Facebook、オフィス近くに住宅などの施設を開発。Facebook従業員以外へも開放へ 16
ストーリー by hylom
Facebook市が産まれる日は来るのか 部門より
Facebook市が産まれる日は来るのか 部門より
taraiok 曰く、
Facebookはオフィスの徒歩の距離内に、394ユニット分の住宅用不動産を賃貸する契約を地元の開発者と進めている。そのエリアは「Anton Menlo」と呼ばれ、630,000平方フィートの面積を有し、契約金額は1億2000万ドルになるという。Anton Menloにはスポーツバーから犬のデイケアといった施設まで用意される予定だ。こうした成人の「遊び場」的な住宅を用意する最大の理由は、シリコンバレーでは「優れたエンジニアを呼び寄せるため」だと考えられている(WSJ、本家/.)。
しかし、Facebookの広報担当者は従業員の獲得が要因ではないとして、この考えを否定した。Facebook側は理由として、何人かの従業員からFacebookの本社が置かれているMenlo Park周辺の住宅不足の問題を指摘されたためだと述べている。
20世紀のアメリカの工場労働者は、雇用者が所有している社会に住んでいて、住宅、医療、法の執行が提供されていた。Facebookのこうした動きはこうした企業城下町の再来を想起させるものとなっている。しかし、今回の20世紀のアメリカの企業城下町とは異なり、Anton Menloの施設はFacebook以外の従業員にも公開され、他企業の交流の場としても利用されるという。
大昔の話だけど (スコア:1)
映画製作のセルズニック・スタジオ思い出した。
広い敷地に、おんなじデザインの純白の家がいくつも並んでるの。
「いいなあ」と思う反面、なんか怖かった。
Facebook住宅も、どこか似た印象だなあ。
Re:大昔の話だけど (スコア:2, すばらしい洞察)
日本各所で見られる分譲住宅も同じ感じですけどね。
人が住み始めると無機質の中にも味が出てくるもんじゃないかと思います
Re:大昔の話だけど (スコア:1)
たしかに人の味はでてくるけど、なんせFacebookなもんで
自動的に情報が共有化されてしまい
「やあ、スティーブ。昨日はピザ注文した様だけど、だれかお友達でも来たのかね?」
とか会社で言われるとなんかいやだ。(小田嶋隆のエッセイのパクリ)
・・・なんて妄想も抱いてしまう。(実際にはそこまではいかないだろうけど)
Re: (スコア:0)
あれ、いつみても嫌な感じ。
あんなのならいっそのこと集合住宅でいいのに、と思う。
Facebookハウジング (スコア:0)
お客様の暮らしを強力にお紐付けいたします
Re: (スコア:0)
交流の場にはなってもACの場にはなりそうもないな
#なのでAC
Re: (スコア:0)
入居するとあなたがここで撮影した写真、録音した音声はFacebookが2次利用することに同意しますとか契約させられたりして…
部屋にLike itと書いたボタンがついてて、いいことあったら押せとか
しかし、家が見つかりにくいというのは住宅補助金出せば済むんじゃないのかねぇ。
絶対数が足りないの?それならなぜ他のデベロッパーが宅地開発しないのだろうかね。
絶好の儲けるチャンスなのに。
Re: (スコア:0)
Facebook っていずれは何処かに身売りする未来しかないだろうに、
なんでまたこんな無意味な事するのだろう?
Re:Facebookハウジング (スコア:2, すばらしい洞察)
株式公開で評価された時価総額に見合う何かをしないといけない。
本業のサーバー類の強化とかソフトの開発とかに使ってもまだ、
「投資先」が足りない。贅沢だがとっても恐ろしい状況なんだと思う。
大きいことはいいことだ (スコア:0)
アメリカの伝統
会社に縛られるのは嫌だ (スコア:0)
給料は同業他社に転職すればどこも似たり寄ったりなので大丈夫。
フリンジベネフィットで会社に縛られるのはぜひとも避けたい。
Re:会社に縛られるのは嫌だ (スコア:3, 興味深い)
国際労働機関(ILO)も「労働者住宅勧告 [ilo.org]」のなかで
(1) 使用者は、その労働者に対し自己の企業と関係のない公の機関又は協同組合その他の住宅協会のような独立の私的機関が公平の原則に基づき住宅を提供することの重要性を認識すべきである。
(2) 使用者がその労働者に直接住宅を提供することは、たとえば、事業所が通常の人口集中地から遠距離にある場合又は業務の性質上労働者をただちに就業させなければならない場合のようなやむを得ない事情のある場合を除き、一般的に望ましくないことを認識すべきである。
(3) 住宅が使用者により提供される場合には、
(a) 労働者の基本的人権、特に、結社の自由は、認めるべきである。
(b) 労働者の雇用契約の終了に伴い住宅の賃貸借又は使用を終了させるに当たつて国内の法令及び慣習は、十分に尊重すべきである。
(c) 家賃は、4に掲げる原則に合致すべきであり、かつ、いかなる場合においても投機的利潤を含むべきでない。
(4) 労働の対価としての使用者による住宅及び共同施設の提供は、労働者の利益を保護するために必要な限度内で禁止し、又は規制すべきである。
なーんてしていて、企業が労働者に住宅を提供するのは良くないと考えてるみたいですね。
社宅なんて考え方、日本ぐらいだよなんて言う人もいますが、技術者の囲い込みには依然として有効で世界中で行われていると。
Re: (スコア:0)
どうせ暇な時は帰って寝るだけ、仕事がある時はときどき着替えを取りに戻るくらいの場所なのにね
Re:会社に縛られるのは嫌だ (スコア:1)
JASRACから……と思ったけど「働く男」より状況が悪いのか。失礼しました。
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
そういう人は社宅だろうがドヤ街だろうが構わんのだろうけど、
もうちょっと恵まれた人々は帰ると家族がいたりするんだよ。
あなたにもそういう日が来るといいね。
昔の鉱山や工場 (スコア:0)
人を集めるためという事なら大丈夫だと思うけど、法外な料金を請求されたりしませんよね?
昔の鉱山や工場ではよくある話だけど、付近に商店がないかまたは商売が制限されていて、会社の息のかかった購買所で法外な料金を取られていた。
おかげで、いくら賃金がよそより高くても会社側にお金を回収されていた。
昔は鉱山労働者は高給取りだったからそういうのがまかり通っていた。
だから自由主義者のJSミルは会社に反抗して生活物資を共同購入したロッジテール開拓者組合を”自由の砦”と呼んだ。
そのうちここでも開拓者組合が結成されたりするかもしれないな。