企業におけるOffice 365導入率、Google Appsを上回る 32
ストーリー by headless
逆転 部門より
逆転 部門より
クラウドアクセスセキュリティーブローカー(CASB)を提供するBitglassの調査によると、企業におけるOffice 365の導入率がGoogle Appsを上回り、クラウドベースのオフィス生産性ソフトウェアスイートでシェア1位になったそうだ(プレスリリース、
Neowinの記事、
ZDNetの記事)。
調査はクラウドベースの自動化されたシステムでトラフィックを解析したもの。サンプルサイズは2014年の8万社から2015年は12万社近くに増加しているとのこと。クラウドアプリケーションを生産性スイートとして使用する企業の割合は2014年の28%から48%に大きく増加。Google Appsの導入率は16.3%から22.8%に増加したものの、昨年は7.7%だったOffice 365が大幅に増加して25.2%となり、Google Appsを逆転した。
Google Appsは従業員500名未満の企業で導入率22.8%となり、21.4%のOffice 365を上回っているが、500名以上の企業では21.9%で、34.3%のOffice 365に大差をつけられている。従業員1,000人以上の規制産業ではOffice 365が30%(2014年は5%)、Google Appsが15%(同5%)、公開企業ではOffice 365が34%(同9%)、Google Appsが22%(同12%)となり、それぞれ大幅に増加している。
今回の調査は主に北米の企業を対象としたものだが、BitglassではEMEA(欧州、中東、アフリカ地域)およびAPAC(アジア太平洋地域)の企業6,000社を対象とした調査も実施。APACではOffice 365が36%、Google Appsが25%の計61%。EMEAではOffice 365が42%、Google Appsが17%の計59%となっている。
調査はクラウドベースの自動化されたシステムでトラフィックを解析したもの。サンプルサイズは2014年の8万社から2015年は12万社近くに増加しているとのこと。クラウドアプリケーションを生産性スイートとして使用する企業の割合は2014年の28%から48%に大きく増加。Google Appsの導入率は16.3%から22.8%に増加したものの、昨年は7.7%だったOffice 365が大幅に増加して25.2%となり、Google Appsを逆転した。
Google Appsは従業員500名未満の企業で導入率22.8%となり、21.4%のOffice 365を上回っているが、500名以上の企業では21.9%で、34.3%のOffice 365に大差をつけられている。従業員1,000人以上の規制産業ではOffice 365が30%(2014年は5%)、Google Appsが15%(同5%)、公開企業ではOffice 365が34%(同9%)、Google Appsが22%(同12%)となり、それぞれ大幅に増加している。
今回の調査は主に北米の企業を対象としたものだが、BitglassではEMEA(欧州、中東、アフリカ地域)およびAPAC(アジア太平洋地域)の企業6,000社を対象とした調査も実施。APACではOffice 365が36%、Google Appsが25%の計61%。EMEAではOffice 365が42%、Google Appsが17%の計59%となっている。
すごいですね (スコア:4, 興味深い)
Office のサイトライセンスが切れたタイミングが今なんですかね?
Re: (スコア:0)
WindowsXPのサポート切れでExchaneと組み合わせてた所の
リプレースも結構あるんじゃないかな
Re:すごいですね (スコア:1)
どちらかというと2003 Serverが切れてExchangeとかSharePointの維持がめんどくさくなってとか有りそう。
# オフラインでも安心なデスクトップ版Officeのライセンスも契約によって付加可能な点も重要なポイント
Re:すごいですね (スコア:1)
うちもそんな感じで移行しました。
移行時には色々とトラブルがあって、担当者は大変だったようです。
今でも一部のアカウントでメールサーバーに接続できなくなるトラブルが稀にあります。
オンプレの方が良かったな。
宣伝キャンペーン実施中 (スコア:3, 興味深い)
Gigazineの記事だとOpenOfficeとの比較になっていますが、日付が近いのも考えると
Office 365の宣伝キャンペーンを色々やっているという事ですね。
OpenOfficeのシステムを導入した時の費用と元に戻すまでの運用期間から算出したのが約80%という数字。これをどう見るか。
システム導入にも元に戻すのにもそれなりの費用がかかるので、
より保守的なプランが評価される可能性が高いのも確かですね。
Re: (スコア:0)
運用コスト払わんだけだし大丈夫(いろんなとこ)
Re: (スコア:0)
問題解決作業という人件費による運用コストなので、
コレを払わないってことは就業時間内に空き時間が残ってるか、違法サビ残が前提ということか。
新規顧客を獲得したわけじゃない気が (スコア:2)
MS Officeを使っているところ、というくくりで見ればどうなのかが気になるね。
考え得るパターンとしてはいくつかあって
1.旧MSOffice→Office365
2.旧MSOffice→GoogleApps
3.MSじゃないOffice→Office365
4.MSじゃないOffice→GoogleApps
5.Office365の新規導入
6.GoogleAppsの新規導入
比率としては1が圧倒的に多いと予想されるわけだけど、シェア云々を気にするなら1を除いた数の比率を見ないとね。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
Officeの場合はGoogleAppsにシェアを奪われなかった数、と見るべきでは?
