出版科学研究所によると、電子版の漫画単行本の総売上が紙の漫画単行本の総売上を上回ったそうだ(時事通信、読売新聞)。2017年の紙の単行本総売上は1666億円。一方、同時期の電子版単行本総売上は1711億円。紙の単行本は前年比0.9%減だったのに対し、電子版は17.2%増と成長している。ただ、紙と電子を含めたコミック市場全体は前年比2.8%減という状況だという。
読みやすさ (スコア:0)
えーっと、文字を拡大できるのは、ありがたい・・・歳をとると分かるよ。(笑)
ちなみに、本を買ってきても、ほぼすべて 積んどく になるから、買わなくなった。
(電子書籍を買っているとは言っていない)
ただ本と同じものが欲しいだけなのに (スコア:0)
なんで文字の大きさやページ数やイラストの位置をいじるの?
こんなこと誰も求めてない
Re: (スコア:0)
DPIとPPI
紙様式順守のハードウェアを普及させれば
お望みが叶うかもしれないかもしれない
Re: (スコア:0)
雑誌類だと連載が抜けてたり紙版とは違いますね。
電子版と紙版も両方買えって事なんでしょうか。
ジャニーズがぬけてるのはどうでもよいのですが。
Re: (スコア:0)
タイトルロゴが連載と単行本で違うやつ、理解できない・・・。
手軽に読める (スコア:0)
電車の中で他人のスマホ覗き込むと結構な率で漫画見てる人がいる。
コミックは短時間で読めてしまうし、ページめくりにランダムアクセスがないから電子書籍との相性がいい。
某海賊サイトは月間ユニークユーザーが約1億人と言われてる。潜在的な市場はまだまだ大きいからやろうと思えば巨額な利益を産み出せて作者へ還元できる分野だと思う。
でも、日本の企業は頭が固いし、コミック分野だと海外の大企業の進出もあまり期待できないし、先は暗いね・・・
Re: (スコア:0)
順調に市場が成長中という記事に「先は暗い」という結論になる理由がわからん。
雑誌を含めた市場規模で年二桁で萎む雑誌の売上げ減をカバーするぐらいに育ってるのは上等だろ。
伸びが止まった北米市場を「一方…」と嘆くならわかるが、
電子書籍市場では北米の方が日本よりも早く伸びが止まって市場が飽和した。
これはアメリカはAmazonが、カナダはKoboが寡占的存在になって競争が正常に働いていないからと言われる。
一方日本では電子書籍の仲卸(通称:電書取次)が発達して、電子書籍市場にそれなりに競争環境が確保できた。その中でコミックなどに有利なローカライズが行われているため、電子書籍市場はコミックを中心に伸び、未だに成長が続いている。
海賊版サイトのUXが優れているという奴、特に海外の大企業に無駄に夢を描いて黒船を待望してしまうような島国根性の塊のような奴は、大抵Kindleが一番だと盲信しているケースが多い。とりあえず他も試せよ。DRM以外はそれなりによくできている。
Re: (スコア:0)
> コミック市場全体は前年比2.8%減
Re: (スコア:0)
大幅減のところを全体の2.8%減で済んでいるってことじゃないの?
