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インターネット

米大学生の多くがインターネット依存症 ? 隔絶されると離脱症状も 42

ストーリー by reo
米国大学生、中国に移住する 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

いまさらな感じもする話題であるが、多くの米国の大学生が「インターネット依存症」に陥っていると考えられるそうだ (本家 /. 記事) 。

米メリーランド大学の 200 名の学生を携帯電話やインターネット、その他ソーシャルメディアから隔絶したところ、多くの学生が 24 時間後には不安や渇望を訴え、正常に機能できない状態に陥り、アルコールや薬物依存症の離脱症状によく似た症状を示したという。

ある学生の言葉によると「友人とメールやインスタントメッセージをやり取りすることで絶えず安心感を得られる」とのことで、「これらから隔絶されると、かなりの孤独感を感じ、人生から隔離されたように思えた」とのこと。なお、インターネットから隔絶されている間、新聞を読んだりTVのニュースを見たりしたという学生は少数であったという。

米国では昨年国内初の「インターネット依存症リハビリ施設」がオープンしているが、現在米国精神医学会は「インターネット依存症」を精神疾患とは認定していないそうだ。

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  • 一過性だから大丈夫 (スコア:5, すばらしい洞察)

    by s02222 (20350) on 2010年04月28日 13時24分 (#1756204)
    やがて就職すると、メールを読まなくて済む休日が心の支えになりますよ。
    • by Anonymous Coward

      同意。
      昔は私も携帯電話にほとんどのメールを転送していました(もちろん、職場の許可を得た上で)。
      今は、休みの日は、PCを立ち上げてもメールのチェックはしません。
      緊急の要件なら、電話がかかってくるはず。

    • by Anonymous Coward

      就業規則で1日1回はメールを読むこととなっているのでしょうがなく読んでます。
      自主的に就業開始時間直後に一回読んで後はしらないって感じ。

      その日の仕事をメールでよこしても知らんよそんなの。

  • by metta (20740) on 2010年04月28日 13時41分 (#1756218) 日記

    > なお、インターネットから隔絶されている間、
    > 新聞を読んだりTVのニュースを見たりしたという学生は少数であったという。

    これ、分かります。

    去年、1ヶ月ほどインターネットをお休みしていた
    時期がありましたが
    結局、ネットから図書館に移っただけでした。

    テレビや新聞は、最初の数日は新鮮でしたが
    内容のあまりの酷さと、新聞紙の邪魔さに泣きました。

    情報的にも物理的にも、どうでも良いことを一方的に
    押し付けられるだけです。あのメディアは。
    原始人に取捨選択の大切さを教えてあげたいです。

    • by Anonymous Coward on 2010年04月28日 14時23分 (#1756241)

      取捨選択というか「自分の好きなものだけを食べる幸せ」です。
      嫌いなものを排除して、好きなものだけ食べるんですから快適に決まってます。

      原始人に与えたら・・・きっと高カロリーのものばかり食べて早死にするでしょう。
      情報に置き換えると、知的に死ぬでしょう。

      親コメント
      • by metta (20740) on 2010年04月28日 14時54分 (#1756255) 日記

        > 自分の好きなものだけを食べる幸せ

        マスコミが好きなものだけを
        食べるよりはマシですよ。

        記者クラブ制度の下、まともな取材も編集も無い
        バランス、栄養ともに最悪な情報を

        再販制度、電波利権や戸別宅配制度で押し売りしている
        世界でも類を見ない情報統制国家が
        日本の真の姿ですから。

        > 知的に死ぬでしょう。

        といった、上から目線で国民に情報を投げ与える
        時代じゃないです。マスゴミの死は近いです。

        親コメント
  • 「インターネット」と「依存症」の定義の仕方によっては
    日本の高校生大学生もかなりの部分は依存症だと言えそうですね。
    携帯メール送受信も「インターネット利用」に含めてよさそうな感じですが。
    日本の2000年の調査「第8章我が国における「インターネット依存」に関する研究と文献 資料」 [cec.or.jp]PDF書類と、
    2004年の調査インターネット依存および携帯メール依存のメカニズムの検討 [taf.or.jp]PDF書類あたりが
    参考になりました。
    (僕が依存しているかどうかはあえて書きません...。)

  • by preliator (34473) on 2010年04月28日 15時23分 (#1756271)
    自分だけ出来ないという状況だから不安になるのでは?
    知人、友人含めて皆インターネットが出来ないという状態に置かれるなら
    たぶん耐えられるのではないでしょうか。
    「自分だけ置いていかれる」という考えが不安や渇望に繋がるのかと。
    • by Anonymous Coward

