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Facebook

Facebook、Reactの「真のオープンソース化」を拒否 61

ストーリー by hylom
不自由なソフトウェア 部門より

多数のオープンソースソフトウェア開発プロジェクトを傘下に持つApache Software Foundation(ASF)が、Facebookの「オープンソースソフトウェアライセンス風のソフトウェア」は利用すべきではないという方針を定めた(Facebookの特許条項付きBSDライセンスが炎上している件について)。

Facebookが公開しているソフトウェアのライセンスはBSDライセンスをベースとしているが、それに加えてFacebookやその傘下の企業などとの間で特許紛争が発生している会社はそのソフトウェアを利用できないという条項が追加されている。これは「PATENTS」というファイルに記載されており、以前から話題にはなっていたのだが(参考:2016年にQiitaに投稿されたスライド)、今年7月にASFがこの条項を問題視し、この条項が付いたソフトウェアはASF傘下のオープンソースソフトウェア開発プロジェクトでは利用を認めないことが表明された(Register)。

これにより、特にFacebookが開発するJavaScriptフレームワーク「React.js」を使用しているプロジェクトが影響を受けるという。そのため、Reactを利用しているASF傘下プロジェクトに関わるソフトウェア開発者がFacebookにライセンスの変更を求めていたが、Facebookはこれを却下したという(Registerマイナビニュース)。

なお、オープンソースの定義では特定の個人やグループ、分野に対してのみ制限を加えることを禁止しており、これに則るとFacebookの「特許状況付きBSDライセンス」はオープンソースライセンスとは認められない。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 7時34分 (#3265767)

    「裏のオープンソース化」とか「至高のオープンソース化」とか「究極のオープンソース化」とか、
    「本家オープンソース化」とか「元祖オープンソース化」とか、まだまだ...

    違った方向性で「オープソンース」ってのも面白いかもしれない。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      オープンソースのオープンソース化ですね、分かります。

    • by Anonymous Coward

      流れで思わず「オーブンソース」と空目。

      • by Anonymous Coward

        焦がしたソースの薫りがたまらない?

        • by Anonymous Coward

          その為に炎上させてるんですね

  • スラッシュ国民投票 (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2017年08月23日 7時50分 (#3265772)

    今回の件の問題はどこ?

    ・Facebookが(内容に関係なく)新しいライセンスを作った事
    ・Facebookがいわゆるオープンソースでないライセンスを作った事
    ・ASF傘下のプロジェクトがライセンスをロクに確認せずに他のソフトを利用してた事
    ・他人が作ったライセンスにASF傘下のプロジェクトが変更を求めた事
    ・オープンソース以外をヘイトしてる奴がいる事
    ・世の中に特許がある事
    ・こんなどうでもいい話がスラドに挙がっている事
    ・どこが問題なのか理解していないAnonymous Cowardがいる事

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 8時20分 (#3265786)

      3番目に近いけどFacebookのライセンスも大概酷い
      特許紛争ってFacebookが負け確定の言いがかりレベルのものでも言い出したら解決完了まで使用禁止なんでしょ?
      Facebookやその傘下に非がある特許紛争でもはい使用禁止って事でしょ?
      該当特許に関係あるプログラムを制限するならまだわかるけど範囲はそうじゃないんでしょ?

    • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 14時26分 (#3266033)

      問題と言うかなんて言うか、
      「部外者がFacebookのライセンス規定をどうこう言おうが知らんがな」
      って程度では?
      オープンソース原理主義的に問題なのかもしれないが、別に
      「ライセンスに沿って使用するかしないか考える」
      って点については何ら問題でも無い訳だよね。

    • by Anonymous Coward

      劣勢のAngular派としてはReactが自分で自分の首を絞めててしめしめ。

    • by Anonymous Coward

      >・どこが問題なのか理解していないAnonymous Cowardがいる事
      はい。何が問題なの!?
      自分の金・時間を使って作ったもの好きにしたらいいじゃない!?

      • by Anonymous Coward

        ›Facebookが負け確定の言いがかりレベルのものでも言い出したら解決完了まで使用禁止なんでしょ?

