ある Anonymous Coward 曰く、GW の恒例行事となった第 21 回世界コンピュータ将棋選手権が、5 月 3 日から 5 日にかけて早稲田大学で開催された。決勝の結果は以下の通り、ボンクラーズの優勝となった。 ボンクラーズ Bonanza 習甦 激指 ponanza GPS将棋 Blunder YSS また、以下のチームには特別賞が与えられた。 独創賞: なのは 新人賞: ツツカナ (PDF)各チームのマシンスペックや使用言語についてはこちら、大会の様子はネット中継ブログ、全戦の棋譜等を参照されたい。
決勝の動画 (スコア:3, 参考になる)
決勝の様子はニコ動で中継され、今でもタイムシフト視聴できます。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv47425841 [nicovideo.jp] (7時間半)
決勝でネタ的に面白かった試合は、激指対ponanza戦ですね。
どんな試合だったかは棋譜 [mac.com]を見れば一目瞭然ですが、昨年優勝の激指がponanzaの稲庭戦法にハマって時間切れ寸前まで追い込まれました。(残り20秒で千日手引き分け)
コンピュータ将棋もまだまだ穴があるってことですね。
Re:決勝の動画 (スコア:2, 興味深い)
ニコ生の中継は西尾六段の大盤解説が面白かったですね。
将棋が下手糞な自分でも楽しめました。
激指 対 ponanzaは正にコンピュータ将棋ならではの世界でしたが、
今後はこういった穴も塞がれるんでしょうね。
この戦法を「待ちガイル」と評したのには爆笑しました(笑)
そういえばチェスでもKasparovがDeepBlueに対コンピュータ戦法を
使ってましたね。
他にも面白かった試合としては…
Bonanza 対 YSS
・とても100手近く指してるようには見えない盤面
・謎の底歩
・Bonanza圧倒的優位に立ちながら時間切れ負け?
・…と思ったら残り30秒で怒涛の急展開
GPS 対 Bonanza
・形勢不利に見えたGPSが…?
・Bonanza流石の詰めろ逃れ
・あえて成らずでBonanzaを煽る!
・紙一重で詰まないGPS
・最後に思い出作り