カバーできているかどうかはしらん。
Re:手軽に読める (スコア:1)
> カバーできているかどうかはしらん。
コスト構造によっては、売上が2.8%減でも利益は増えてる可能性もありますね。
カドカワのマンガをBookWalkerで買う分には利益率は上昇してそうだが、他のプラットフォームは果たして……
Re: (スコア:0)
そろそろ電子書籍のシステム構築費は償却できてないとおかしいので
ランニングコストだけだとは思います。
書籍の、書籍媒体である以上必要となる流通コスト構造はほぼ最適化されているだろうとは思うので電子書籍のランニングコストとどの程度変わるのかは気になりますね。
間接費含めた利益率とか発表しちゃったらたぶん値下げしろという圧力が強まるから絶対しないでしょうけど。
Re: (スコア:0)
元手がほぼ不要の海賊版サイトと、作者に印税を払わないといけない正規サイトを同列に扱ってはいけません。
それと、無料だから手当たり次第に見る利用者と、対価を払うユーザも同列に扱ってはいけません。
その海賊版サイトもおそらく、「今日から月額100円です」と言ったとたん、かなりの利用者がいなくなったと思いますよ。
お金を払うサイトの信頼性ではなく、お金を払うという行為が嫌われて。
#検索はしやすかったと聞くので、サイトの構成くらいは参考になるかもしれんが・・・
Re: (スコア:0)
違法でも合法でもユーザサイドから見たら同列だし、それを踏まえた上で音楽配信に乗り出したAppleは大成功してる。
違法サイトではなしえない幅広いカバーと確実な入手性、そして購入の手軽ささえ満たせば、違法サイトの需要をかなりの部分で食うことが出来ることが実証されてる。
違法音楽配信は撲滅されてはいないけど、それ以上にiTunes経由でダウンロード販売される楽曲は多いので、権利者にとっても悪くはない結果。
残念なのは、これを実現したのは外資系企業だってことだ。
違法配信を憎むばかりで何らユーザに向かい合おうとしなかった日本のレコード会社は全滅した。
Re: (スコア:0)
どうもスラド民は、今回のような市場の話に、プラットフォーマーの独占成功の話を混同しちゃう傾向があるな。それは全くの別の話。
音楽に関して言えば、確かにAppleは成功したが業界的には全く成功してないぞ。音楽市場は最盛期から市場が半減するほど吹っ飛んでる
一方で、違法配信プラットフォームとして世界最大のYoutubeが発生し、撲滅どころかほぼ負けて取り込まれてしまった、と言うのが現状。
ここで
某海賊サイトは月間ユニークユーザーが約1億人と言われてる。潜在的な市場はまだまだ大きいからやろう
などと考える人間はもはや
Re: (スコア:0)
そういう場合すべてが0になるわけじゃなくて絶対に一定数は残る。
つまりそこには市場があるんだよ。
Re: (スコア:0)
砂山のパラドックスみたいなこと言われてもなあ
Re:手軽に読める (スコア:1)
頭の固いのは儲かるアイディアがあるのにそれを形にしない元コメだろう。出版社叩きしたいだけじゃないの。
Re: (スコア:0)
「出版社」がやらなくてもいい時代のはずなんだけどね
Re: (スコア:0)
そこでまんが図書館Z
https://www.mangaz.com/ [mangaz.com]
Re: (スコア:0)
違法 MP3 ダウンロードが蔓延していた昔の話、
「やろうと思った」アップルが合法ダウンロード iTunesStore を立ち上げて大成功した。
いまから契約まとめて漫画で同じことやれば儲かるかもね。
Re: (スコア:0)
電子版の方が書籍よりも売り上げが大きくなったという記事で
何言ってるの?頭大丈夫?
アップルのダウンロードはDRMつきのダウンロードだし
今の電子書籍販売だってDRMつきのダウンロードだぞ。
そこで何をどうやるって言うのか説明して見ろよ。
音楽業界はストリーミングを売り上げ扱いにしたけど (スコア:0)
出版業界は電子書籍の売り上げを紙と同じ売り上げになぜかカウントせずに出版不況と言い続ける。情報発信元が取継の会社とかだから誤解を与えてる。
Re: (スコア:0)
Wikipdeia曰く、出版とは書籍や雑誌の形態で発行することであるので電子書籍は出版ではないのであってる
これが漫画業界が不況といっているなら話はわかる
Re: (スコア:0)
出版業界の場合、出版取次という余計な・・・じゃなくて円滑な流通を取り仕切る市場が存在するからなぁ。
そこにお金が落ちない流通経路は「売れていない」のと同義だと思ってるんじゃないかと。
Re: (スコア:0)
出版社にとって紙媒体は電子媒体の数倍の単価で売れるんだよ。
小売価格を紙媒体と電子媒体で同一にした場合、紙媒体1点分の売り上げ価格にするためには電子媒体3~4点を売らなければならない。
あるコンテンツが紙媒体と電子媒体合計で100点売れたとすると、