        ちがう。Facebookの件の条件配下のOSS利用側からFacebookを特許で訴えることができない。
        Facebook 側から起こしてきた訴訟に対する反訴はできる(ようになった)。

    • by Anonymous Coward

      ・どうせ折れるくせに強情をはるFacebookの無様さ

      • by Anonymous Coward

        FBはくっころ属性だったのか。

        # ミスターブラウンを思い浮かべてはいけない

    • by Anonymous Coward

      問題は何か知らんがニュースバリューはそれだけあるじゃない?十分ではないか?

    • by Anonymous Coward

      MS-PL [opensource.org] なんかは同様の条項があってもOSI承認されてるし、
      ASFがオレオレオープンソースを振りかざしてるだけなんじゃないですか。

  • 特許問題 (スコア:2, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2017年08月23日 12時20分 (#3265944)

    BSDL だろうと GNU GPL だろうと OSS と特許問題は色々と悩ましいんだよ。
    この辺の OSS ライセンスは元々、著作権に基いていて著作権者より、条件付きで著作の利用を許可しているもの。

    一方で特許権は別の権利なので、著作権的には無料で利用を許可されていたとしても、特許権の使用料は支払わなくてはならない。なので無料でオープンソースで配っておいて、広まったところで後から特許利用料を請求する邪悪なビジネスを喰らうリスクは常に存在している。(APL2 とか GPL3 が少し工夫しようとしているけど、著作権者と特許権者は同じという保証はないので、色々と限界がある)

    今回の Facebook は著作権ではなく特許権に関して「Facebook と特許係争関係にない場合にのみ、このソフトウェアに関連する所有特許の利用を許可する」としたものようである。
    逆にいうと特許について何も触れていない場合は、 BSDL やその他 OSS ライセンスでも後から特許権にもとづいて利用禁止されたり利用料を請求されたする可能性は常にある(明示しているだけ Facebook の方がマシという考え方もある)。APL2 や GPL3 だと著作権者から請求されることは少ないと思われるが、第三者からの請求はありえる。

    今回の Facebook 関連としては最初に特許関係は書かずに APL で配っていたものを、広まってからライセンスを BSDL + Patent に変更したあたりの問題がありそう。これは法律的に問題ないとしても邪悪でアンフェアだろうと。

    #色々と元記事追わずに、ああいつものやつね的に書いてるので、間違いの訂正や補足よろしく。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 14時30分 (#3266036)

      別スレッドでも指摘されてるが、今回のやつは
      ・そのソフトウェアとは無関係であってもFacebookとの特許係争ができない(やったらライセンス剥奪)
      点が新しく、また最大の問題点と考えられているようだ。

      • by Anonymous Coward

        それは厳密には違っていて、
            1. このソフトウェアの利用に関する著作権は BDSL によって提供される
            2. このソフトウェアの利用に関する特許権は Patents 条項によって提供される
        という二つの異なるライセンスによって構成されていて、2に違反したからとって1は剥奪されないんです。

        Facebook の FAQ だと

        Does termination of the additional patent grant in the Facebook BSD+Patents license cause the copyright license to also terminate?

        No.

        なんですよ。もちろん

        • by Anonymous Coward

          まぁしかし、(2) で指定されている「特許が関わっているソースコード部分」がどこにも明示されていないので
          Facebook と特許で係争関係になる予定の会社が React を使っていたらその調査からやらなければならず、
          その調査コストはかなり高いのではないかと思いますので、実質的な意味においては「特許権の引き上げ=
          使えない」になっているのでは。

          • by thorin (14200) on 2017年08月23日 19時12分 (#3266236)

            まあ、その通り。一方で特許権について何も書いていない素の BSDL とかでも全く同じ危険性があり、係争とかになると後から特許使用の不許可は十分にありえて、調査コストが必要になる点は全く同じ。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 7時07分 (#3265765)

    いちげっと

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 8時22分 (#3265788)

    React, Hack, Flow, yarn辺りが影響受ける?この中だとReactが一番シェアが大きそうかな。
    Vue.jsやAngularが台頭するきっかけになるのだろうか…?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      zstdとか。
      ライセンス変更されたみたいですけど。

    • by Anonymous Coward

      React結構いろいろ入り込んでるからねぇ
      すぐに乗り換えが進むのかな…

  • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 8時25分 (#3265793)

    結局のところ皆他人様の成果物にタダ乗りしたいだけなんでしょう?

