ChromiumベースのWindows版Microsoft Edgeでは、最近のCanary
ビルドで表示中ページをInernet Explorerで表示することが可能となっている(
Neowinの記事)。
ChromiumベースのMicrosoft Edgeでは
公式のプレビュービルド公開前からedge://flagsに「Enable IE Integration」というフラグが存在し、このフラグを「Enabled」(現在のCanaryビルドでは「IE mode」)にするとメニューの「More tools」(その他のツール)に「Host in IE tab」という項目が追加されていた。Microsoftは5月の、Build 2019で
Internet Explorerモード(IEモード)を企業ユーザー向けに提供することを発表している。
これまではメニューに追加された項目を選択してもエラーメッセージと空白のタブが表示されるだけだったが、最近のCanaryビルドではこれらに加えてInternet Explorerの新しいウィンドウが開き、表示中のWebページが表示されるようになった。現行版のMicrosoft Edgeにも「Internet Explorerで開く」というメニュー項目が用意されているが、既存のウィンドウを使用しない点が異なる。Windows 10だけでなくWindows 7上でも使用できたので、Windows 8/8.1でも使用できると思われる。
なお、最近のビルドまでは「edge://flags」で「Enable language localization」を「Enabled」にしないと言語設定で日本語を追加してもUI言語として設定することはできなかったが、現在はCanary/Devともにフラグが削除されており、設定画面のみで日本語UIに切り替え可能となっている。日本語化した場合、Internet Explorerを開くメニュー項目は「このページをInternet Explorerで表示する」となる。