      ケータイ依存の彼女や母親を見る限り
      使いこなしてからが
      依存の始まりでしたね
      本人なりにわかるようになると
      繰り返したがるようです

  • by Anonymous Coward on 2010年04月28日 12時39分 (#1756164)

    依存症というより新しい人類の形態かもしれないですよ。

    よくSFにある、脳波みたいなのでリンクしてる群体生命体みたいな感じの、疎結合な感じ。
    すでに、知識の詳細部分はgoogle任せみたいな感じに進化しつつあるし、ネットワークで人同士が結びついて緩やかな群体生命になることもあり得るんじゃないかと。

    人間は社会性が無いと死にかねない、社会性依存症ですが、それが発展しただけかもしれないですね。

    • by Anonymous Coward on 2010年04月28日 12時53分 (#1756180)

      ないないw

      >知識の詳細部分はgoogle任せみたいな感じに進化しつつあるし

      単なる自堕落って言うんだよ。
      「googleに任せた分、新たに何をしているか」を問うべき。
      そのネット依存とやらのおかげで、その人達はどんな新しい価値を生み出した?

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2010年04月28日 13時45分 (#1756225)

        逆に考えるんだ。何も生み出さなくてもよくなったんだ。

        親コメント
      • そのネット依存とやらのおかげで、その人達はどんな新しい価値を生み出した?

        まてまて。

        ある脳細胞が生み出した価値とか、あるトランジスタが生み出した価値、というものも無いじゃないか。各人が価値を生み出したように見えないからと言って、ネットワーク全体が価値を生み出していないという事にはならないぞ。
        # アメーバから見たら、脳細胞なんて自堕落の最たるものかもしれない。
        # 自分で餌取らないし、周りの細胞にお世話されてるだけだし、なんか刺激を受けてビリビリとその刺激を周りに
        # 伝えようとするし…

        --
        fjの教祖様
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        いやいやw 日常的なものの見方を捨てることができないようですね。全体的に見れば人類の水準は向上してるかもしれないし。 覚えている必要のないことを脳外に追い出すのが、必ずしも悪いとは限りません。 #自堕落だ!悪い!と断言できるのはある意味で幸せかも
        • > 全体的に見れば人類の水準は向上してるかもしれないし。

          日本に限って言えば、インターネットがかなり普及してきていると言えるのに、
          国民の代表達(のそのまたトップに立つ首相)の水準が低すぎる。(≒国民の水準も低い)
          親コメント
          • by Anonymous Coward
            かつては暗君が立てば一夜にして国が滅びかねなかった(実際半世紀くらい前に愚帝のせいで滅ぶとこだった)のが、今はそんなことないってこと。これは人類社会の質が飛躍的に向上したことを如実に示していると思うね。
            • by Anonymous Coward

              国としては今回の方がよほど危機だと思う。
              外交が国の命運を決する時代に、同盟国からさえ相手をするに値しないと評価されるのは致命的。

              • by Anonymous Coward
                同盟国に相手にされてなかったのは前世紀の危機のときも一緒でしたが何か?
                # ちょび髭は中国を一生懸命応援してたしなー
    • こんな身近にボーグがいるとは。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2010年04月28日 12時52分 (#1756178)

    人間が他人との交流手段を絶たれたときに、不安に感じたり孤独に感じるのは当然だと思う。

    それが、インターネットでも、電話、直接会うのすべてにおいて。

    • by tmkzr (19129) on 2010年04月28日 13時38分 (#1756213) 日記

      それは当然なんですが、「インターネット」「携帯電話」を絶たれただけで24時間後に虚脱症状に陥るというのはやはり異常じゃないですかね。文中には特に人と会うことを制限したということは書かれていませんから、社会生活を営むことはしていたのではないでしょうか(リンクだとってもよくわかりませんでした)。

      mixiを自分でやってみて思ったことなんですが、日記へのコメントがあったときの安心感、喜びと、コメントされるまでの焦燥感、コメントが無かった時の孤独感はありますね。日常生活でも同じような場面はあるはずなんですが、インターネットを用いたコミュニケーションでは強調される感じかな。 タレコミ本文中の学生の「絶えず安心感を得られる」という言葉に端的に表れているんですが、自分の場合もどんどんコミュニケーションの目的が「相手への興味」ではなくて「自分の安心感を得るため」に変化していってしまって、それが嫌でMixiはやめてしまいました。

      周りのユーザにも言えることですが、SNSのコミュニケーションって「薄いやりとり」をして、常に自分の存在証明を周りに求めているように見えることがあります。もちろんうまく使っている人も居ますが、若い人間ほど自己が確立していないので、上のような「誰かから返信がある安心感」に溺れてしまうというのは、個人的には良く分かります。

      親コメント
      • by Anonymous Coward
        隔離された人は、自分に対して音信不通状態になった知人の心配を憂慮してるのでは?