    ここに返信
    • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 8時49分 (#3265804)

      もちろんよ
      これは「タダ乗りできないから乗るなよ!」って言う案件

    • by Anonymous Coward

      押し付けてるわけでないんだから、利用規約に許諾できなきゃ使わなきゃいい。
      それこそ「真のオープンソース」と思いますがねえ。

      軒下から母屋を襲うフリーライダーズ

      • by Anonymous Coward

        まあオープンソースの利用の話ならそれで良いのだろうけど、オープンソースの宗教面ではそれは非難すべき所なんだろ。

      • by Anonymous Coward

        そうだよ。だからASFは自分ところのプロジェクトでは使わないと決めた。
        変更したくない開発者がライセンスを変えるようにお願いするのも断るのもオープンソース云々とはあまり関係が無い。

        ASFがFBに対してライセンスを変えるように強権発動したわけではない。
        あと、「真のオープンソース」とやらは公開ポリシーの話と採用ポリシーの話をごっちゃに
        してるだけで無意味。
        「オープンソース」が「自由にライブラリを選択する」という意味であったことなど一度も無い。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 8時28分 (#3265795)

    誰かが "PATENTS" を消して再配布すればいいのでは

    ここに返信
    • by uxi (5376) on 2017年08月23日 13時37分 (#3266000)

      やるなら PATENTS が追加される前まで遡って fork するのが正解

      元々、
      AuthorDate: 2014-10-10T19:40:13Z
      CommitDate: 2014-10-10T19:40:13Z
      で commit された
      3bbed15: commit [github.com], tree [github.com]
      までは PATENTS ってファイルは存在しておらず LICENSE [github.com] も Apache License Version 2.0 だった。
      これは、Apache のライセンスのページ [apache.org]にある LICENSE-2.0.txt [apache.org] と同一。

      その次、
      AuthorDate: 2014-10-09T00:27:59Z
      CommitDate: 2014-10-10T20:34:07Z
      で commit された
      dcf415c: commit [github.com], tree [github.com]
      PATENTS [github.com] ってファイルが追加されて、LICENSE [github.com] も BSD-3-Clause に変更されたことで BSD + PATENTS になった。

      タレコミで挙げられてるスライドでは、「2015/4に追加された特許条項 [github.com]に気をつけるべき」と書かれているけど、これは
      AuthorDate: 2015-04-10T19:15:29Z
      CommitDate: 2015-04-10T19:15:29Z
      で commit された
      b8ba8c8: commit [github.com], PATENTS#blame [github.com], PATENTS#history [github.com]
      の事。
      dcf415c で追加された PATENTS の内容である Additional Grant of Patent Rights が若干修正されて Version 2 になってるんだけど、修正前も同じようなこと言ってるので、2014-10-10T20:34:07Z の dcf415c の時点から既に問題だったんじゃないかって気がする。

      --
      uxi
    • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 10時47分 (#3265881)

      まず、その「誰か」がFacebookから著作権侵害だと訴えられる。

      次に、その「なんちゃって真のオープンソース版」になったものを使ってサービスを展開した人らも同じく「誰か」とは無関係にFacebookから著作権侵害で訴えられる。
      即座に使用を停止するか金払って使用を続けるか、今まで勝手に使った分の使用料をFacebookに払うか、Facebookとの交渉次第になる。

      Facebookの著作だなんて知らなかった! 俺たちは「誰か」に騙されたんだ! という空々しい主張は通るかも知れないので、
      Facebookと無関係に「俺たち」が「誰か」を訴える損害賠償請求がありかもしれない。

