人気ロックミュージシャンのトム・ヨーク、ロイヤリティーが低すぎるとしてSpotifyから音源を引き上げる 55
ストーリー by hylom
投げ売りの是非 部門より
投げ売りの是非 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
人気ロックバンド・Radioheadのフロントマンとして知られるトム・ヨークは、海外で人気の定額制音楽ストリーミング・サービス「Spotify」から、自身のソロ・アルバムおよび氏が参加しているロックバンドAtoms For Peaceの音源を引き上げた。売り上げが正しくアーティストに回っていないことを危惧しての行動だという(BBC、Barks、本家/.)。
本人のTwitterでのTweetによれば、「間違わないでくれ。君らがSpotifyで発見した新人アーティストには金が支払われていないかもしれない。一方で、株主にはそのうち金が転がり込む。簡単な話さ」と、売り上げがアーティストに回らない点に怒りを感じているようだ。なお、Radioheadの音源は削除されていないとのこと。
Guardianの記事でSam DuckworthというミュージシャンがSpotify上での楽曲再生数と収入を明かしている。氏の楽曲はSpotify上で4,685回再生されたが、それによる収入はたった19.22ユーロだったという。
取り分ではなく配分 (スコア:2)
1回の再生で見ると0.5円程度だけど、
実際には1回の再生で
アーティストへの支払い 0.5円
管理側への支払い ?円
という感じで管理側の取り分が謎なので管理側(株主側)が予想しているより多くとっていると感じるため
売り上げがアーティストに回らないと不満なのだと思う。
Re:取り分ではなく配分 (スコア:1)
間違わないでくれ。君らがSpotifyで発見した新人アーティストには金が支払われていないかもしれない。一方で、株主にはそのうち金が転がり込む。簡単な話さ
ということで、まだ株主には配当出てないんじゃないでしょうか?
#事業がコケたら一銭にもならないかもしれないって考えは無いんでしょうか?
Re: (スコア:0)
関係ないよね。ようするに利益分配率を明示していないし、根拠もない。
言い値で取引はしない、それだけでしょ
Re:取り分ではなく配分 (スコア:1)
ああごめん。一銭にもならないのは株主の話。
株主ぼろ儲けみたいな妄想してるからさ。
当然、儲かろうが儲かるまいが楽曲使用に対する対価は契約に基づいて支払われる必要があるね。
約束の金が支払われないならまだしも、一度合意した金額が安すぎると離脱する方が何かおかしいと思いますが。
加入者殺到で儲かっているように見えるから契約金額吊り上げるために離脱してみたってところじゃないかな?
あるいは、交渉が決裂した結果の離脱か。
いくらなら適切なのか (スコア:1)
1曲を1回再生するごとに約0.5円というのがそんなに安いでしょうか?
おそらく数十回再生で1曲売れた時の印税と同等になると思うのですが。
Re:いくらなら適切なのか (スコア:1)
CDやDL販売で曲を買ったユーザは数十回聴くかも知れませんが、
2000万曲を配信しているとされるSpotifyで、一人のユーザが
同じ曲を数十回再生することは、極めて稀だと思いますよ。
こんな話もあります。
メタリカ、ストリーミング・サーヴィスに楽曲を提供したら、アルバム・セールスが35パーセントも減少
http://ro69.jp/news/detail/77880 [ro69.jp]
ユーザから見て曲を購入して聴くより費用が安く済むのであれば、
当然その差額を誰かが被っているわけで……。
