうとした。
>その結果、オバマケアはIT史に残る大災害を引き起こすことになったと
ITで障害が起きた話なのに「など」扱いされてしまうのか…
IT史に残したいなら (スコア:2)
WWWを落とすくらいやってもらわないとな~。
Webサイトにアクセス出来ないことがIT史に残る大事件なら、毎日IT史が更新されておいつかなくなるわ。
Re:IT史に残したいなら (スコア:1)
IT史に残るほどの大規模プロジェクトで災害が起きた=「IT史に残る大災害」…と脳内補完してみては?
それでも残るのはアメリカ大統領史であってIT史じゃあないけどナ
#つーか、ただのトラフィック増大が史上的出来事ならモリスワームは宇宙的恐怖で核電磁パルスは地球破壊爆弾、サイバー軍は巨神兵の群れということになるんだが…
unix板か (スコア:2)
Oracle、Red Hat、Googleの社員が、窮地のHealthcare.gov修復に手を差し伸べる [techcrunch.com]
Re:unix板か (スコア:1)
主演ブルース・ウィリスで映画化。
人の上に立つって大変 (スコア:0)
オバマ大統領はオバマケアを健康管理と経済学などの専門家に任せず、オバマ大統領のコントロール下に置こうとした。その結果、オバマケアはIT史に残る大災害を引き起こすことになった
菅直人…
それはともかく、上に立つって大変だよね。幸か不幸か、僕は人の上に立つことはそんなに無いけど、自分で解っていても、手は出さない、口は出さない、部下に任せるって…。プログラマの流儀とは全然ちがうよなあ。
Re:人の上に立つって大変 (スコア:1)
いや、そこをあえて部下(後輩)に任せないと出世はできないのですよ。
なんかだんだんとアメリカが日本の病を受け継いでいっているような・・ (スコア:0)
専門家以外が口を出すと良くないという例
日本だと専門家以外であるはずの上司(COBOLならわかりますレベル)とか、他の部署の上司(プログラム経験ゼロ)とかが、ソースコードのレビューにまでちょくちょく口を挟んできて、余計な仕事を増やしまくっていたりしますが、アメリカも日本と同じ道を歩もうとしているのでは・・・・・
Re:なんかだんだんとアメリカが日本の病を受け継いでいっているような・・ (スコア:1)
オバマが口を出さなきゃオバマケア自体が存在しなかったんだけどな。
もっともオバマケアは国民皆保険ではなく健康保険の検索サービスみたいな話のようだけど。
このトピック全体がよい見本 (スコア:0)
このトピック全体が
「よくわかってないのに適当にわかった風な態度で口を出す」
のよいお手本ですわな
Re:このトピック全体がよい見本 (スコア:1)
いえ、スラド全体がそうでしょ。
よくわかってないと何も言えない専門的な内容だと
20以下のコメントしか付かない。
だからこそ編集者はどうでもいいネタを登録し
えらい人はいなくなってしまうというだめフィードバック。
Re:このトピック全体がよい見本 (スコア:1)
LinuxカーネルやBSDの話題でてもさっぱりだよね、最近は。もう採択もされないし。
技術的でなないことが盛り上がってる。
そのこと自体は特に悪いとも良いとも感じないけれど、自覚がないんじゃないかというのは気になる
it黒歴史的続報予想 (スコア:0)
あめちゃんなので斜めとかには行かないはずなので。
順調にクラックされる→色々抜かれたり改竄される→紙中心の事務処理に戻る→新規システムで再開(走召糸色木亥火暴)
"castigat ridendo mores" "Saxum volutum non obducitur musco"
良い人材は、googleやらamazonに取られて (スコア:0)
残った出がらしPGがシステム開発(SI)して、修羅になったとみた。
Re:いい気味だ (スコア:5, 興味深い)
医学書院/週刊医学界新聞(第3021号 2013年04月01日)
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03021_07 [igaku-shoin.co.jp]
〔連載〕続 アメリカ医療の光と影 第242回
タイム誌史上最長記事に見る米国医療事情(1)
