火星探査車Curiosity、ソフトウェアアップデートを実行中 49
ストーリー by headless
更新 部門より
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火星到着後、最初の週末を迎えたNASAの火星探査車Curiosityは、現在メインコンピューターのソフトウェアを更新中だという(ニュースリリース、
NBC Newsの記事、
ComputerWorldの記事、
本家/.)。
Curiosityが火星に到着した際のソフトウェアは着陸を主眼に置いたものになっており、到着後は大半が不要になる。そのため、8月10日から13日にかけて、火星探査に適したソフトウェアに入れ替えるのだという。新しいソフトウェアの主な機能は、障害物の検出に必要な画像処理機能や、ロボットアームに装着したツールを操作する機能など。Curiosityはミッションの段階に応じてソフトウェアを更新できるように設計されているといい、新しいソフトウェアは地球から火星に向かう間にアップロードされていたそうだ。NBC Newsの記事によると、Curiosityのデータストレージは4GBしかないため、ソフトウェアを入れ替える必要があるとのことだ。
Curiosityが火星に到着した際のソフトウェアは着陸を主眼に置いたものになっており、到着後は大半が不要になる。そのため、8月10日から13日にかけて、火星探査に適したソフトウェアに入れ替えるのだという。新しいソフトウェアの主な機能は、障害物の検出に必要な画像処理機能や、ロボットアームに装着したツールを操作する機能など。Curiosityはミッションの段階に応じてソフトウェアを更新できるように設計されているといい、新しいソフトウェアは地球から火星に向かう間にアップロードされていたそうだ。NBC Newsの記事によると、Curiosityのデータストレージは4GBしかないため、ソフトウェアを入れ替える必要があるとのことだ。
やばい。データに誤送信が・・・ (スコア:5, おもしろおかしい)
「ふっかつのじゅもんがちがいます」
-- gonta --
"May Macintosh be with you"
Re: (スコア:0)
アプリだけなら再起動はしないだろうからセーブする必要は無いんじゃないか?
間違って動いてるソフトを削除してしまうと大変だろうけど。
アップロード? (スコア:2)
ダウンロードだよね。
Re:アップロード? (スコア:2)
操作している地球から見ればアップロードなので、間違いじゃないです。
一般的に地球→衛星の通信はアップリンクと呼ばれますし、自分には違和感はありません。
(なんでも擬人化する人達からすれば、探査機主導のダウンロードかもしれませんが、正直気持ち悪い)
Re:アップロード? (スコア:2)
『組込機器へプログラムをダウンロードする』とか言うよね。
Re: (スコア:0)
インストールは聞くが、ダウンロードは聞かないなぁ
ダウンロードです (スコア:3)
組み込みでは、機器に何か流し込むのを伝統的に(遅くとも1980年代から)ダウンロードと呼ぶのです。
自分(ないし母艦マシン)が上流、対象機器が下流に見える構図なのです。
Re: (スコア:0)
イニシエータが何方かという問題だと思うよ。
Re:アップロード? (スコア:2)
オブジェクト思考型のプログラム初心者の頃、
セッターとゲッターが使う側にとってなのか自分のクラスにとってなのか悩んでぐちゃぐちゃになったのを思い出したw
Re: (スコア:0)
お空に向けてだからアップロード。
というのはともかく、タレコミのリンク先にはダウンロードと書かれているね。
Re:アップロード? (スコア:1)
NASAのリリース分にはアップロードとありますね。
This software for Mars surface operations was uploaded to the rover's memory during the Mars Science Laboratory spacecraft's flight from Earth.
Re: (スコア:0)
COMPUTERWORLDの記者が思い込みでダウンロードと書いてしまったのだろうか。
NASA的には、向こうが自発的に取りに来たら「Curiosityがダウンロード」、地球から送りつけたら「人間がアップロード」ということなんだろう。
Re: (スコア:0)
○「地球から」火星に向かう間にアップロードされていた
×「地球から火星に向かう間に」アップロードされていた
ってこと?
Re: (スコア:0)
「地球から」がかかる相手は「火星に向かう」ではなく「アップロード」だってこと?
火星に向かうのは地球からだと決まってるし、アップロードだって地球からと決まってるから、両者に違いはないと思う。
Re: (スコア:0)
>地球から火星に向かう間にアップロードされていた
4GBしか無いから火星についてからアップロードしたんじゃないの?
向かっている間にアップロードしたら着陸できないじゃん
Re:アップロード? (スコア:1)
ローバー(地上探査機)とDSN(地球)は直接通信はしていなくて、先行で火星を周回していたMRO経由。
http://mars.jpl.nasa.gov/msl/mission/communicationwithearth/communication/ [nasa.gov]
MROにすでにアップ済みだったと自分は読んだ。
もしかすると観測データ用のストレージにプログラムがアップされていて、
ストレージからプログラムを読み込んでアップデート、
その後ストレージを開けて本格的な観測開始の工程を端折っただけなのかもしれない。
ビルゲイツ風に (スコア:1)
4GBもあれば一生困らないね
ケチりすぎ?>4GB (スコア:0)
設計年代的にはどうなんでしょう?
