
米オライリー、電子書籍の直販を廃止 28
ストーリー by hylom
選べるようにするのが最適では 部門より
選べるようにするのが最適では 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
米技術書出版大手のO'Reilly Mediaは28日、公式オンラインストアでのDRMフリーの電子書籍の直接販売を中止し、今後はAmazon等小売店経由での購入か、または同社の電子書籍定額サービスSafariのいずれかを使用するようにとアナウンスした(アナウンス、Slashdot、ソフトアンテナブログ)。
今回の決定は新規販売の中止ということのようで、既存の購入者は引き続き購入済みの書籍にアクセス可能で、改訂版が出た場合はアップデートを入手することも可能とのこと。同社の決定は、SpotifyやNetflixのように定額サービスが主流となってきた事を受けたもののようだ。
ただし、Safariは月額料金が39ドルからと他のサービスに比べて比較的高めであることと、また結果的に今後はDRMフリー版が入手できなくなることから、不満の声も上がっている。なお、同様にDRMフリーの電子書籍を提供する日本オライリーが追随するのかは不明。
違法コンテンツへのせめてもの抵抗すらできないのでは (スコア:2, 参考になる)
現実的に違法コンテンツが大量に出回っている現状では、
DRMフリーでやっていくのは無理というのも仕方ないと思います
DRMを解除することを違法化した/する動きの国は多いですが、
最初からDRMフリーとしている場合には法律による保護も受けられず対抗もできません
そしてDRMを導入するというなら、なるべくサービスが長く続く大手のDRMに従うほうが利用者のためでもあるとならざるをえないでしょう
以前アジア系のIT人材の面談をしたとき、
対象者からの「私はこんなに勉強している」アピール(だと思う)で
対象者所有のiPadの中に大量に収められたオライリーその他の技術書が多く含まれる数千冊のライブラリ
(見せられたiPadの画面上に表示されていた書数が4桁だったところまでは視認(4桁目はたぶん3)
ライブラリ分けなどされていた場合にはもっと入っていたのかもしれない?)
を見せられたことがあります
あまりにも多すぎるのに異様性を感じつつも
「こんなにたくさん書籍をお持ちなのですね、
ただ、こちらの職場での(教育)予算上、あまり書籍の購入を補助をすることはできないかもしれません」
と言ったところ
「電子書籍ははじめの無料で入れるものです、それでいいです」
(日本語的に微妙に変な回答であったところをあえてそのまま、ただし記憶から書いているので完全に原文ママではありません)
と真顔で返答されました
それが彼らの常識というわけです
そしてDRMフリーではそれに対して法律で守ってもらうことも、法律により対抗することもできません
※ 「はじめの無料」と表現されていた部分の闇がいったいどんなものなのか、、、
Re:違法コンテンツへのせめてもの抵抗すらできないのでは (スコア:1)
そこが本当に今回のポイントなのかな。
iTunesだって、もうずっとDRMフリーでやって来てるし、そこはもう解決済みだと思ってた。
タレコミにもあるように、単に購読制がビジネス的にも時代の流れになってきているっていうだけなのでは?
Re:違法コンテンツへのせめてもの抵抗すらできないのでは (スコア:2)
十年位前の話をしてるのかなと思いますけど、海賊版は解決済みですよ。微妙にフォーマットやら構成やらが違う海賊版をわざわざ集めようという人はいませんよ。
ファイル共有で海賊版をやり取りするのが流行ったのは個別のコンテンツに大して価格や支払いの手間を考えなくて良いからというのが理由で、定額制は海賊版から
個別に盗み出されたコンテンツの取り扱いについて対処する手間が省けるという、利便性ではさらに進んだ形なんです。もちろん権利者に対価が支払われるという
面でもたいへん進んでいます。
定額制がいったん動き始めれば、後はユーザの所得と料金の釣り合いとかユーザ体験を阻害しないサービスの設計が主な問題で、不便で品ぞろえの落ち着かない海賊版など
競合のうちには入りません。企業は成長していればいいのであって、料金を公平に取れば儲からなくても良いわけじゃないんですよ。
Re:違法コンテンツへのせめてもの抵抗すらできないのでは (スコア:1)
つ「鏡」
荒らす目的で暴論をはいているなら精神科を受診することをお勧めします
Re:違法コンテンツへのせめてもの抵抗すらできないのでは (スコア:1)
自分と意見が異なるってだけで、無闇に「精神科を受診することをお勧めします」とか「スラドから退出ください」と相手に言うのが「暴論・荒らし行為」だっていってるの。そういうのは相手を中傷する行為で議論する態度ではないよ。
逆に、相手の主張の間違い(間違っていると思う点)を指摘するのは、やっていい行為(と言うか、議論として基本的な行為)だけど。