1)非ホジキンリンパ腫(42歳男性)
世界でも有数のがん診療施設として知られるMDアンダーソンがんセンターでの治療を求めたところ,初診料4万8900ドルの前払いを要求された上,初回の治療についても,3万5000ドルの前払いを求められた。うち1万3702ドルはある抗がん薬についての請求額だったが,ブリルの取材によると仕入れ価格は3000ないし3500ドルにすぎず,約4倍の価格をつけて患者に売りつけたのだった。
保険:1日2000ドル当たりの病院費用をカバーする格安保険(保険料毎月469ドル)に加入していたものの,MDアンダーソンは「その手の格安保険は扱っていない」と無視した。
2)胸痛(64歳女性)
胸痛で救急外来を受診,3時間後に「消化不良」との診断を得て帰宅した。後日,病院・医師・救急車会社から計約2万1000ドルの請求書が送りつけられてきたが,うち,PET/CT検査代が約8000ドルを占めた。公的高齢者保険(メディケア)だったら554ドルしか支払わない検査だった。
保険:失業中で無保険だった。
3)転倒後外傷(62歳女性)
自宅近くで転倒後救急外来を受診,後日9418ドルの請求書を受け取った。うち,頭部・胸部等のCT検査代が6538ドルを占めたが,メディケアの支払い額825ドルと比べ約8倍も高い額を請求されたのだった。
保険:職場を通じて加入していた保険は,受診一回当たり2000ドルしかカバーしなかったため,7418ドルが自己負担となった。
4)腰痛日帰り手術(30代男性)
慢性腰痛に対し,電気刺激装置埋め込みの日帰り手術を受けたところ,病院から8万6951ドルを請求された。うち4万9237ドルが電気刺激装置の価格だったが,ブリルの取材によると仕入れ価格は1万9000ドル以下と推定された。
保険:職場を通じて加入した保険は給付限度額を「年6万ドル」と定めていた。手術を受けた時点ですでに約1万5000ドルの給付を受けていたため,保険で支払った約4万5000ドルとの差額,約4万ドルが自己負担となった。
5)肺がん(年齢不詳男性)
診断後11か月で亡くなるまでの請求総額は90万2452ドルに達した。ICU室料1万3225ドル/日,重症患者用病室使用料7315ドル/日等に加え,滅菌ガーゼ(一箱77ドル)・ナイアシン錠剤(一錠24ドル)等の細々した物品・薬品費が積み重なって莫大な請求額となった。
保険:診療費は給付限度額の5万ドルを大幅に上回ったため,大半が自己負担となった。
6)肺炎(50代男性)
肺炎で32日間入院,請求額は47万4064ドルに達した。細々と請求品目が羅列された請求書は161ページに及んだ。
保険:加入していた保険は,給付額を「年10万ドル」と制限していたため,約40万ドルが自己負担となった。
アメリカはまず,医療費の適正化をすべきだよねえ。 (スコア:3)
何だか読んでるとよく分からなくなってくるけど,
1ドル100円として読むと背筋が寒くなるよね。
6の肺炎で1カ月入院すると5,000万円ってすげえよな。
先日,胆嚢ポリープの定期検査に行きましたが,
当日検査・診察で3割負担で1800円。
全額負担でも6000円ですね。
もちろん,日本の保険制度上,検査などの価格上限が決まっているから
仕方ないのかもしれませんが,アメリカだとその軽く10倍は取られそうです。
アメリカの場合,
今の医療機関の医療費が適正かどうか,そこから攻めるべきで,
皆保険はその後のような気がします。
今の医療費のままだと,単に病院を儲けさせるだけのような気がします。
Re:アメリカはまず,医療費の適正化をすべきだよねえ。 (スコア:2)
まあ,アメはほんとの意味での
自由競争社会ですから,そこいらは自分も承知で
そういう状態が前提で,
いわゆる国民保険的なものを進めるのは無理臭くないですかねー,
ということなわけで。
ただまあ,日本の場合は,
人工ひざ関節の手術費用が10万円とかアメ以上に異常だからなー。
これを見習え,という気にはなれない。
Re:アメリカはまず,医療費の適正化をすべきだよねえ。 (スコア:1)
北海道に住んでてJR北海道が嫌だからってJR東海を代わりにはできないだろ。
地域独占の状態で競争が成立すると思ってんの?
