フェアユース保護に取り組むYouTube、クリエイターへの法的サポートも行うと発表 20
ストーリー by headless
保護 部門より
保護 部門より
YouTubeは19日、明らかなフェアユースと思われる動画を米デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づく削除要請から保護し、動画のクリエイターへの法的サポートを行うことを明らかにした(Google Public Policy Blogの記事、
Ars Technicaの記事、
TorrentFreakの記事、
The Guardianの記事)。
DMCAに基づく削除要請の中には、要請者が著作権を主張する著作物とはまったく無関係なものや、米国ではフェアユースとして保護される範囲で著作物を使用しているものも多い。
クリエイターは異議申し立てをし、削除された動画の復元をリクエストすることも可能だが、訴訟に至ることもある。そのため、YouTubeが明らかにフェアユースであると認識する動画について、訴訟費用の保証も含めたクリエイターへの法的サポートを行っていくことを決めたという。
YouTubeではフェアユースとみられる動画に対してDMCA削除要請が行われた場合、クリエイターの同意に基づいて米国では動画を公開し続け、最高100万ドルまで訴訟費用を補償する。場合によっては法廷での弁護も行うとのこと。なお、YouTube Spotlightチャンネルでは再生リスト「Fair Use Protection」に4本の動画が登録されているが、日本ではいずれも再生できない。
YouTubeがすべてのクリエイターに対して法的な保護を行うことはできないが、不当なDMCA削除要請に対しては通常のプロセスで対処する。たとえ保護できる動画が少数であっても、YouTubeのエコシステム全体にとって良い影響を与えると考えているとのことだ。
DMCAに基づく削除要請の中には、要請者が著作権を主張する著作物とはまったく無関係なものや、米国ではフェアユースとして保護される範囲で著作物を使用しているものも多い。
クリエイターは異議申し立てをし、削除された動画の復元をリクエストすることも可能だが、訴訟に至ることもある。そのため、YouTubeが明らかにフェアユースであると認識する動画について、訴訟費用の保証も含めたクリエイターへの法的サポートを行っていくことを決めたという。
YouTubeではフェアユースとみられる動画に対してDMCA削除要請が行われた場合、クリエイターの同意に基づいて米国では動画を公開し続け、最高100万ドルまで訴訟費用を補償する。場合によっては法廷での弁護も行うとのこと。なお、YouTube Spotlightチャンネルでは再生リスト「Fair Use Protection」に4本の動画が登録されているが、日本ではいずれも再生できない。
YouTubeがすべてのクリエイターに対して法的な保護を行うことはできないが、不当なDMCA削除要請に対しては通常のプロセスで対処する。たとえ保護できる動画が少数であっても、YouTubeのエコシステム全体にとって良い影響を与えると考えているとのことだ。
YouTube独り勝ちになるのか? (スコア:1)
せっかく世の中にはいい音源がたくさん存在するのに
カスラック管理で有料だから、誰にも聴かれてない、というものがとても多い。
これでニコニコが廃れ、YouTube独り勝ちになる可能性が出てきたのかな。
Re:YouTube独り勝ちになるのか? (スコア:2)
jasracは音源の管理はしていない。あくまでも著者本人の権利の管理で、音源の権利は持っていません。
音源の権利を管理しているのは、レコード会社かその代表であるRIAJ(日本レコード協会)
ついでに言うと、ニコ動やYouTubeはJASRACと包括契約を結んでいるので、ユーザーはお金を払う必要はない。使れていてもJASRACは訴えたりはしないし、削除依頼も出さない。
権利団体の代表格としてカスラックなんて俗称使ってるんだろうけど、この手の理不尽な権利主張はだいたいレコード会社がやっていることは知ってた方がいいよ。でないとまっとうな主張とみなされなくなるからね。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
FM音源は名作だったな。SCCも。