Re:新規顧客を獲得したわけじゃない気が (スコア:1)
Re: (スコア:0)
MS以外のOfficeはOfficeじゃないじゃん?
一太郎、三四郎みたいなもの。
Re: (スコア:0)
OfficeSuiteという意味ではOfficeだな。
ていうか、先に一太郎なんかがでてくるとは。
自分はLibreOfficeがまず思い浮かんだけど。
OpenOffice.orgとLibreOfficeどっちが人気なんだろう。
Re: (スコア:0)
今となってはOoo系はフォークしちゃったのは失敗だったんじゃないかと。
Libreはもう歴史的役割を終えているのでは。
あとGoogleAppsとの比較対象はOfficeじゃなくOutlook(Exchange)だというか、
Exchange Serverの代わりにクラウドを使うと言うのがGoogle Drive系のミソなんであって、
失敗は何かと言うとGoogle+とHangoutの失敗だろう。
MSはSNSサービスを押し売りしたりしなかったし、Skypeのデフォルトをテレビ電話にしたりもしなかった。
Re: (スコア:0)
> OfficeSuiteという意味ではOfficeだな。
それはそうだけど、そういう意味で他のOfficeを選択すると失敗する。
> ていうか、先に一太郎なんかがでてくるとは。
すごくわかりやすいと思ったんだけどね。
Re: (スコア:0)
OpenOfficeやLibreOfficeは名前にOfficeって入ってるから、
Officeって名前に入ってない製品をあげたんじゃないの?
Re: (スコア:0)
Office365の方は、SalesforceやBox, Dropbox等の他者クラウドサービスからも利用できるので、それで利用を決めたユーザーも一定数いる可能性も微レ存。
うちは両方契約してる (スコア:0)
もともと Google Apps を使ってたんだけど、Office のクライアントアプリの需要は強い。
現状、徐々に Office 365 への移行を行っている最中。
メールが切り替わるのは何時だ。
結局「MS Office」ブランド (スコア:0)
OpenOffice系がいまいちぱっとせず結局MS Officeに戻るのと同じで、
クラウドもMS Officeがクラウド対応したらそのほうが良いということか。
# キャッチコピーを付けるなら「ビジネスユーザーのハートを鷲掴み、マイクロソフトオフィス」というところか。
Re:結局「MS Office」ブランド (スコア:1)
方眼紙フォーマットの書類や、メール本文が添付ファイルのワークシートに書き込まれてるのとかがまだまだ続くよってことすかね。
#sigh
Re:結局「MS Office」ブランド (スコア:1)
スクリーンショットが張られた.xlsも追加で
Re:結局「MS Office」ブランド (スコア:1)
そうそう、スクリーンショットがジャカスカ貼り付けられた作業マニュアルとかいう表題の巨大なExcelファイルもたまに添付されて来ますね。
MS Officeが覇権 (スコア:0)
何使ってもずれたりしない完全な互換をもってほしいものだ
Re:MS Officeが覇権 (スコア:1)
Officeの中ですら完全な互換なんてありゃしねーのに何を言うのかね!
