パスワードを忘れた? アカウント作成
15300799 story
Google

Chrome Canary、FLoCをコントロールするオプションを表示可能に 26

ストーリー by nagazou
オプションに気がつくかどうか 部門より
headless 曰く、

Chrome Canaryの最新版では、フラグ設定でFLoC(Federated Learning of Cohorts)の有効・無効を設定するオプションが表示できるようになっている(Ghacksの記事)。

Googleが提案するFLoCは、サードパーティcookieを使用せずに関連性の高い広告を表示する仕組み。Chrome以外のメジャーブラウザーでは採用しない雰囲気になっているが、Chromeでは3月から日本を含む10か国で、ユーザーのごく一部を対象にテストが行われている。

FLoCのオプションを追加するには、chrome://flagsで「Privacy Sandbox Settings 2」(chrome://flags/#privacy-sandbox-settings-2)を「Enabled」にする。あとはChromeを再起動すれば「プライバシーサンドボックス」設定ページ(chrome://settings/privacySandbox)でFLoCの有効・無効を切り替えられるようになる。

ただし、設定ページでFLoCを無効にしても、EFFの「Am I FLoCed?」サイトではFLoC有効と表示される。Googleがテストからのオプトアウト方法としているサードパーティcookieの無効化を行っても結果は同じなので、無効化できている可能性もあるが、詳細は不明だ。なお、拡張機能「DuckDuckGo Privacy Essentials」をインストールすると、FLoC無効と表示されるようになる。

  • by Anonymous Coward on 2021年06月02日 16時30分 (#4043221)

    今までのサードパティCookieを使ったターゲッティングとの違い

    【メリット】
    ・データによる個人の選別がサーバサイドではなくクライアントサイドで行われるので、Google等の業者が持つ情報が最低限になる

    【変化無し】
    ・閲覧履歴等のデータによって個人が選別されることには変わらない
     ある属性を満たしている人のみに良い求人広告・賃貸物件の広告が出るなどして格差拡大や差別助長に繋がるなどの問題は変わらない
    ・データがローカル(ユーザの端末)にあろうと、Googleや広告会社の制御下に置かれて処理されるデータであることには変わりない。
        https://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/1367552579828211713 [twitter.com]

    【デメリット】
    ・今までは広告ネットワークのサーバでやっていた閲覧履歴に基づくターゲッティングなどの作業がクライアントで行われるので SSD・HDD などのストレージ、メモリ、CPU資源、電力やバッテリーを消費する(このコストはユーザが支払う)
    ・広告やアクセス解析外部スクリプトを一切貼っていないサイト(大学や研究機関など)の閲覧履歴もデフォルトでは FLoC の解析に利用される
     サイト側にオプトアウトする手段はあるが、デフォルトでは勝手に解析に利用される。
    ・世界一位の広告ネットワークと世界一のブラウザ製作者の Google が自社にとって有利な環境を構築しようとしている
     (サードパティCookieをブロックして、自社が事実上支配するルールの FLoC で広告ネットワークを再構築しようとしている)
     広告ネットワークの独占が余計強まる

    ということで、デメリットも相当大きいです。

    今まではできなかった、広告やアクセス解析を一切貼っていない有名大学のサイトの利用者(その大学の学生である可能性が高い)をターゲットに広告を出すといったことも可能になってしまうんですね。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      より性的嗜好を細かく分析したエロ広告が出てくるのか。胸が熱くなるな。

      • by Anonymous Coward

        エロ広告自体は個人端末ならどんどん出してくれていいので、地雷ジャンルを出さないようにしてくれるなら大変助かるんですが

      • by Anonymous Coward

        マジレスするとFLoCでは3rd-party cookieより嗜好を細かく分析した広告配信はできない

        • by Anonymous Coward

          じゃあそんなもの反対だ!

    • by Anonymous Coward

      メリット、デメリットを述べるにあたり主体は誰かが前提にあると思うが、「エンドユーザーにとって」であると仮定して…まあメリットの1行目から何かおかしいがそちらは突っ込まず。

      ・世界一位の広告ネットワークと世界一のブラウザ製作者の Google が自社にとって有利な環境を構築しようとしている
       (サードパティCookieをブロックして、自社が事実上支配するルールの FLoC で広告ネットワークを再構築しようとしている)
       広告ネットワークの独占が余計強まる

      これは別にGoogleに独占されるからデメリットってモノではないと思う。むしろ情報の保有者が選別されてエンドユーザーとしても扱い易い説もある。

      ・今までは広告ネットワークのサーバでやっ

      • by Anonymous Coward

        Googleにあなたのプライバシーを独占的に入手されるのが嬉しいという考えの持ち主であれば、まあなんでも大賛成でしょうね。

  •  エンドユーザーをグルーピングして表示する広告を変えることでターゲティング情報を漏らさないようにするのであれば、そもそもどのグループに属するのか自分で選択させて追跡データを使わないというオプションを用意すれば良いと思うのだよな。