Re: (スコア:0)
ニコニコにはニコニコモンズがあるから、まだ分からない。
たとえば、とあるカスラックが独占している曲があるとして
ニコニコモンズにその曲の前半のみをうpする。全部ではないので引用なのでカスラックは文句言えない。
また別のユーザが、曲の後半のみをうpする。やはりカスラックは文句言えない。
その前半と後半を別々にDLして繋げば、1曲分が合法的に手に入る。
これならニコニコにもまだチャンスはある。
Re: (スコア:0)
「全部でなければそれだけで引用」なんてルールはありませんぜ旦那。
それに著作権上の「引用」の定義については文書に関しては過去の判例で線引きが示されてるけど、音楽はその対象じゃないと思う。
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
まだ悪の組織JASRACの思い込みで著作権語る奴居るのか
Re: (スコア:0)
それって著作者に払う程度の金ほどの価値もないってことでしょ
誰もいい曲だって思ってないってことじゃん。
世界中の著作物を搾取して (スコア:1)
成り立っているYoutube/Googleがクリエイター保護とか草過ぎる
著作権ヘイブン
Re:世界中の著作物を搾取して (スコア:1)
「無許諾コピー上等」なyoutubeと、「タダならなんでもいい一般人」によって
なし崩し的に齎された「カジュアルコピー合法化」こそが、
著作物利用に於ける公正さ・透明性向上への歩みを台無しにした元凶ではないのか。
個人や零細企業でも、明瞭で合理的な価格に基づいて著作物を正当に使用でき、
且つ、零細作者であっても、その著作物が使用された際には正当な報酬を得られる、
そのような取引システムを実現することこそが理想ではなかったか。
「みかじめ料払えば治外法権」なんてやり方は、自由でも公正でもない。
Re: (スコア:0)
加えて最も忌むべきは「タダで当たり前。タダでないのが気に入らない」という文化(今の子供に少なくない)を作り出した点
触れてはいけない人間の汚い本能を刺激してよい結果を生むわけがない
Re: (スコア:0)
正直同意だ。
何でもかんでも手前勝手にフェアユース認定されちゃたまらんよ。
Re: (スコア:0)
いやほんと。面の皮の厚さに驚愕するわ。
Re: (スコア:0)
明らかにフェアユースの動画を保護するよりも、明らかに違法アップロードの動画を削除した方が、
よっぽどクリエイター保護になるに決まってるんだけど、それにはほっかむりっていうね。
何かタイミングが整ったのかな? (スコア:0)
・YouTuberの数が増えてきたのでサポートを手厚くしないとリスクが高くなってきた
・YouTube自体の訴訟リスクを更に低減する必要が出てきた
・YouTubeの法務リソースが充実した
・米国著作権上の何らかの法的な根拠が整備された
この時期に始めるのは、何か理由があるのかしら。
Re: (スコア:0)
単に有料サービス準備の期間が終わったんで、次のネタに着手できる様になっただけでは。
日本のクリック目的の詐欺動画も何とかしてほしい (スコア:0)
掲示板の内容をスクロールで表示するだけの動画や、ニュースを読み上げソフトで読み上げるだけの動画、他人の動画(例えばドライブレコーダーの事故動画)を集めただけの動画など、Googleはいつになったら対処するのかな・・・。あと内容とタイトルがあってない動画(例えばワンちゃんの動画に「閲覧注意」とつけるなど)もなんとかしてくれないかな・・・
Re: (スコア:0)
例えば、サッカーのゴールシーンを見ようと思って両チーム名で検索すると、静止画とテキストしか使ってない動画とかあるんだよね。Googleはページランクの技術を持ってるはずなのに、Youtubeの動画のランク付けはお粗末すぎる。
Re: (スコア:0)
カラオケと書いてないカラオケ動画もたまに見ますね
さすがに黒いな (スコア:0)
「明らかなフェアユースと思われる」なんてものは存在しないよ。
一応の線引きである判断基準すら時代によって変わっていってるのに、フェアユースかどうかなんておまえらが判断できることじゃねえよ。
#そういう意味では日本の著作権法の方がはるかにクリア
Re: (スコア:0)
米国の著作権法に、その線引きが書いてあるんだよ。
YouTubeが米国法に従うのは当然のこと。