Office365のライセンスを買うだけでクラウド版は使ってない企業が多いはず。 (スコア:0)
GoogleAppsを使いつつ、MS-Officeも使うってことも多いだろうがそれは統計には出にくいだろう。
Re:Office365のライセンスを買うだけでクラウド版は使ってない企業が多いはず。 (スコア:2, 興味深い)
両方使っているけれど、GoogleAppsだけで会社の業務をやるってのは非現実的なんですよ。
いくらアンチMSの人が悪口を並べようとも、やはりMS-Officeって現実に存在するOfficeSuiteの中では最良の選択なんです。
GoogleApps(Gmail)のメールをOutlookで使っていたりするけど、オフラインで作業することもある場合はこの組み合わせは良いですね。
かつては「あらゆる分野で、自社仕様で独占しようとする悪の帝国」というように言われていたMSですが、最近は自社仕様ではなく、ほかに合わせる方向で融合しようとしているので便利に思ってます。
逆にGoogleはChromeでしか動かないように変更したりするので使いにくくなってきました。
その過程で、自社社内用の独自作成のアプリやマクロ(スクリプト)が動かなくなることが何度かあり、諦めました。
Google Chromeはメモリバカ食いで重く、GoogleApps使っているのでなければ、使う価値はないと思いはじめているところです。
Re: (スコア:0)
元々MSはパクリ商売だから、自社仕様で独占って思った事は昔から実はあまり無い。
EXCEL一つ取ったっていまだにRC形式もSILKも対応してるし。
なんていうか、勝手に他がMS以上のクオリティの物を作れなくて市場がMSに流れていくってだけなんだよね。
アンチMSの人ってその一番の大前提の「道具として使いやすい、ちゃんと使える、動く」って所を軽視してる。
MSがなんか悪い事したわけじゃなく、単純に対抗ソフトだとできない事、不安定な事があるから使われなくなっていくってだけ。
そういう意味では、顧客ニーズをがっちり掴んだKingsoftなんかはけっこういい線行くかなと思ったけど、2013発売以降ぱっとしない印象。
複数プラットフォーム共通ライセンスとか面白い事やってるんだけどね。
Re: (スコア:0)
MS Officeはクオリティが高いというか、必要最低限のクオリティを維持しているというべきでは。
日本の話になるけど、ワードプロセッサやIMEではジャストシステム製品のほうが(使ってる人には)評価されてたはず。
必要最低限のクオリティを持ってる製品自体はいろいろあって、
その中で必要な物を一式揃えるのがMS Officeが楽だった(プリインの選択肢も多かった)。
一太郎持ってきても表計算やプレゼンでMS Office買うならWordでいいや、みたいな事もある。
オフィススイート全体で必要最低限のクオリティを確保したというのは素晴らしいが、
悪い言い方をすればプリインの手軽さで(個別ではあるが)他の競合製品を叩き潰したとも言える。
StarSuite(OpenOffice)なんかのプリインPCが売られるようになった時には既にMS Officeに勝てる状況ではなくなってたしな……
(MS Officeとの互換性が求められてしまった上にソレもボロクソ、OOo系自体のクオリティも微妙だった)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
とはいえ、それでもWEB版の両者の完成度みると、Google Apps は力いれてないのが露骨なので、消えていった他のGoogleサービスと同じことになるんでしょうな。
Re: (スコア:0)
その記事に関係なくGoogleAppsは仕事で使うのはちょっと・・・というのが実情だから。
どんなに悔しくても事実は事実として受け止めようよ
Re: (スコア:0)
逆に言うと、GoogleAppsのようなフルクラウドOfficeサービスの需要はそれほど多くなくて、たいていのユーザーはローカルOfficeアプリにクラウド的なライセンスと、ちょっとしたクラウド機能が付いたサービスの方が便利だったってことじゃないかな…。スマホでもローカルアプリが使える利点もあるし。
それに、もし今後フルクラウドアプリの重要度が上がってくるとしても、Office365を入れておけばローカル環境からほぼシームレスに移行できるわけだし(すでにPowerBIとか色々クラウドアプリも出ているし)。
Re: (スコア:0)
> 調査はクラウドベースの自動化されたシステムでトラフィックを解析したもの。
てことだからクラウドを使ってない企業はこの記事の統計には含まれないんじゃないの?