最大利益: 紙媒体100点・電子媒体0点
最小利益: 紙媒体0点・電子媒体100点
となる。電子媒体での販売点数が増えても喜べないんだ。
電子媒体の利益率が低いのは通信キャリアが参入したため……としか言いようがない。
通信キャリアは「印税70%」などと謳う。でもそれは「おれた
Re: (スコア:0)
出版社不況、ということか。
Re: (スコア:0)
そんなクソみたいな足の引っ張り合いを不況と称するような業界はとっとと滅べとしか言いようがない。
Re: (スコア:0)
電子では売れた実数分しか印税を払わなくていいとか在庫リスクがないとかの(出版社にとっての)メリットはガン無視して不都合なことにしか目を向けられないから落ち目なんだろ。
Re: (スコア:0)
紙媒体でも売れた実数分しか印税を払わないけどね。
むしろ重版するまで払わない出版社の方が多いくらいだよ。
電子媒体だと各電子書店ごとにフォーマットが微妙に異なるので、販売チャネルことに別のバージョンを用意しなければならない。
なぜだと思う? 他系列の電子書店での出品用に使い回されたくない通信キャリアや取次のせいだよ。
在庫リスクは存在しないが、出品リスクという紙媒体にないリスクが発生している。
Re:音楽業界はストリーミングを売り上げ扱いにしたけど (スコア:2)
印税は刷り部数が大前提だよ。
>重版するまで払わない出版社
たぶんそれ自費出版の版元じゃないかな・・・それでも月締めのことが多いと思うけど。
Re:音楽業界はストリーミングを売り上げ扱いにしたけど (スコア:2)
Re: (スコア:0)
そもそも出版「不況」とか、あたかも好不況の波があるかのような言い方に逃げて、(少なくとも紙は)今後落ちていく一方であることすら認められないようでは何をやってもダメ
増えてるのでは? (スコア:0)
>ただ、紙と電子を含めたコミック市場全体は前年比2.8%減という状況だという。
(1666 + 1711)/(1666/(1 - 0.009) + 1711/(1 + 0.172)) - 1 = 0.0751258
7.5%ぐらい増えてる計算になりましたが・・・
Re:増えてるのでは? (スコア:2, 参考になる)
タレコミにある読売の記事によるとこう
紙と電子を含めた全体のコミック市場(雑誌含む)は、前年比2・8%減の4330億円
雑誌を含んでるからですね。
分析した人がいますが
http://prehyou2015.hatenablog.com/entry/mangabusuu [hatenablog.com]
紙の雑誌は10年で最大7割とか発行部数が吹っ飛んでるんででしょう。
売れなくなった紙の漫画雑誌はほぼ無料配信サイトに移行してます。
この状況、出版社にとってはそれほどインパクトがないという話もあるようですよ。
市場規模は売上でカウントされますが、そもそも結構な漫画雑誌は雑誌だけで収益を上げようと思ってないそうで。
従来は、雑誌を使って、作者を育てつつ収益をトントンもしくは許容できるレベルの赤字に抑えて、コミックスで収益を上げるというビジネスモデルがだった所が、雑誌がWebに変わっただけ。
武器商人……Web漫画配信サイトのシステムを販売・運営代行を担う会社は結構出ているようですし、零細出版社も十分に対応ができます。前より状況が良くなっている可能性もあります。
Re:増えてるのでは? (スコア:1)
別のコメントにも書きましたけど、紙の単行本はストーリーの0.9%減という説明が誤りで、正しくは14.4%減です。
Re:増えてるのでは? (スコア:1)
リンク先の時事通信の記事によると、
とのこと。また、読売新聞の記事だと、
という情報も出てます。
ストーリー上重要な数値をhylomするのはやめてほしいですね。。
旧作の比率はどうなんだろう (スコア:0)
個人的には「現役の漫画家の印税になった売上の比率」が気になるなぁ。
電子書籍は売れ筋になる作品の傾向が紙の書籍とは違った分布になると思うんだけど、それによる作家への影響ってやっぱあると思うんだよね。
電子書籍の場合、物理的制約から難しかった旧作のまとめ買いが楽になってるので、その辺が増えていると現役作家への取り分は大変厳しいことになっている可能性がある。
逆に、少部数での発行がやりやすくなって、ロングテール的な売れ方をしていたりすると、相対的に零細作家の収入が増えているなんてことになってるかもしれない。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:旧作の比率はどうなんだろう (スコア:1)
契約の詳細は存じませんが、一般的には印税って販売された冊数に
比例して支払われるものではないのですか?
取次会社に一旦卸さなければいけない「紙の本」とは異なり
電子書籍なら販売実数の把握は楽なはずですが?
