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テクノロジー

バッチ処理とCOBOLは時代遅れ? 214

ストーリー by nagazou
そんな些細な話ではないと思う 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

バッチ処理自体、とっくの昔に時代遅れになった手法ですが、みずほは何らかの理由でこだわっていたのです

とか

ITベンダーの間では、かねて『なぜみずほは、わざわざ高齢のエンジニアを雇ってまでCOBOLを使い続けるのか』が疑問視されていました

といった、ITジャーナリストの発言を掲載している。 しかしながら、銀行業務の中ではバッチ処理が適した性質のものも多いだろうし、過去の資産を使いまわさないといけない局面はたくさんあるのだからCOBOLエンジニアが必要(たとえそれが他の言語に移植する仕事だとしても)だろうし、上記2点がみずほ銀行のシステムの「爆弾」だとは言い過ぎの気がするがどうだろうか。

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  • by Anonymous Coward on 2021年09月21日 18時15分 (#4116743)

    だが、あえてバッチ処理した方が望ましい場合もあるわけで。
    たとえばネットを利用した振り込みとか、不正アクセスに勘付くためにあえてリアルタイム処理できなくしてる銀行もある。

    古い技術は全否定するわけではなくて、要件に応じて使い分けることが必要。
    「新技術の方が優れている」は年中革新しないと気が済まない病に陥ったエンジニアの誤解。

    • by nim (10479) on 2021年09月21日 20時08分 (#4116848)

      つか、金利とか投信の基準価額の計算とか、金融機関はバッチでしか処理できないものが多いから、バッチなしとかあり得ん。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2021年09月21日 19時08分 (#4116794)

      華やかなりしWeb界隈だって一皮剥けば定期バッチ処理の塊なのに、何をもって時代遅れなんだろうか。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2021年09月21日 22時42分 (#4116936)
      う~ん、どういう風に時代遅れか分かんないな。
      言葉を整理すると、バッチ処理というのは、給与振込データとか自動振替データを何千、何万件貰ったとき処理するやり方。
      銀行系のデータ処理には端末での1件処理、端末にcsvファイルとか読ませて1件処理を自動で繰り返す集合処理(ベンダーで言い方は色々あるだろうけど) 、センター側にデータ転送(レイアウトは全銀仕様とかもあるし、独自もあるかも)してセンターカット処理といってセンター側で一括処理する方法がある。とりあえずこの3つとして話を進める。
      どれも同じ目的の入り口が違うだけなので、ほぼ同じ内容のデータベース更新になる(普通預金元帳とか通帳に印字する為の履歴とか、その他勘定更新もほぼ同じ)。
      なので、普通に設計すればセンターカットも1件処理としてオンラインプログラムに渡して処理することになる。
       バッチ処理そのものを無くすというのは意味が分からないけど、オンライン中にバッチ処理を回すというのは昔から有って、センターカット処理予約テーブルを用意して、予約テーブルを順に見てセンターカットを行いながら、ある口座への端末からの処理が来たときセンターカットが未処理なら、その口座の予約処理のみ先行処理してから端末処理を行うという方法がある。
       たぶん、オンライン中のセンターカットを嫌うのはオンラインプログラムのパフォーマンスの問題だと思う。もしかすると最近のオンラインプログラムは、超並列に処理できるのが当たり前でみずほはそこが弱いとかあるのかもしれないけど、記事からは原因が全く見えないので、日経コンピュータとかが取材した記事を待つしか無いのでは。
      親コメント
    • Re: (スコア:0, オフトピック)

      syori.bat とかなら明らかに時代遅れな感じはする。
      せめてPowerShellかWSLを使えと?

    • by Anonymous Coward

      実は週刊現代はバッチ処理で記事を量産しているんですよ
      バックエンドはCOBOLで記述されているという噂もあります

      COBOL言語の報告書作成機能とは?
      https://www.cobol.co.jp/cobol-nyuumon/kiso/k014/ [cobol.co.jp]

      • by Anonymous Coward

        週刊現代と言わず、雑誌はすべてバッチ処理でしょ。
        取材して(してないか)、原稿書いて、校正して(してないか)、印刷して、書店に発送して、書店に並べる。
        これをバッチ処理と言わずして・・・。

  • by KAMUI (3084) on 2021年09月21日 18時24分 (#4116752) 日記
    とりあえず、この発言した佃均という人物に開発側の経験が無さそう [hatena.ne.jp]ってことだけは理解した。

    「IT専門紙の取締役編集長」やってたと言うけど、その「専門紙の名前」すら伏せてる時点で判断以前な気がするなぁ。
    • by Anonymous Coward on 2021年09月21日 18時58分 (#4116784)

      https://twitter.com/E_Hartmann666/status/1438650645599297542 [twitter.com]


      >「バッチ処理は時代遅れ」
      三大メガバンクとJPBの勘定系&業務系の設計・構築やってた経験から言うと、夜間バッチ処理は「センターカット」と呼ぶんだけど、処理遅延すると翌日のオンライン開局が遅延するので、MUFGとSMBCは夜間バッチ処理を削減する方向で設計している。

      日銀RTGS、全銀システムはリアルタイム処理になってる。(全銀は全加盟機関じゃなくて、一部の機関だけだけど)
      みずほ銀行の勘定系システム更改の誤謬は、銀行の経営陣が第一勧銀+富士通のSTEPsに固執したことにある。富士銀行+日本IBMのTOPsに片寄して、その後にシステム更改すればこのような事態にはなっていない。
      「COBOLを利用してるから」ってのも間違い。

      金融系システムは十進法演算が必須なので、汎用機で稼働する言語で十進法演算命令に対応しているプログラミング言語はPL/1とCOBOLしかない。補足すると演算する桁数も多いので、それに対応する言語となるとCOBOLが最適解になる。
      >RDBMSを採用すればいいじゃん