まあいずれにしろ、Spotifyに楽曲を提供するか否かは
権利者が決めることなので、権利者の主観的にロイヤリティが
低いと感じるのであれば、引き上げるのも仕方ないかと。
Re:いくらなら適切なのか (スコア:1)
ネット上の相場(?)を並べ立ててもここでは意味がない。
彼(ら)はネットなんて普及してなかった世界で、自身の身を世界中に駆け回らせて
オーディエンスの目の前でパフォーマンスするのことにより人気を得て来た。そういう人たち。
ネットでの流通のされかたがイヤなら撤退すればいいだけの話だからこそこういう姿勢も取れる。
万事「こっちの方がトクなのに」みたいな理屈で動くような連中なら逆にガッカリされる、そういう世界の住人なのよ。
一方には自身の音源を無限に再利用可能な形で放出できるように所属レーベルに圧力をかけるような
ビッグネームの使い方をするアーティストもいれば
これまでの蓄えを今度のようなことに注ぎ込むアーティストもいる。それで正常だと思うよ。
#ストリーミングサービスをAmazon MP3みたいなもんとカンチガイしてた可能性はある。
#それならそれでまた登録しなおせばいいし、Spotifyも拒むまい。それだけの名声が彼らにはある。
Re: (スコア:0)
私もそれほどおかしな数字ではないと思う。
ストリーミングサービスである以上コピーされて再生回数が極端に少なくなることは無いでしょうし
Re: (スコア:0)
すいません、1曲再生につき約0.5円というのはどこに書いてあるでしょうか? タレこみのリンク先を読んでも見つけられなくて(英語の記事も見たつもりけど…)
Re: (スコア:0)
音楽家への報酬19.22ユーロ(2510円)÷再生回数4685回≒0.5円
という単純計算でしょう。
Re: (スコア:0)
>音楽家への報酬19.22ユーロ(2510円)÷再生回数4685回≒0.5円
多くのユーザーが無料広告で視聴するなら妥当な金額としかいいようが無い。(自身が発信するインセンティブがなければそれほど課金に走るユーザーが多いとは思えないね)この金額ならyoutubeにオフィシャルで上げた方が広告効果も高いんでないの?という話になりそうな気もする。0.1円くらいでしたっけ?
5倍の視聴数くらいは簡単に得られるだろうから。
仮に自身に広告効果が無く配信先として選ぶなら5倍の利益が得られるSpotifyを
選択するというのもありなのだろうと。(いや・・・無いなという気もする)
Re: (スコア:0)
今1ユーロは130円くらいなので、19.22*130/4685=0.533..円ということでは。
Re: (スコア:0)
このページ(タレコミ文)に書いてありますけど・・・
Re: (スコア:0)
個人的には安過ぎで、適価は1回再生3円というか1分につき1円くらいな気がしないでもない。
日本の高い価格に慣らされてるだけかもしれないけど。
Re:いくらなら適切なのか (スコア:2)
問題は、1回の視聴にいくら払ったかではなく、ユーザが払ったお金に対して創作者がもらったお金の割合がどれくらいなのか、ってあたりのような気がする。
Re:いくらなら適切なのか (スコア:1)
ユーザは一月500円か(スマートフォンでも聞きたい場合は)1000円 (ただし10時間までは無料)
一人のユーザが1月200時間利用するとして、1時間あたり5円。1曲は5-6分程度なので1時間の消費楽曲は10曲。
あらびっくり0.5円はちょうどなのか
# spotifyの数字は http://wired.jp/2013/06/19/spotify-vol8/ [wired.jp] から
# そもそも今までのCDの値段が適切だったのか
Re: (スコア:0)
一か月に200時間も聞くかな?