     めんどくさいアンケートに回答するくらいなら、追跡されてても良いよってやつだけオプトインで行動追跡すれば良い。

     Googleは追跡してデータ取得しますでも広告主には出さないので信用してください、なんて言われても納得してくれる関係者はいないだろ。

     最低限、どんなグループに分類されているかはユーザーが確認できるようにして、そこで変な結果が出てたらユーザー自身が修正できる手段は必要なんじゃないかな。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      データ追跡とか追跡データって具体的に何のことを指してるの?
      FLoCはGoogleが追跡しない仕組みとして提唱されたものだよね?
      悪いけど何の話をしているのか分からない。

      • Googleが開発中の「FLoC」はなぜ「有害」なのか、ユーザーとウェブサイトに発生する損害とは? [gigazine.net]

        FLoCはウェブサイトに訪れたユーザーを数千人単位のグループ(コホート)に分類し、コホートの興味・関心に基づいた広告を示すという仕組みのため、ユーザー「個人」を追跡しません。実際にGoogleは「インターネットでユーザー個人を追跡しない」と明言しており、これが「プライバシーに配慮している」と説明する理由です。

        こちらがGoogleの主張なんだけど、何がおかしいのかというと「ウェブサイトに訪れたユーザーを数千人単位のグループ(コホート)に分類」するためにユーザーの行動追跡をしているというところなんだよね。
        確かにサードパーティーに直接的な行動追跡のデータが送られることはなくなったかも知れないが、Google自身は行動追跡をしているし、Google内部でそのデータを抱えているという状況に変わりがないわけですよ。
        むしろ、ユーザーの行動追跡データはGoogleが独占しますと宣言しているようなものなので、より質が悪いと思われて関係各所から反発もらってるわけです。

        • by Anonymous Coward

          何がおかしいのかというと「ウェブサイトに訪れたユーザーを数千人単位のグループ(コホート)に分類」するためにユーザーの行動追跡をしているというところなんだよね。

          あなたの示したGIGAZINEの記事にもそんなことは書いてませんし、FLoC批判の急先鋒である 電子フロンティア財団 [eff.org]もそんなことは言ってません。
          Google自身は行動追跡をしているとか、Google内部でそのデータを抱えているって誰が

      • by Anonymous Coward

        あなたが理解していないだけでは。Chromeはあなたのブラウジングを追跡してるんですよ。

        • by Anonymous Coward

          「具体的に何を追跡してるか知らないけど、とにかく追跡してるんだ!」って言い張るだけなら誰にでも出来ますね
          #
          ところで主語はGoogleじゃなかったんですか? Chromeなんですか? それもはっきりしませんね

  • by Anonymous Coward on 2021年06月02日 16時28分 (#4043220)

    EFFのHTTPS EverywhereもDuckDuckGo Privacy Essentialsへの移行を推奨してる [yro.srad.jp]し、急速に市民権得てきてるね

    ここに返信
  • by Anonymous Coward on 2021年06月02日 16時54分 (#4043229)

    Windows版のChrome 90.0.4430.212(5月11日リリース)とAndroid版のChrome 90.0.4430.210(5月10日リリース)でFLoC無効化トグル出るようになってたので少し前から気付いてた。

    ただし、有効のままでも、無効にしても、Am I FLoCed?では「Your browser does not currently have FloC enabled.」(=無効)判定なので、何か他に条件があるのかな。

    chrome://flags/#privacy-sandbox-settings-2 では available の方に振り分けされてるんだけどな。

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      ただし、有効のままでも、無効にしても、Am I FLoCed?では「Your browser does not currently have FloC enabled.」(=無効)判定なので、何か他に条件があるのかな。

      十分な数が集まらないと仕分判定できない=無効
      なんじゃないかな

      十分な数が集まった際の無効層も
      セグメントという意味では無効にする層って区分できるから
      気休めでしかない気もするんだけれど

      • by Anonymous Coward

        最初その可能性も考えて Am I FLoCed? のスクリプトを見てみたら、それはそれで無効とは別のメッセージ(下記)を出す判定ロジックになってたので違うかと。

        https://amifloced.org/js/scripts.js [amifloced.org]

        You may be FLoCed.

        Your browser has FLoC enabled, but we can't see your cohort ID.
        This may be because you haven't visited enough sites to be placed
        in a group, because you're in an Incognito window, or for some
        other reason.

  • by Anonymous Coward on 2021年06月03日 3時28分 (#4043517)

    サーバサイドでやるもんじゃなかったの?

    Do'nt track me みたいなもんかな

    ここに返信
    • by Anonymous Coward

      クライアントサイドでも処理が有るよ。
      クライアントサイドでやるから、FLoC無効化しない限り逃げられない。

      1.ブラウザが直近1週間のFLoC対応ページの閲覧履歴を元に閲覧傾向データを作成。
      2.その閲覧傾向データをGoogleに送信。
      3.Googleが送られてきた閲覧傾向データを元に一定人数以上になるようにグルーピング化。
      sradを見ているような個人特定出来そうな特異なユーザー郡は個人特定のリスクが有るのでグループ対象外にする。
      4.ブラウザが閲覧傾向データからグルーピング化するクラスターファイルをGoogleから落としてきて、サイトへグループ(=コホート、閲覧者の属性)を送信

typodupeerror

ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

読み込み中...