      これも誤謬で、階層型DBMSのIMS処理能力は13万TPS。一方RDBMSの代表であるOracleは7万TPS(しかもNECが魔改造して)なので、メガバンク級のトランザクションを処理するシステムにRHEL+RDBMSを採用するのはダメ。現行ではz/OS+IMSが最適解。

      銀行の勘定系システムの初見者にはこれが参考になります

      進化する銀行システム 24時間365日動かすメインフレームの設計思想 (Software Design plus)

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    • by Anonymous Coward

      2017年に廃刊した情報産業新聞の編集長だったらしいよ
      読んだことすらないけど、てか今初めて知った

  • by nekopon (1483) on 2021年09月21日 18時08分 (#4116736) 日記
    ×みずほ銀行のシステムの「爆弾」だ
    ○この程度じゃあ爆弾にも値しない
    • by Anonymous Coward on 2021年09月21日 18時46分 (#4116771)

      銀行はシステムをオープンソース化すべき
      (訳:とりあえず、古く世間一般に知れ渡っている用語は貶し、
       まだ新しめの用語を称賛・提案すれば聞こえはよくなるはず)

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      ×みずほ銀行のシステムの「爆弾」だ
      ○この程度じゃあ爆弾にも値しない

      え?バッチリ処理じゃないからみずほ向けなんじゃないかな?(違

  • by Anonymous Coward on 2021年09月21日 18時15分 (#4116742)

    Google検索: ヤバすぎる site:https://gendai.ismedia.jp/articles/

    まるでまとめサイトのタイトルみたい。

  • by Anonymous Coward on 2021年09月21日 18時19分 (#4116749)

    バッチ処理は多かれ少なかれどの企業でも動いてると思うんだけど、このITジャーナリストの方はフリーランスで自分から近い世界でしかものを見たことないのかな?
    そう考えると、新しい時代に突入した感覚がある。

    あとCOBOLも勘定系ではかなり現役なんだけど、これについては異論多そうなので黙っときます。

    • JP1 [hitachi.co.jp]やhinemos [hinemos.info]などの統合運用管理ソフトウェアを知らないだけな気がしますけどね
      それかcronやタスクマネージャで満足してるのかも

      # 今はF社のジョブ管理ソフトウェア触ってます
      親コメント
    • 詳しい人に聞いて理解できる範囲と無理のない作業時間で記事にした、という評価をしてみてもよいのかも。それが主観的に言ってあまりに常識はずれに狭すぎる、という批判はその評価の後でもよかったりするやも。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2021年09月21日 18時32分 (#4116756)

      リンク先の記事を見てみましたが、大げさな表現で、単語をわざと多く使ってつなげたり、”煽ってる”文章ですね。
      さらには、微妙だったり、変な”例え”もしてるし。

      昨今は、こういう風に書かないと、読んでもらえないんでしょうか。
      もしくは、読む側の質が落ちて、こう書かざろうえないのしょうか。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2021年09月21日 19時33分 (#4116817)

        題名で煽って、最後までそれにかんする話が出てこないと最後まで読んでもらえる。

        たまに内容がまともな記事があるので侮れない。(題名だけおかしい)

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      • by Anonymous Coward

        このITジャーナリストの団体のサイトを見ると、こっちではまともに文章書いてるのに、
        ゲンダイの記者にいいように使われてるんだろうな。可哀想に。

    • by Anonymous Coward

      COBOL に関しては、
      ・動くものに手を入れるな
      ・動いているものが仕様だから、リプレイスなんてとても……
      ・帳票など COBOL に最適化されていて、他に適した言語って?
      あたりが現役な理由かなぁ
      (あと開発当時なら、それが読める人が銀行にも結構いたんじゃないかな)

      お金を扱う以上、今までとちょっと違う動きしますってそうそう許されないだろうし、パッケージに業務を合わせるのが特に難しい業界だと思っている
      とはいえクラウドとか規模拡大とかサービス拡充なんかのために、基幹リプレイスは体力あるところはやった方がいいとは思う

    • by Anonymous Coward

      整数(金額)の取り扱いに強いとか、数値←→文字のタイプ置換が簡単(悪く言えばいい加減)とかいう理由があるとかないとかやっぱりないとか

  • by northern (38088) on 2021年09月21日 20時39分 (#4116866)

    パッチ処理を繰り返してるイメージ

  • by miishika (12648) on 2021年09月22日 1時43分 (#4116990) 日記
    タイトルに掲げられた記事の冒頭で、元富士通にお勤めの人がみずほ銀行の担当者から怒鳴られたと回想する別バージョンを見た気がする。
    「お前と違ってみずほ銀行の行員様は、怒鳴ったりはしない」という抗議が来たのだろうか(システム統合を振り返った書籍のレビューにも怒号を聞いたという告白があるけど)。
  • by Anonymous Coward on 2021年09月21日 18時15分 (#4116744)

    時代遅れ

  • by Anonymous Coward on 2021年09月21日 18時15分 (#4116745)

    MicrosoftやAmazonの社内システムでは走ってたけどなぁ。片方は居たの数年前だから今は違うかもしれないけど。

    # PSTベースで夜間に走らせるから日本やヨーロッパでたまに事故る

  • バッチ処理は最低限、すべてをワンストップ、
    とかやると、どれだけコストに変化が起こるのかってトコは気にしたい

  • by Anonymous Coward on 2021年09月21日 18時43分 (#4116767)

    COBOL=悪者ではなく、COBOL=定年間近の業務に詳しい癖のあるおっさん
    ぐらいのイメージ

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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