#なんとなく、JASRACと著作者の関係を想像されてるように思えます。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
Re:旧作の比率はどうなんだろう (スコア:1)
絶版後にKDPなどを使って出版社を通さないで出すみたいなこともあるだろうし、広告ベースだったりとか、ストリーミング形式の読み放題サービス経由だったりとか、流通経路も収益構造も多様化が紙の書籍より激しいので、統計だってデータを集めることが難しいんじゃないかと言う気がします。
ちなみに、紙の書籍の印税は、一般的には「発行部数」をベースに算出されます。売れ残ってどれだけ返本されようと作家には一定の取り分が入ります。例外はあるみたいですが。
なので、作家への収益観点でどっちが統計を取るのが楽かといわれると、圧倒的に紙の書籍の方が楽だと思います。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:旧作の比率はどうなんだろう (スコア:2)
どのユーザーがどの書籍にアクセスしてるかは把握できるはずだから
1冊単位(1アクセス単位)で計上できるはずでは。
#どちらが多いかの比較に対し、意味のある基準ではないですが
#正確性を期すなら避けては通れませんね。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
Re:旧作の比率はどうなんだろう (スコア:1)
> 一般的には印税って販売された冊数に
> 比例して支払われるものではないのですか?
その名の通り(でもないけど)、通常は販売された数ではなく、印刷された数に応じて支払われます。
Re: (スコア:0)
だから
>取次会社に一旦卸さなければいけない「紙の本」とは異なり
って書いてあるでしょ
出版社から見れば、取次会社に一旦卸した時点で販売なんですよ
印税も取次会社に一旦卸した時点で発生する
つまり印刷数=販売数
Re:旧作の比率はどうなんだろう (スコア:2)
今は出版社が直接紙の本をAmazonに卸したりするので、
取次在庫以外にも版元在庫が存在しますし、それはAmazonが無かった頃からあります。
印刷数と販売数はまったく異なる数字です。
Re: (スコア:0)
んなわけない。
出版社は自社倉庫持ってない前提なのか?
最近はAmazonが直接取引始めたけど、TSUTAYAのCCCが昔から直取引やってるの知らないのか?
Re: (スコア:0)
そのあたりはどうなんだろうね。Amazonとか勝手にセール対象にされたりとか
Unlimitedがらみで云々とか今まさにルールが決まっていく最中で一般論で
語って良いものやら。
Re: (スコア:0)
紙の場合は刷った分で払われるけど
電子の場合は売れた分しか払われないので
売れた数が同じ場合は少なくなる可能性が高いね。
電子だけ品切れになりにくいけど
現状はその利点があまり働いてる感じはないな。
実書店よりも多品種の本が目に触れやすくなってないし。
ニッチな本への導線が貧弱すぎるから存在しないのと同じ。
Re: (スコア:0)
最近は電子書籍の立ち読みが許されるようになったし、多品種の本は目に触れやすくないけれど代わりに同系統の本はわりとオススメしてくれる。
ニッチな本への導線ということでは、そもそも電子書籍が用意されていないことの方が強いんじゃないかなあ。
そもそも在庫のある書店に巡り会いコーナーの片隅まで見なければいけないニッチな紙書籍への導線よりも貧弱かい?
Re: (スコア:0)
大型店の数は確かに少ないけど
そこそこの広さのそこそこの品揃えレベルですら
電子書籍のストアだとまともに目には触れてないよ。
閲覧性という意味では実書店の足元にも及んでない。
関連性のある書籍も既に売れた本同士の関連性なので
既にファンが多少なりといる本がさらに売れるようになるだけだし。
実書店だと書店員の個人的なプッシュとか有るけど
今の大手のネットストア・電子書籍ストアはその手のコストかけないし。
(中小のネット書店とかだと今でもやってるけどね)
Re: (スコア:0)
実書店の「目に触れやすい」はその書店に足を運んだごく少ない母数の中で触れやすいだけで、
電子書店はその書店に行く人と比べれば桁がいくつも違う母数の中で「目に触れにくい」だけなので、
絶対数でどっちが優っているかはわからんよね。
そして売上に関係するのは割合じゃなくて絶対数だよね。
Re: (スコア:0)
必ずしも比例で払われるものではありません。
通常は初刷分が最初にまとめて漫画家に支払われます。
増刷がなくても初刷分は確実に貰えます。
殆ど売れなくてもです。
売り上げが細かく把握できて喜んでいるのは鈴木みそくらいで、他のほとんどの漫画家はあまり興味を持ちません。