13310311
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headless 曰く、
Microsoftは13日、6月の月例更新に合わせ、Windows XPなどサポートが終了した旧OS用の新たなセキュリティ更新プログラムの提供を開始した(MSRCの記事、
サポート技術情報4025687、
セキュリティアドバイザリ4025685)。
対象はWindows XP/Vista/8/Server 2003。昨今の国家によるサイバー攻撃やエクスプロイトの公開により、悪用のリスクが高まった脆弱性を修正するため、カスタムサポート契約者に提供しているセキュリティ更新プログラムを一般のユーザーにも拡大するものだという。
今回提供される旧OS用の更新プログラムはWindows Updateでインストールすることはできず、ダウンロードセンターまたはMicrosoft Updateカタログから個別にダウンロードしてインストールする必要がある。ダウンロード方法や対象OSについてはサポート技術情報4025687(古いプラットフォームのためのガイダンス)を参照してほしい。
Microsoftでは5月、WannaCryptの被害拡大を受けて旧OS用の更新プログラムを公開しているが、WannaCryptの問題は5月分ですべて修正済みであり、今回提供される更新プログラムはWannaCryptとは無関係とのこと。
なお、今回の決定は現在の脅威を考慮した結果であり、サポート期間の延長や標準サービスポリシーの変更を意味するものではないことをMicrosoftは強調している。
13310328
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headless 曰く、
その是非について議論の対象になることも多いハワイアンピザの発明者、Sam Panopoulos氏が83歳で死去したそうだ(FOODBEASTの記事、
The Washington Postの記事、
Your Life Momentsの記事)。
Panopoulos氏は1954年、ギリシャからカナダへ移民。1962年にオープンした自分のレストラン「Satellite」で出すピザのトッピングを考えている際、缶詰めのパイナップルとハムを組み合わせた「ハワイアン」を思いついたとのこと。
ハワイアンピザは酢豚のパイナップルと同様に好き嫌いが強く分かれる料理で、2月にはアイスランド大統領がピザにパイナップルを載せることを可能であれば禁止したいと述べて話題になっている。
個人的にはハワイアンピザがメニューにあれば食べることも多いが、スラドの皆さんはいかがだろう。別々に食べるのは好きでも、組み合わせて一つの料理になると嫌いな食べ物は他に何かあるだろうか。
13310358
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headless 曰く、
Google初の純正スマートフォンとして昨年10月に発売されたPixel/Pixel XLだが、販売台数は100万台ぐらいではないかという見方が出ている(Ars Technicaの記事、
9to5Googleの記事、
BetaNewsの記事)。
これはGoogle Playでの「Pixel Launcher」のインストール件数が根拠となっている。Pixel LauncherはPixel/Pixel XL専用のため、この数字で大まかな台数がわかるというものだ。現在、Pixel Launcherのインストール件数は「1,000,000~5,000,000」となっているが、少し前までは「500,000~1,000,000」だったため、最近100万件を超えたとみられる(3月11日のIntrnet Archive)。
ただし、インストール件数はGoogleアカウント単位でカウントされるため、1アカウントで複数のPixel端末を使用している場合も1件となる。逆に中古として販売されたPixel端末や、1台で複数のアカウントを使用している場合など、インストール件数が複数回カウントされるケースも考えられる。
なお、Pixel LauncherはPixel端末にプリインストールされており、更新していない場合はインストール件数にカウントされない可能性もある。9to5GoogleのAbner Li氏の所有するPixelでは手動で更新を検索しない限りPixel Launcherは更新されなかったそうだ。一方、Ars TechnicaのRon Amadeo氏はGoogle TalkBackのインストール件数が10億台を超えていることから、プリインストールアプリもカウントされるとの見方を示している。
GoogleではPixelの需要が予想以上であると述べているが、実際の販売台数は明らかにしていない。米国では2016年第4四半期に552,000台が売れたとの推計値も出ており、モルガン・スタンレーのアナリストは同四半期に3百万台が売れると予想していたそうだ。ちなみにGartnerの推計によれば、同四半期1位のAppleと2位のSamsungは7千万台以上のスマートフォンを販売しており、Windowsスマートフォンも109万台が売れている。
13310386
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あるAnonymous Coward 曰く、