Re:アメリカはまず,医療費の適正化をすべきだよねえ。 (スコア:1)
君は喩え話が何を喩えているのかも読めないのかな?
# それに倣うなら、その地域にある病院の代わりは何だと思う?
Re:いい気味だ (スコア:2)
これが潰れると、憲法25条に基づいて税金の支出が大変になるので、絶対に必要です。
憲法25条が改正されるなんてことは、憲法9条が改正されるよりはるかにない。
Re: (スコア:0)
無保険で莫大な請求額を見て、打ち震えるがよい。親を通院させていると、保険でこれだか安くなっているんだと、ありがたい証明が見られます。実際、海外旅行で病院にかかると悲惨な請求書がきますし、支払能力が無いと認識されるともっと悲惨ですしね。
Re: (スコア:0)
それが嫌な人は任意で保険に入ればいいでしょ。
私は任意だったら入らない健康保険に強制的に加入させられてるもんだから
私の被扶養者は必要もないのにしょっちゅう病院行って
飲みもしない薬を大量にもらってきてますよ。
で、大した金額じゃないから私にはそれを叱るインセンティブもないの。
正気の沙汰じゃないね。
Re:いい気味だ (スコア:1)
この場合指摘すべきは「自分が入ってなかった場合」ではなく「トラブルが起きた時、自分以外の誰かが入ってなかった場合」でしょう。
自分が入ってなくて自分にデメリットがあるのは当然なのだから。
例えば自分は入っていても親や配偶者(の親族)や自分の子供が入ってなかったケースとか。
小さい会社に勤めてるが社長が(略)で倒産しちゃった、とか(ちょっと離れすぎか)。
Re:いい気味だ (スコア:1)
>皆保険制度のある日本の平均寿命はアメリカよりも長いんだから、皆保険は必要だと思うよ。
キューバは皆保険制度があるけど平均寿命はアメリカより短いから、皆保険制度がない方がいいかもよ。
Re:いい気味だ (スコア:1)
世界銀行のデータ [google.co.jp]によると、2003年以降では、キューバの方が平均寿命が長いみたいですけど。
# 男性に限って言えば、ここ50年近くキューバの方が上のようですが。
Re: (スコア:0)
実際、海外旅行で病院にかかると悲惨な請求書がきます
念仏みたいにこれを唱える奴が多いけど、こういうこと言う奴って海外旅行行ったことのないしったか君でしょ。
普通は出国する時点で、その旅行期間の間だけ適用される保険に入って旅行に行くもんだ。
保険は事前じゃなく、空港の中でさえ入れるしな。
海外で病院にかかって云々ってのは、それに入らずに旅行に出かけた奴が自爆しただけの話。正に自業自得。
何も知らん癖にしったかでモノ語るなよ。
Re: (スコア:0)
>普通は出国する時点で、その旅行期間の間だけ適用される保険
あれって、傷害保険であって病気には使えませんよ。
Re:いい気味だ (スコア:1)
そうでもないよ。名目は傷害保険となっていたとしても、治療費の支払いもセットになってる事が多い。
例えば空港によく立ってるAIUなんかの場合、標準のプランは疾病治療費も出る。
そもそも、保険ってのはオプションを売れば売るほど儲かるんだから(そうなるように保険料設定しているから)、標準だと(要らんようなもの含め)いろいろ付けてるわけで。
例えばAIUのページで保険に加入してみようとしてみれば一目瞭然。フリープランにして外そうとしない限り、ほとんどの項目で補償が効くようになっている。
#その分保険料は高い。
あとはクレジットカードなんかに付いている海外旅行保険なんかでも、疾病治療が入ってるもの多いしね。まあこちらの方は、空港やら旅行会社やらで販売してるものに比べると疾病治療を含まないものの割合は増えるけど。
Re: (スコア:0)
最近は病気にも使える保険もありますよっと。
Re: (スコア:0)
あるけど、全てに適用されるわけではないしそもそも現時点(2013年7月まで)では利用者は非常に少ない。
Re:いい気味だ (スコア:1)
「非常に少ない」って、ソースは?