たしかRAMも256MBだとか。
もう少し余裕があってもよさそうな...
Re: (スコア:0)
動作環境がその辺に売ってるSDメモリカードとかとは全然違うんですよ
Re: (スコア:0)
昼夜の温度差も激しいし、放射線もバンバン飛んできますね。
Re: (スコア:0)
それこそ3系統用意して、合議制で判断してるとか?
火星での放射線 (スコア:0)
>(略)地球上:2.5mSv/年
>宇宙における平均的な放射線の量ですが、
>地球周辺の軌道 (スペースシャトルが飛ぶような高さ=300キロくらい) 45〜360mSv/年
>月 100〜500mSv/年
>火星 70〜300mSv/年
http://moonstation.jp/ja/qanda/F613 [moonstation.jp]
あれっ意外と少なくない?
福一のせいで感覚がマヒしてら。
Re:火星での放射線 (スコア:1)
到達すればすくなくてすむが、そこに届くまでが大変だし、その間遮蔽物に入れない=太陽フレア爆発がこわい。
ですかね...
# むしろ原発事故があったので、神経質になってるとも思いますが
M-FalconSky (暑いか寒い)
嫌すぎる… (スコア:1)
遠隔の更新作業って、
「応答不能になったりした場合、最悪でも、土下座して現地行って直せばいいや」
って感じでやりますからねぇ。
土下座はできるけど、現地には行けないよ
Re:嫌すぎる… (スコア:1)
みんながみんな、同じメンタリティではないんだけどね。
# はなから危険があるのは承知でこういう手段なんだし、地上での各種実機試験(ローバーとか衛星はまるまる同じの用意してるのはよくある)してるでしょうし。
そもそも着陸の仕方からしてチャレンジングな機体ではあるがw
M-FalconSky (暑いか寒い)
Re:嫌すぎる… (スコア:1)
遠隔の更新作業って、
「応答不能になったりした場合、最悪でも、土下座して現地行って直せばいいや」
って感じでやりますからねぇ。
土下座はできるけど、現地には行けないよ
土下座するために現地に行かせてください><
# 火星着陸と同時に人類がしたことは土下座と歴史に……
耐放射線ストレージ (スコア:1)
ストレージって、何を使っているんでしょうね?
たしか、CPUは下記URLのような、耐放射線設計されたPowerPCを使っているとか聞いたことがあったりしますし、
http://en.wikipedia.org/wiki/RAD750 [wikipedia.org]
FPGAは、これまた下記URLのようなアンチヒューズタイプのものを使っていると聞いたことがあるんですが、
http://www.actel.com/products/milaero/rtaxs/default.aspx [actel.com]
ストレージはちょっと聞いたことがないです。何を使っているんでしょうね??
まさか普通のNANDやNORのフラッシュではないでしょうが、
アンチヒューズのメモリですと、耐性は強いけど、書き換えできないし。
詳しい人、お願いします。
Re:耐放射線ストレージ (スコア:3)
普通にフラッシュメモリのようですね。
Wikipedia英語版より: http://en.wikipedia.org/wiki/Mars_Science_Laboratory [wikipedia.org]
同意しますか? (スコア:1)
のプロンプトが出て、そこで処理が止まっちゃったりして
泥縄プロジェクト (スコア:0)
>新しいソフトウェアは地球から火星に向かう間にアップロードされていたそうだ。
ぉい,ぉい,ということは打ち上げ時には新プログラムは未完成だったのか!?
回線が細いんだから,通信回線(地上系を含む)のトラブルがあったら火星到着までにアップロードが終わらない可能性があったということになるが
Re:泥縄プロジェクト (スコア:4, すばらしい洞察)
打上げ後に、地上テストの結果、仕様を含めて修正したのかもしれないし、
新しいバグが見つかったのかもしれない。
着陸地点の詳細な環境がわかっていたのかわからないけど、
着陸地点の状況に合わせてソフトウェアや設定を修正したりなんてこともしている
かもしれませんね。
「バグがあったらアップロードし直せばいいや」という甘えが生まれなければ、
結構合理的だと思いますけど。
Re:泥縄プロジェクト (スコア:3)
人生は七転び八起き、一日は早寝早起き
Re:泥縄プロジェクト (スコア:2)
ボイジャーやパイオニアなど、長期間の観測機器は、途中でのソフトウエアアップデートは従来から行われています。
それに、NASAの深宇宙通信速度はそれほど細くありません。距離にも依りますが、火星までだと数Mbps出るみたいですよ。
軌道上の衛星との通信速度なので、着陸機器との通信速度はもっと落ちるかもしれませんが、アップロードは飛行中だったので、それぐらい出てたと思います。
Re:泥縄プロジェクト (スコア:1)
年単位の移動だから、アップロードエラーのリスクと、間に合わせ突貫仕事のリスクと
アップロードの方が低かっただけじゃない?
