ICANNのワーキンググループ、現行のWHOISシステムの廃止に向けて検討中 9
ストーリー by hylom
WHOIS情報の代行登録問題なども背景にありそう 部門より
WHOIS情報の代行登録問題なども背景にありそう 部門より
taraiok 曰く、
インターネットのドメインを管理する組織であるICANNのワーキンググループが、ドメイン情報を取得に使用されている「WHOIS」のシステムを根本的に見直すことを検討しているそうだ(COMPUTER WORLD、本家/.)。
現在のシステムはアクセスの集中などからさまざまなデッドロックが発生、不具合が多いと認識されていたにもかかわらず10年以上もの間、改善されてこなかったためだという。そのため、ICANNのThe Expert Working Group on gTLD Directory Services(EWG)と呼ばれるワーキンググループが、WHOISに変わるシステムとして中央のリポジトリから提供される中央集約型のデータベース型システム「aggregated RDS [registration data service](ARDS)model」への転換を提案している。
ARDSモデルでは、データベースはICANNによって認定されたサードパーティーにより運営される。また、ドメイン情報を取得する場合、領域情報にアクセスする権利を事前申請する必要があるという。EWGの報告書によれば、ARDSを採用することでドメイン情報取得の濫用やプライバシ規制の遵守、スケーラビリティの向上などが実現できるそうだ。
統一してほしい (スコア:3)
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Re: (スコア:0)
以前から、目的の情報なのか、エラーメッセージ(サーバーメッセージ?)なのかが分かりにくいと思ってました。
うーん……? (スコア:2)
事前申請して権利を貰った後、たとえばWebアプリで「入力されたドメインの情報を取得して表示する」ものを作って一般公開してしまえば、アクセスする権利がない第三者でも使えちゃいますよね、って思いました。そういうのを規約違反にすればいいのかもしれませんが、線引きは難しそうです。(例えば大手企業が業務で使用するために社内向けにそういったシステムを構築、それを下請けの会社にも使わせた、等)
証明書の取得等を考えるとWHOISは必須かもしれませんが、メアドの作成等で単純にドメインを保持しているだけの一般人から見ると、WHOISで個人情報を公開するのもリスクが少なからずあったりしまして……。かといってWHOIS情報公開代行サービスを否定する動き [srad.jp]もありますから、何となく不便になってきている感が否めません。
いっそ「各国の捜査機関およびCA業務の会社のみ新WHOISを閲覧可能、但し情報漏洩を起こした組織は使用不可に」ぐらいに厳しい縛りが入ってくれれば、実情報を公開されてもそこまで困らないとは思うのですが。
そもそも (スコア:1)
WHOISって必要なの?
最近とあるスパムの送信元を調べたんだけど、エンベロープ側はムームーで代行情報だし、リレー元のjpドメインの方は、住所明らかに不備、電話番号0300000000だし、社名もネット上に一切出てこない様な名前だしで、絶望したわ。
ここで悩んだのは、おかしいと判ったドメインを消させても、新しいドメイン取るだけだろうから、このままブラックリスト入りさせた方がメリットがあるかもしれないし、かといって携帯とか弾く方法が無い場合はどうにもならなくて、なんだか悔しい。
この程度の情報なら、wikipediaで任意記述でも良いんじゃない?って気がした。
あなたを犯人です (スコア:0)
>ドメイン情報を取得に使用されている
↓
>ドメイン情報の取得に使用されている
whoisコマンド (スコア:0)
昔は-hでどこのサーバを参照するか指定しないとまともに検索できませんでしたが
最近は引数のドメインのTLDから参照先を自動で選択するようで、便利になりましたね
何が言いたいかというと、最近は実はそれほど困った記憶がないということです
#返りのフォーマットがまちまちなのは確かにしんどい
Re: (スコア:0)
.orgドメインはエラーが出る古いのを使ってる俺が通ります
逆引き (スコア:0)
組織名からアドレスを引けるようにしてほしいなあ