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若手囲碁棋士の間でAWSを使ったコンピュータ囲碁システムが流行 24

ストーリー by hylom
こんなところにもAmazonが 部門より

若手囲碁棋士らの間で、Amazon.comのクラウドサービスであるAmazon Web Services(AWS)を使ってコンピュータ囲碁システムを構築し研究に利用することが流行しているという(ITmedia)。

AWSを使った囲碁システムは、もともとコンピュータ囲碁を活用していた大橋拓文六段が始めたものだという。自宅でGPGPUに利用できるグラフィックカードを2枚搭載したPCを導入したところ、電力問題に遭遇し、そこからAWSを導入したそうだ。AWS開発者らの協力もあり、現在は「月に数千円から1万円程度」のコストでコンピュータ囲碁システムを利用できているという。

さらに他の若手棋士らとコンピュータ囲碁を使った研究会を立ち上げ、ほかの棋士らもAWSベースのコンピュータ囲碁システムを使うようになっているそうだ。

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  • by kcg (26566) on 2019年02月26日 16時00分 (#3571498) ホームページ 日記

    囲碁アプリの方が有料サービスとしてクラウド計算機能を提供すれば、
    ITの素人がAWSの設定などせずにすみますね。
    ビジネスチャンスを逃してる形になるんじゃないですかね。余計なお世話ですけどね。

    • by asanagi (22217) on 2019年02月26日 17時46分 (#3571579) 日記

      ソースの記事中にスポットインスタンスとあるのでEC2 P2あたりでしょうか?
      オレゴンで16GPUが約1800円/時か
      GPGPUやりたかったら今のところEC2しかないのかな?

      アプリが有料でやるならどんな料金体系がええんじゃろ?

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      • by zakki (19710) on 2019年02月27日 12時32分 (#3572051)

        AzureやGCPでもGPGPU使えますが、別の講演でP2やP3使っているという話が出てました。

        対局だと1手数秒~数十秒程度GPU使うだけでアマチュア高段者やプロを相手にできるのでパンダネットや野狐でサービス提供されてますが、プロの検討用途だと常時探索し続ける必要あるので1ユーザーでGPU占有になって、1ユーザー1サーバーの価格設定(計算資源の原価だけで1時間100~3000円程度)になっちゃうんですよね。
        そこまでする必要のあるユーザー少ないこともあって、開発費やサポートのせると結構チャレンジングです。

        親コメント
    • by Anonymous Coward

      70歳でも教えられりゃできるというのに

      研究会の中には70代の人もいますが、全員がインスタンスを立ち上げられるようになりました。
      https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1902/22/news006_3.html

      • そういうのは年齢じゃないんじゃないですかね。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          それなら、自分でAWSを立ち上げる方法が、対象の能力を考慮した適切な手段だったのでは?
          囲碁棋士らからしたら、囲碁アプリサービスの需要は特にないということ。

          • まぁ囲碁の能力があれば、AWS立ち上げみたいなIT技能も卒なくこなせる
            というのが正しければそうかも知れませんね。
            私は、囲碁は得意でもITが苦手だったり興味がわかない人も多いんじゃないかなと、軽く思ったくらいです。

            親コメント
            • by Anonymous Coward

              どう思おうと勝手ですが、研究会に参加した全員がAWS立ち上げで来たという結果が既にあります。
              プロの研究会以外に目を向けるなら、アマチュアの対戦相手としては市販のPCを使うだけで十分です。

    • by Anonymous Coward

      Igo as a Service で IaaS
      Igo Infrasctucture as a ServiceでI2AS…なんかA2ADみたいだな

    • by Anonymous Coward

      市場規模と囲碁ソフトユーザーの平均的ITリテラシーを踏まえた上でサポートコストが見合うかなぁ。

      あるいはAWSの計算リソースをIT素人の一般ユーザーにもホイホイ使わせられるようなソフトを開発できて、
      サポートも含めた体制まで構築できるんだったら、囲碁の局面解析なんてニッチすぎる分野よりも
      もっと美味しい市場がありそうだし。

    • by Anonymous Coward

      大橋拓文六段がやろうとしたことは、プロ棋士の十数人を相手にしたニッチターゲットだから、
      わざわざアプリ会社が開発費をかけてやるようなものでもないだろう。

      そういう点においてクラウドの「VMスナップショットイメージ配布」はちょうど良かった。

    • by Anonymous Coward

      プロ棋士が満足するAIの構築コストとそれによる売上を鑑みるに…
      プロ棋士むけAI講座だな

  • by Anonymous Coward on 2019年02月26日 16時01分 (#3571500)

    に空目した。どんなだ。

  • by Anonymous Coward on 2019年02月26日 16時02分 (#3571502)

    折角プロの棋士が研究するのだから
    現行の碁AIが出来ていないその一手を打つことの「説明」をまとめて発表してくれたら人類に貢献すること大だろう

  • by Anonymous Coward on 2019年02月26日 16時35分 (#3571531)

    マイクロソフト前CEOのスティーブバルマー。
    こちらも、アマゾンのクラウドを使うらしい。

    Steve Ballmer氏は変わった? 自身のチームにAWSを選択
    https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/column/infostand/1171368.html [impress.co.jp]

    • by Anonymous Coward

      もうMSへの愛は無くなってしまったのか。

      • by Anonymous Coward

        金の切れ目が縁の切れ目ってな

      • by Anonymous Coward

        自社内でApple製品が多く使われていて、下手すりゃ推奨までしたり
        自社の社員が他社製品でとった写真をアップロードしても特に何も言わなかったり、
        そう言う表面的な所はどっちでもいいと思っている所がマイクロソフトの強さだと思うのです。

        AzureはEnterprise用途には向いていると思うけど、スタートアップにはAWSやGoogleのほうがエッジが効いてる感じがする

        IBMは中途半端。

  • by Anonymous Coward on 2019年02月26日 18時48分 (#3571624)

    単なるIaaSのようなので、AzureでもGoogle Cloudでも構わない。

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