      真のオープンソースライセンスはそういう事態に陥らないような設計がされている。
      この手の話を原理に立ち返って分析すると理解が深まって良い。

    • by Anonymous Coward

      合法的に著作物を「再配布」する方法があればね。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 9時26分 (#3265827)

    > なお、オープンソースの定義では特定の個人やグループ、分野に対してのみ制限を加えることを
    > 禁止しており、これに則るとFacebookの「特許状況付きBSDライセンス」はオープンソースライセンスとは認められない。

    「特定の個人やグループ、分野」というのはどういう意味なのか。
    だれそれさんとか物理学分野のような外延的定義ではなく、
    これこれこういった性質を持つ人のような内包的定義で表される
    グループも含むのであれば、「このライセンスに同意しない人」も
    特定のグループに当てはまるので、オープンソースの定義は矛盾してる。

    で、内包的定義で表されるものは含まないとすると、特許状況付きBSDライセンスは
    オープンソースライセンスとなってしまう。

    ここに返信
    • by minet (45149) on 2017年08月23日 13時00分 (#3265979) 日記

      「××である者はこの製品を使えない」というライセンスに対してその製品を使わない、というのは、そのライセンスに同意するからこそ「××である自分はその製品を使わない」という行動を取った、と解釈するべきなのでは?

    • by Anonymous Coward

      つまり、ライセンスに同意しない人は差別されているとお考えですか?

    • by Anonymous Coward

      「このライセンスに同意しない人」
      これ特定じゃないよね。不定だよね。
      ライセンスが破られてみないと判らないし、誰でもライセンスを破る奴にはなれる。

    • by Anonymous Coward

      そもそも契約していない人に効力は及ばないのでその指摘は無意味。

      # これは「対象を取る効果」じゃないからガードできない的なカードゲームのやりとりを思い出すな~

    • by Anonymous Coward

       同意しない人は、ライセンスを受け付けない人で
      ライセンスを制限されたのでは、ありません。
      同意すれば、ライセンスを受けられるのですから。
      ライセンスとは無関係のことを条件とするのが
      オープンではない、ということです。

       商用ライセンスと逆で、ライセンスによって権利が制限される
      のではなく、ライセンスによって、自由に再配布する権利が譲渡
      されると、考えると良いですよ。

       勿論、受け付けないのも自由です。

    • by Anonymous Coward

      よくわからないけど、同意の有無を問わないライセンスって
      ライセンスなんでしょうか。利用者を制限しないのがオープンソース
      ライセンスで、制限を加えれば、そうでなくなるのは、当たり前じゃないですか。
      オープンは、誰でも使えるという意味で、何をやっても良いという意味では
      無いですよ。

      で、あなたの主張は、何ですか。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 9時58分 (#3265853)

    いつも気になってるんですが、この「訴えたら使わせない」条項って実際に有効なんでしょうか。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      特許も一緒だろうけど、使わせないことはできないだろうけど、対価や損害賠償的なものを要求できるんじゃないかな。

  • でもその記述内容に依っては尊重では無く攻撃を選ぶ、と。
    自らの尊重する定義以外は攻撃対象となるとは、そりゃもう宗教だろ。
    別に多様な価値観が有っても良いだろうに。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      「うちの定義ではオープンソースとは認められない」、ってのがなんで攻撃扱いになるの?

    • by Anonymous Coward

      多様な価値観があるというのはすべてにYESと言うことではない。
      むしろ、YESと言えないような事柄ですら存在を許容する(した方がよい)と言うことだ。
      NOだけど、排除しないというのは多様性が高い状態。

      もちろん、多様性は二値ではないので制限のきつい状態から緩い状態までいろいろある。
      当然、「多様性を認めないグループは排除」というルールの下で多様性の高い社会は十分にあり得る。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 12時51分 (#3265969)

    facebook?なんで?となった。
    どうでもいいけど。

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2017年08月23日 17時22分 (#3266158)

    この曖昧さが、BSDライセンスの泣き所だな。
    特許問題を避けたいなら、GPL3かAPL2だな。

    ここに返信
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア

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