まあ日本の知事や市長は箱物に失敗して赤字を貯めこんでもリコールされないんですけどね
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13310530
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nemui4 曰く、
マクドナルド“ドライブ・トラック”街を行く
いよいよマクドナルドは、ドライブスルーならぬ“ドライブ・トラック”で移動中のトラックでも追いかけて売りまくるそうな。
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13311036
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あるAnonymous Coward 曰く、
62式7.62mm機関銃などの負の遺産も展示してほしいとは思う。
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13311068
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KAMUI 曰く、
アメリカ時間の6月13日、Mozilla Firefoxの最新安定版であるFirefox 54.0がリリースされた(Mozilla.orgによるリリースノート)。
今回の最大の注目点は長らく開発が進められ、Firefox 48から一部のユーザーに対してのみ有効にされてきたe10s(マルチプロセス化)が全ユーザーに対して有効になったこと。これによってウェブサイトを閲覧した際に複数サイトでの処理が影響しあってブラウザ本体を不安定にする問題が改善されたという。これに伴ってパフォーマンスも改善し、速度も向上したとのこと。なお、マルチプロセス化で先行するGoogle Chromeではやたらとメモリを喰う問題があるが、Firefoxではコンテンツプロセスの数を4つに制限することでメモリ使用量との折り合いを付けている。
また、同時に重要度「最高」を含む32件の脆弱性への対処が行なわれている。
13311070
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あるAnonymous Coward 曰く、
LINEが音声認識機能を備えたスピーカー「WAVE」を発表した。ユーザーの音声をクラウド経由で認識することで、さまざまな操作を音声で実行できるという(ITmedia、AV Watch)。
メッセージングアプリLINEの操作を音声で行えるほか、同社のキャラクターをモチーフにしたモデルや、ディスプレイ付きモデルも今後展開していくそうだ。
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13311081
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あるAnonymous Coward 曰く、
体を切り刻んでもすべての断片が再生し、切った数だけ個体数が増殖するプラナリア。このプラナリアを国際宇宙ステーションに送り込む実験を行ったところ、体の両端に頭が二つ再生されたものが誕生してしまったそうだ。
米タフツ大学の諸隈淳治氏らのチームは、プラナリアを国際宇宙ステーションに送り込む実験を行った。プラナリアのうち、15匹は無重力空間が再生能力に及ぼす影響を調べるため、頭部、胴体、尻尾の3分の1ずつ切断したものを用意。
実験ではチューブ状の容器にプラナリアを入れ、国際宇宙ステーション(ISS)に5週間滞在させてから地上に戻した。宇宙へ行く前に体を三分割にした胴体部分のサンプルでは、体の両端に頭が二つ再生された個体が確認されたという。
研究チームは過去18年間、1万5000匹近いプラナリアの観察を続けてきたが、これまで二つの頭を持った個体は見たことがないとのこと。この個体は地球に戻ってからも1年以上、双頭状態が続いているそうだ(ハザードラボ、体の両端に頭ができたプラナリア)。
13311083
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hylom 曰く、
北朝鮮はさまざまなサイバー攻撃活動を行っているとされているが、そういった攻撃に利用されたボットネットインフラをついて米当局が「HIDDEN COBRA」と命名、注意を呼びかけている(ITmedia、US-CERT)。
HIDDEN COBRAによる攻撃は2009年より行われており、さまざまな組織が攻撃を受けているという。手口としては「サポートが終了したMicrosoftのOS」(つまり古いバージョンのWindowsなど)やFlash Playerの脆弱性などを使用するもので、このインフラをベースとしたDDoSツール「DeltaCharlie」やそのほかさまざまな攻撃も行っているという。
13311087
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13311093
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あるAnonymous Coward 曰く、