数年先に使われるプログラムを十分事前テストしてあらかじめ載せておくってのは、
さすがのNASA予算でも難しいんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
着陸後にゆっくり待てば良いのでは?
Re: (スコア:0)
着陸用プログラムに問題があったら着陸できずに終わりですね。
Re: (スコア:0)
それとアップロードとなんの関係が?
Re: (スコア:0)
火星へ向けて航行中に、着陸用プログラムに問題が見つかる
↓
このままでは着陸できない。
↓
着陸前に修正版を作ってアップロードを完了する必要がある。
「着陸後にゆっくり待」つなんてことはできない
Re: (スコア:0)
そもそも、「前のプログラムに不具合があった」なんて話はどこにも書かれていないわけですが。
旧ソフトウェアは着陸用のコードを大量に含んでいるものの、別にそれでCuriosityが機能しないということもないんでしょう。無駄に容量を食っているだけで。
新プログラムのRioは、そういう邪魔なコードを取っ払って、代わりに自律行動用の画像処理とか、ロボットアームや駆動輪の最適化とかの機能が追加されてるらしいです。
Re: (スコア:0)
>Curiosityが火星に到着した際のソフトウェアは着陸を主眼に置いたものになっており、到着後は大半が不要になる。
というより、まるごと入れ替えじゃない?
Re: (スコア:0)
ふたつの話がごっちゃになってるのではないかという気がします。
> 新しいソフトウェアは地球から火星に向かう間にアップロードされていたそうだ。
これは着陸前の話ですので、このタイミングで着陸用ソフトウェアを別のソフトウェアで上書きしてしまっては困りますよね。
一方、
> Curiosityが火星に到着した際のソフトウェアは着陸を主眼に置いたものになっており、到着後は大半が不要になる。
> そのため、8月10日から13日にかけて、火星探査に適したソフトウェアに入れ替えるのだという。
これは、着陸後の話ですね。
それとも、アップロード→入れ替えに時間差があるとか?
Re: (スコア:0)
メインストレージ、補助ストレージ全部合わせて4GBだと「すると」、制御用に2GB以上使うわけにはいかないだろうな。
書き換えるつもりだったのなら前の版も残しておかないとな。あとは賢明な諸君ならわかるだろう。
着陸後は、動画も写真も撮影して送信しなくちゃならないんだ。空きエリアも必要だな。
Re: (スコア:0)
回線のトラブルがあったら、そもそも全ての計画が破綻してしまうでしょ?
どうやって火星からデータを受け取ったり、地球からコントロールしたりすると思ってるんだ。
気にしているアップロードがどうとかは、そのあとの問題だよ。
Re: (スコア:0)
NASAのディープスペースネットワーク~火星周回衛星経由でのアップデートでしょ。
OSとかコア部分は変更せずに、コマンド1つで着陸に使ったソフトウェア領域をクリア、
新たなソフトウェアの待ち受け体制にというのではないかと推測。
一定時間来なかったり、回復不可能なエラーが発生した場合はテレメトリでその件報告して再送するって感じじゃないだろうか?
Re: (スコア:0)
まずバックアップコンピュータのアップグレードに2日間、メインコンピュータのアップグレードにそれから2日間と記事にはありますな。
メインコンピュータが生きている限りは何度でもリトライできるんでしょう。
Re: (スコア:0)
宇宙探査機って、みんなそんなもんだよ。
Re: (スコア:0)
タレコみを整理してみた
A. Curiosityが火星に到着した際のソフトウェアは着陸を主眼に置いたものになっており、到着後は大半が不要になる。
B. そのため、8月10日から13日にかけて、火星探査に適したソフトウェアに入れ替えるのだという。
C. 新しいソフトウェアの主な機能は、障害物の検出に必要な画像処理機能や、ロボットアームに装着したツールを操作する機能など。
D. Curiosityはミッションの段階に応じてソフトウェアを更新できるように設計されているといい、
E. 新しいソフトウェアは地球から火星に向かう間にアップロードされていたそうだ。
F. NBC Newsの記事によ
リブートでコケて (スコア:0)
全部ぱぁになったりしないのかな
物理的に手が出せないところでソフト更新とかめっちゃ恐ろしいわ
Re: (スコア:0)
さすがにコア部分は書換え不可の別メモリでしょ。