むしろ旅行保険は「病気にはかけろ」が常識だと思っていたが。
盲腸ひとつでン十万以上がポンッと飛ぶし、滅多に発生しないけど自力では回避不可能だから。
#疾病保険は歯には適用されないが、これは自分で回避可能というのもあるんだろうな。
Re: (スコア:0)
ネット系で一番安すかった海外旅行保険に入りましたが、特に練った訳じゃありませんが、総合的な物でした。
逆に補償額を削っても数百円しか変わらなかったので、「良く出来てるな」と思ったのを覚えています。
(保険金や補償額、契約できる範囲は、旅行先や期間で異なります)
帰国時カゼをひいてしまい、あまりに辛かったので入国後そのまま成田空港にある病院(すみません、名前忘れました)に駆け込みましたが、旅行保険を使いました。
これは、被保険者ー病院間のWin-Win臭さを感じましたが、一銭も払わず書類にサインして帰路につきました。
ひょっとしたら、次の契約時に何かのペナルティが有ったのかもしれません。
Re:いい気味だ (スコア:2)
大概は保険期間が出入国の時点ではなく、家から出て帰るまでの間の保障だと思いますから
保険が適用できる内容であれば問題ないですよ。
自動車保険のような事故による等級というのもありませんし。
Re: (スコア:0)
自由競争で安く良い医療が受けられるといいのにね
Re: (スコア:0)
でもね、自動車保険でよくある「走行距離が○○km未満の方のみ」みたいな条件がついちゃうんですよね。
家系に心臓疾患が多いと保険料高いとか、下手すると加入拒否とか。
そういう選別を禁止する方法があるなら、民間保険に全部頼ってもいいとは思うのですけどね…。
米国の保険会社は、遺伝子検査でリスクを判定しようとすらしてますからね。ちょっとヤバい感じ。
Re: (スコア:0)
作品をそのまま鵜呑みにする気はありませんが、その実態を描いたのがマイケルムーア監督の「シッコ」だと思います。
Re:SF作家のMark Whittington (スコア:2)
タレコミのYahoo! Voice [yahoo.com]にある名前欄をクリックするとプロフィールに一応著作のタイトルが出てますね。
Mark Whittington's Contributor Profile - Yahoo Contributor Network - contributor.yahoo.com [yahoo.com]
タイトルから伝っていくとそれなりにあるみたいです。
Books by Mark R. Whittington [amazon.com]
そもそも、SF作家にどや顔でコメントされてもなぁ。
これについては同意。
Re:SF作家のMark Whittington (スコア:1)
その人本家記事のタレコミ人ですね。
日本語記事だと Mark Whittington 氏が述べたことになっている後半部分もほぼ USA Today のコラムの内容のままです。
(言い回しが簡潔化されて文章量は圧縮されていますが)
多分元の記事の「Mark Whittington writes」の部分(/.Jだと「~曰く」の部分)が自動翻訳か何かの過程でくっついちゃって(/. の記事欄は「<div>《タレコミ人の名前》曰く<i>記事本文</i></div>」という形になっているので)、記事全体が「Mark Whittington が "~" と書いた」という形になっちゃったんだと思います。実際Google Translateを通すと記事部分がそんな感じになりますから。