人の目には見えず、加工に強いAI生成画像用ウォーターマーキングツール「SynthID」 10
ストーリー by nagazou
認知不能 部門より
認知不能 部門より
headless 曰く、
Google DeepMind は 8 月 29 日、AI 生成画像のウォーターマーキングと特定を行うためのツール「SynthID」のベータ版を Google Cloud の協力により提供開始した (Google DeepMind のブログ記事、 Google Cloud Blog の記事、 The Verge の記事、 紹介動画)。
SynthID は画像のピクセルに直接ウォーターマークを埋め込むものだが、人間の目では認知不可能でありながら、ソフトウェアによる検出を可能にするという。人間の目で認知可能なウォーターマークは容易に編集で除去でき、認知不可能なウォーターマークであってもリサイズなど単純な加工で失われることが多い。SynthID のウォーターマークは画像品質に影響を与えず、フィルターの適用や色の変更、クロッピング、JPEG などの非可逆圧縮による保存にも耐えるそうだ。
SynthID は現在のところ、Vertex AI の顧客のうちテキスト入力から画像を生成する Imagen 利用者の一部に提供されているとのことだ。
AI (スコア:0)
「見えるぞ！私にもEnyaが見える！」
デジャブ (スコア:0)
ウォーターマークは画像品質に影響を与えず、フィルターの適用や色の変更、クロッピング、JPEG などの非可逆圧縮による保存にも耐えるそうだ。
この文言2000年代には見たような…。
デジタル透かしって「見た目に影響がなく、編集、JPEG圧縮に耐えます」みたいなこと昔から言われてたよね。
Adobeあたりが強い印象だけどDigimarc社のを使ってるだかで特許も1000以上とのこと。
そしてこの手の技術はその性質上具体的な手法が詳細に説明されない不思議技術だから語りにくい。
特許が沢山あるなら公開されているはずだけど、まぁなんか難しい職人技的な手法なのか特許が分かりにくく書いてあるのか。
正直説明されても分かるような技術じゃない気がするから別にいいやという気もする。
なんとなく画像フーリエ変換して、複雑な数学的な条件で情報を埋め込んで、ドット単位ではノイズだが統計的には復元出来て、つよつよのエラー訂正でとかそんな感じのイメージ。
リンクが沢山あってどれも英語長文だが全部読め勢どもが騒ぎそうなのでBing Chatに頼ったらそもそも日本語記事があった。
要はAIってのは古い技術を今時風に見せかけるバズワードではなくきちんAIだそうな(マイナビ [mynavi.jp])。
電子透かしと識別のための2つのディープラーニングモデルを使用する複合的なアプローチを採用しており、2つのモデルを共に多様な画像セットでトレーニングしている。
というか日本語記事があるなら含めて欲しいわ。説明的にこの記事から説明書いてそうな気がする。
ただし分かりやすいけど手法を詳しく説明されているわけではない。
AI画像生成を使ってQRコードの画を作るみたいなのをもうちょい分かりづらい条件でやられると確かに外観で判別できないし説明は難しいしそんな感じかな。
Re: (スコア:0)
ソフトウェアでは分かるんだよね
余計なExif情報を削除する要領だな
Re: (スコア:0)
埋め込んでるアルゴリズムがわからないとかなり大変なはずだが、
分かってれば除去……というか破壊はできるだろうけど。
(どーせ不可逆なのでオリジナルの復元的な意味での除去は無理)
Re: (スコア:0)
検出できなきゃ意味ないし無効にできれば問題ないな
Re: (スコア:0)
問題はどこまで破壊できるかだなあ…
「ローカルAI、この画像を元にして別の類似画像を作って」 (スコア:0)
いたちごっこの始まり
Re: (スコア:0)
まあi2iにぶっこまれたらウォーターマークなんて一撃で消えるよなぁ
Re: (スコア:0)
i2iで変な模様が浮かんできたら凄いけどな
まあそうなっても塗りつぶしてinpaintでおしまいだけど
消せないのなら (スコア:0)
別のウォーターマークを重ね打ちすれば、どれが元のウォーターマークか判別できないのでは