
EU司法裁判所、EUの「忘れられる権利」はEU域内のみで適用されるべきと判断 6
ストーリー by hylom
インターネットの国境問題 部門より
インターネットの国境問題 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
欧州では2012年ごろから「忘れられる権利」を認める動きがあり、2014年にはこれに基づいてGoogleが検索インデックスからの削除申請受付を開始している(過去記事)。一方でEU司法裁判所はEUで認められた「忘れられる権利」について、EU域外に向けたサービスについて対象外であるとの見解を示している(CNET Japan、日経新聞)。
この問題については、フランス当局が「忘れられる権利」に基づいた削除申請があった場合、欧州域外からの検索結果からも削除を行うべきだと主張。これに対しGoogleは各国の状況に基づいて対応すべきと反論していた。
これに対しEU司法裁判所法務官は10日、忘れられる権利がEU28カ国の国境を越えて効力を持つとの法解釈には「賛成できない」との見解を示した。法務官の判断はEU司法裁としての正式な判決ではないが、過去のケースでは最終的なEU司法裁の判決と同じ場合が多いとされている。
Re:日本では? (スコア:2)
大阪市民がどこから接続するかわからないから…
Re:日本では? (スコア:1)