例えば、残業がなければ総労働時間はひと月172時間前後らしいので、残業を30時間ほど入れてやっと200時間。
テレビを見たり、ゲームをしたりする普通の人が、音楽鑑賞に月200時間も費やしているとは考えづらい。コアな人なら200時間を超えてても全然おかしくないが、平均をとるとどう考えても200時間には達しないと思う。
Re: (スコア:0)
でもこの手の音楽って普通、垂れ流ししながら他の事してますよね。音楽だけを集中して聴く層は今じゃマイナーな存在なのでは。
Re: (スコア:0)
この計算自体はあれだけどこれが事実なら徴収した金全額払ってしもてるやん
Re: (スコア:0)
金額は変動するらしいが、古い情報だと1曲1回32セントが権利者に支払われるらしい。
今回の記事にある1回5円という金額を考えると、使用料は上がってるのかもしれない。
さて、ユーザはいくら払ったか。
Spotifyのコースは3種類あるらしい。
無課金ユーザ:無料だが、制限と広告(CM?)が入るもの。
Ultimate: 月額4.99ドルで聴き放題だがストリーミングのみのもの。
Premium: 月額9.99ドルで聴き放題、ダウンロードOKのやつ。
1回32セントで計算すると、4.99ドルで月に16回聴くとSpotifyの儲けが無い。
月額9.99ドルの場合はダウンロードになるので、権利者への支払いが同じなのかは
Re: (スコア:0)
訂正。
×Ultimate
○Unlimited
Re: (スコア:0)
#2424390ですが、それ(利益の出し方)が気になったので0.5円という情報はどこから出たのか尋ねました。
Sam Duckworthさんは4685回の再生数で19.22ユーロだったわけですが、この額は固定であるとは限らないですよね。
spotfiyが楽曲提供者に支払う額はsoptifyの月々の売上の何割かからsoptify全体の再生回数に対するその楽曲の再生回数に比例した額が支払われるのではないかな、と思っています。
Re:いくらなら適切なのか (スコア:1)
http://wired.jp/2013/06/19/spotify-vol8/2/ [wired.jp]
>Spotifyは、1回の再生あたり平均で約0.5円(※アドヴァンス等はここに含まない)をレーベルとアーティストに支払っている。
Re:いくらなら適切なのか (スコア:1)
こちらのGuardianの記事では、2009年ごろにレディ・ガガの"Poker Face"が約100万回再生されて167ドルしか払われなかったとあって、0.016円(当時)/曲くらいの計算になると思います。
大物やヒット曲が優遇されるような計算方法でも無いようですね。てかこれだけ聞くと安すぎるだろ、としか…
Re: (スコア:0)
ありがとうございます。平均かー。
Re: (スコア:0)
売り切りの配信サービスで100~200円ぐらいと考えると、再生回数計算とはいえ、これは少ないと思うのも無理は無いのでは。
心情がわかるというだけで、金額が妥当でないとは言いませんが。
聞き放題サービスなのだから、音楽家一人あたりの額が少ないのは当然ではあります。その分裾野を広げる役目をしてるのだから。
Re: (スコア:0)
ユニークユーザーの数ってわけでも無いと思うしねぇ…。
アルバムをリピートで再生、のようなことは良くやると思いますけど、何度も同じ曲かかってても気にしない人って居ますよね。
自分なんか気に入ったアルバムを寝るときにつけっぱなしで半年ぐらい聞いてたりしますよ。
アルバムが30分で一周、8時間かけっぱなしだと6ヶ月で 2880 回再生。
再生回数に応じて支払い、ってのが公平とは限らないよね。
Re: (スコア:0)
みなさんCDの価格やCDの印税と比較されているようですが、
この場合ラジオで曲を流された場合、テレビで曲を流された場合の使用料・収入と比較するのがより近しいのではないでしょうか。
Re:いくらなら適切なのか (スコア:1)
では、ラジオで一回流したら4,685人のリスナーが聴いていて、使用料として19.22ユーロ支払われた。
これは果たして安すぎるんでしょうか?
守銭奴は音楽しなくていい (スコア:1, おもしろおかしい)
歌わせてくれてありがとう
聞いてくれてありがとう
という姿勢が大事
金は二の次
Re:守銭奴は音楽しなくていい (スコア:1)
寝言は寝て言え。
Re:守銭奴は音楽しなくていい (スコア:1)
わかるわかる。シャワー浴びながら歌って
今日は雨の中、俺の為に集まってくれてアリガトーみたいな
Re: (スコア:0)
お前が決める事じゃねえ。
Re: (スコア:0)
こういう人に限って、自分で何か創作して公開したことがない。
もちろん、自分の創作物をコピーされて腹を立てることもない。
ただ消費者側の利益を追求してるだけ。自分は他人に何も奉仕せず、他人が自分に奉仕するのは当然だ、と言う。
Re: (スコア:0)
三波春夫かよ!
Re: (スコア:0)
ワ●ミの方ですね わかります
Re: (スコア:0)
そんなのロックじゃない!