        家族が24時間、いきなり音信不通になったら、どーします? 心配になりませんか?
        家族なら事前に事情を話しておけますが、そうではない人たちにとっては
        某に電話したんだけど昨日から出ないんだ何かあったのかな、ってことになる。
        • by Anonymous Coward
          >家族が24時間、いきなり音信不通になったら、どーします? 心配になりませんか?

          ほんの数日間連絡をとらないorとれないくらいで心配になることがどうかと。
          遠隔地への連絡が手紙しかなかったときとか固定電話さえ一家に1台になるより前とか
          「連絡はたまに来ると良い方」とか「緊急でも直接連絡が取れないのは当たり前」の頃からすると
          「かなり依存してる状態」のように思えてしまいます。

          #私自身の連絡頻度は両親とは月1程度で普段会えない友人とは半年に1度とか姉とは盆または正月の帰省時に会えたら良い程度です。
  • by ksiroi (24990) on 2010年04月28日 13時25分 (#1756205) 日記

    全く違う話とは思うけど、この手の話題を聞くとDHMOの逸話を思い出すのはなぜだろう。

    // オフトピで(:>^

    • by Anonymous Coward
      ・DHMOは依存症を引き起こす。被験者にパンとDHMOを与え、その後にパンのみを与えると、2日もしないうちにDHMOを異常にほしがる。
      • Re:依存症ねぇ (スコア:2, おもしろおかしい)

        by .wii (33675) on 2010年04月28日 15時39分 (#1756277)
        DHMOは依存症を引き起こす。環境問題や依存症等に関する文章を読むとDHMO使用規制に関する提言を想起してしまう。
        親コメント
      • by Anonymous Coward
        >・DHMOは依存症を引き起こす。被験者にパンとDHMOを与え、その後にパンのみを与えると、2日もしないうちにDHMOを異常にほしがる。

        パンをバームクーヘンに替えて実験した場合、やはりDHMOを与えずにバームクーヘンのみを与えると、2日どころか、食べている最中にDHMOを異常に欲しがる被験者が顕著に増加する。従って、バームクーヘンはDHMO依存症を増強することが示唆される。
  • それだけ、現代の学生にとってネットによるコミュニケーションが
    一般化、習慣化していると言うことなんだと思います。
    極端な話、急に誰とも面会できないような状況に置かれたのと
    似たような感じになっているのだと思います。

    # 未来では、「常に」ネットと繋がっていないと人事不省に陥る事だって起こりうるかも。
    # そこまで行くとサイバーパンク的ですが、、、

    • by Anonymous Coward

      人にもよるのでしょうが、twitterでRTや@の多い人もいますよね。
      たとえば高校生なんかは"@a @b @c ... おはよう"、"@a @b @c ... ただいま"などを普通にやりとりしているようです。

      # 流石に全部追う暇はない

  • 隔絶されると離脱症状も

    統制官「我々は脱出する! 未来へ向かって脱出する! まだ見ぬ未来へ向かってな……」

    参照: X星人 [wikipedia.org]、怪獣大戦争 [wikipedia.org]

  • by Anonymous Coward on 2010年04月28日 13時06分 (#1756193)
    停電するとパニックになる現代人は電気依存症なんでしょうか
  • というのと同じですか?
    • by Anonymous Coward

      ところが数日止めると意外と心の平安が得られたりするんだよなあ。

  • by Anonymous Coward on 2010年04月28日 15時52分 (#1756288)

    アラフォーの俺もそうだよ

  • by Anonymous Coward on 2010年04月30日 0時50分 (#1756974)

    NHKだかのテレビでも紹介してましたが,
    最近の日本の「若者」(大学生くらい?)は友達関係が
    変化しているという研究があるらしいです.
    メールなどに依存症というか,四六時中メールをしていて
    相互にメールをすることによって「友達関係である」ことを
    確認しあうという感じになっているみたいです.
    むろん全員ではないでしょうけど…

    ケータイ電話の中の「友達」も数百件あって当たり前で
    それらが皆「ともだち」.
    メールが来たらすぐに返事をしないといけない.
    (返事がすぐに返ってこないのは「ともだち」じゃないそうな)
    どう考えても数人の友達・親友という付き合い方を
    してきた旧人類の感覚とは異質の世界でしょう.

    依存症というのが適切かどうかは知りませんが,
    この人たちから携帯電話を取り上げたら8割方は
    パニックと言うか錯乱状態になりそうな気はしました…

    # 私自身は携帯電話はほとんど使っていません

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