現時点ではあらかじめ登録しておいた行政からの通知を表示したり、電子申請ページへのリンクを表示するといったものに留まるようだ。
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13311147
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あるAnonymous Coward 曰く、
最大手PCメーカーの1つDellとパートナーシップを締結。COMPUTEXではCEOのリサ・スー氏がDell発表会に登壇。そしてE3では、ALIENWAREブランドからThreadripper搭載機が発表されるなど、新CPU「Ryzen」で、水を得た魚のようにAMDがIntelに猛追を仕掛けている。
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13311176
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あるAnonymous Coward 曰く、
自律で雑草だけを取り除いてくれるロボット草刈機「Tertill」が登場した。Tertillは、ロボット掃除機ルンバに似た形状の自動草取りロボットだが、開発したのはルンバの生みの親でもあるロボット工学者のジョー・ジョーンズ氏であるという。Tertillは、本体上面には電源ボタンとLEDインジケーター、ソーラーパネルを搭載し、底部にはホイールとスピーカー、ハンドル、雑草センサー、ナイロン製の雑草カッターを備える。
植物が雑草かそうでないかはその背の高さで判定している。約5センチよりも高い植物を検知すると向きを変え、それ以下の植物がロボットの下に入ってくると雑草カッターを作動させる。雑草カッターはストリング状のナイロン製トリマーで、スピンさせることで地面すれすれでカットする。毎日カットしているので、背が低い植物はすべて雑草だという考え方だそうだ。7月13日までクラウドファンディングを実施中だ(Kickstarter、fabcross、Techable、Slashdot)。
13311198
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あるAnonymous Coward 曰く、
「共謀罪」から構成要件を改めて「テロ等準備罪」として国会で議論が進められていた法案が15日朝の参議院本会議で、自公両党と日本維新の会などの賛成多数で可決・成立した(NHK)。
「テロ等準備罪」は「国際組織犯罪防止条約」により平成15年から設置が求められていたとするもので、過去度々廃案となりつつも、繰り返し法案が提出されてきた。本法案の成立により、これまで犯行に及ぶかそれに近い段階まで逮捕できなかった犯罪が、犯罪の準備をした時点でメンバーも含めて逮捕できるようになるということで、組織犯罪への強力な武器となることが期待される。一方でその汎用性の高さや内心の自由を侵すのではという観点から未だ反対意見も根強い。
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13311300
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KAMUI 曰く、
中央日報の記事に依ると、オーガニック食品などを扱うGold Mine Natural Foodという会社が「キムチジュース」の販売を始めたそうだ(参考:アマゾンの通販ページ)
32オンス(約0.95リットル)の瓶入り「100%オーガニックキムチジュース」で、価格は約17ドル。グルテンフリーでコーシャーにも対応しており、ヴィーガン(完全菜食主義者)にもおすすめらしい。なんともキワモノっぽい印象だが、アマゾンを見ると5つ星があったりして結構評価が高い。なお、この会社は穀類やドライフルーツなどの食品のほか、味噌や醤油、ザワークラウトなどの発酵食品も取り扱っていて、変わったモノとしてはザワークラウトのジュースや、ザワークラウトのクワスなどがあるようだ。「クワス」についてはウィキペディアの項目を参照して下さい(笑)
13311366
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taraiok 曰く、
データ科学者のSeth Stephens-Davidowitz氏は「Googleはデジタル自白剤である」と主張している。同氏は「Googleトレンド」を使用した意識調査などで知られる人物。氏曰く、多くの人々は家族や友人、匿名のアンケートや医師には言えなくても、Googleにはそれを伝えているとのこと(VOX、slashdot)。
Googleトレンドは特定のキーワードが、どの地域・どの期間に検索されているかを知ることができる。2016年、米大統領選で多くの専門家と世論調査員がトランプは勝てないと予想していた。しかし、Davidowitz氏はGoogleトレンドから人種差別的な検索は南部だけでなく、ニューヨーク州、ペンシルベニア州西部、オハイオ州東部、イリノイ州などの様々な地域で急増していたという。以前にもこうした兆候はあったそうだ。2008年のオバマ大統領選挙では、「Obama」という検索単語に「KKK」や「n-word」が含まれていたとしている。