Spotifyに早くも逆風、レーベル/アーティストが続々離脱 (スコア:1)
http://bmr.jp/news/46859 [bmr.jp]
ああやっぱりニュースになってんのか
と思えばこれ一昨年の記事だった。
デジタル音楽業界の新たなボスたちは以前のボスより酷い (スコア:0)
http://apple.srad.jp/story/12/05/28/0051238/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%B... [srad.jp]
前にもこんな記事がありましたな
オフトピ (スコア:0)
いつから音楽業界の皆さんは楽曲のことも音源て呼ぶようになったの?
Re:オフトピ (スコア:1)
わたしゃ音源と聞くと、未だにFM音源とかPCM音源とかPSGといったものを思い浮かべる。
演奏を録音したものが音源と呼ばれていることに最近(ここ数年)気づいたけど、けっこう違和感がある。
Re: (スコア:0)
音楽業界は知らないけど、
原文(BBC)では単にmusicとなってるのを、タレコミ(またはそのソース)で音源と翻訳してる。
Re: (スコア:0)
15年ほど前にライブハウスや楽器店でバイトしてましたけど、
その頃にはすでに楽曲のことを音源と言ってましたね。
ただ、違う店の従業員には通じないこともあったので、
広く使われていたかは不明ですが。
Re: (スコア:0)
ライブ音源、デモ音源、とかから来る派生ですかね。
20年前にはあったと思います。
・収録された演奏
⇒おそらく本来の意図はこれ(ライブから録った、デモ演奏から録った、の意)
・楽曲が収められたテープ等
⇒ライブ音源を販売、などというと媒体のことを指しているようにも聞こえてしまう。
・収められた楽曲そのもの
⇒上記のライブ音源等に対して、レア音源とか呼んでるうちに変化したのだと思う。
もっと再生数の大きいアーティストがいくらもらってるのだろうか (スコア:0)
ウェブだと、ページビューとクリック数でクリック率というのが出るので、見た人の中で実際に何人が興味を持った、または購入した、がわかるから、相場感はわかりやすいけど、音楽はまだまだデータ不足かな?
Youtubeで公式にプロモ動画を配信してるアーティストも多いけど、それを見た人がどれだけ音楽買ったか(楽曲購入ページへのリンクをクリックしたか)を見れば、Spotifyの再生数あたりの収益力というのも見えてくると思うけどね。
最近の若い人たちはYoutubeの音楽動画=無料音楽としてそれをメインに聞いたりするらしいので、そもそも買いもしない。
そう考えると4600再生で$20というのは、そう悪くない数字のようにも思える。レコード会社分割り引かれてそれならね。
Last.fmというiTunesなどで聞いた音楽の履歴を記録できるサービスがある。サービス利用ユーザー自体少ないけど、
前週のトップアーティストは Daft Punkでリスナー数は約17万人。再生数は40万回は超えてる。そう考えると、1週間で$2000は稼げる計算になる。Last.fmのユーザーはホント少ない(JPOPのトップはPerfume でたったの1700人らしい)ので、実際のリスナー数はこの10倍、100倍になるはずなので、Spotifyからの収益率なら十分儲かると思うけどね。
Last.fmでの再生人数、再生数チャート http://www.last.fm/charts/ [www.last.fm]
Re: (スコア:0)
ダフトパンクの新作の制作費は100万ドル以上ですよ。
リリース直後で週2000ドルじゃあ、トップアーティストでも
配信だけで元は取れないんじゃなかろうか。
Re: (スコア:0)
知名度のあるアーティストの場合は全サービスの売り上げで考えて戦略を決定出来るだろうしなぁ。
多少マイナスでも宣伝費として割り切って…みたいな判断だってあるだろうから、単純に比較できない。
ここ数年よくいわれてるのもアルバムや配信に頼るのではなく、ライブで稼ぐってビジネスモデルだし。
そもそも (スコア:0)
定額制なんだから、原資はユーザー数X定額料金でしょ?
それを楽曲の再生数で配分するのなら、もともと再生数の少ない楽曲には殆ど配分されないってことでしょうに。
Re: (スコア:0)
ぽっと出のインディーズバンドが言い出してるんならその通りなんスが、今回はそうじゃないっスからねぇ。
Spotifyの1曲あたりの再生数自体が実はかなり低いんじゃないか。
某配信サービス開始時 (スコア:0)
1曲99セントだ。俺が決める。
お前らの都合は知らん。