実在しない出版社の本を参考文献として上げていたWikipediaの記事が複数見つかる 95
ストーリー by hylom
他の言語にその記事が存在するかも判断基準にどうぞ 部門より
他の言語にその記事が存在するかも判断基準にどうぞ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
「央端社」という実在することが実証されていない出版社の文献を参考文献として使用したWikipedia記事の存在が確認され話題になっている(Togetterまとめ)。
当該記事の例としてはサラ・スピッツがあるのだが、その存在そのものが他の資料にはまったく確認できず、存在しない出版社の出版されたこともない本のみが参考文献になっている。つまり、犬種の存在そのものが虚偽の可能性が高いというのだ。
今回の件は同一の執筆者によるものなので発覚したようだが、このように一見、参考文献や情報元が記載されていても、それが実在したかどうかチェックしないと何の意味もない、という教訓だろうか。
民明書房 (スコア:5, おもしろおかしい)
タイトルオンリー
Re:民明書房 (スコア:5, おもしろおかしい)
日本で最も権威がある出版社じゃ無いですか!
Re:民明書房 (スコア:1)
知っているのか雷電
Re:民明書房 (スコア:1)
※どういう質の権威かは(以下略 (スコア:0)
確かにすごい信頼性。
Re:民明書房 (スコア:2, 興味深い)
民明書房は「引用部分」がISBN追えるのでWikipediaでソースとして引用可能かと。
大体の「引用部分」は明明書房大全としても個別にも出版されてますし。
#どういう使い方が出来るのかは話が別だが。
Re:民明書房 (スコア:1)
稀文堂なら央端社の書籍や民明書房の書籍も扱ってるはずなんだけどなぁ
Re:民明書房 (スコア:1)
「稀文堂」の例文・つかいかた - 用例.jp
http://yourei.jp/%E7%A8%80%E6%96%87%E5%A0%82 [yourei.jp]
うーんなつかしい。
Re:(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー! (スコア:1)
>「シチズン・ブライト出版」をお忘れですよ!w
シチズン = 民衆
ブライト = 明るい
な出版社、
なんだけどな。
そもそもネタだったのでは (スコア:2, すばらしい洞察)
央端社 [読み] なかったんじゃ
Re:そもそもネタだったのでは (スコア:4, 興味深い)
ああ、今気が付いた。「ジェヴォーダンの獣」 [wikipedia.org]のシャレなのかw
執筆者の自己紹介ページ [wikipedia.org]にもイメージが貼られているし、
ジェヴォーダンの獣はこの人のお気に入りだったのね。
Re: (スコア:0)
央と端でなかなか気の利いた社名だと思っていたら
Re: (スコア:0)
タレコミにある『サラ・スピッツ』のノート [wikipedia.org]によれば、読みは『おうえいしゃ』らしいですけどね。
Re: (スコア:0)
「端」に「えい」って読みは無い [wiktionary.org]よなぁ。
まあ、創作だから何でもありか。
Re: (スコア:0)
ないならその辞書に加筆すればいい
スラドでももか。 (スコア:1)
>存在しない出版社の出版されたこともない本
1. 実在するか確認がとれない
2. 検証可能性が認められないので削除する
こーゆー普通の対応ですが
「存在しない出版社という認定」なんて、できる人いるんですかね?
wikipediaの記事そのものじゃなくて、出典を当たれってのは、ごくふつーの話なわけでして。
今まで気付かれなかったってのは、注目されていない記事だったか「そもそも出典を辿らないやつが多すぎる」というだけです。
Re:スラドでももか。 (スコア:5, おもしろおかしい)
>「存在しない出版社という認定」
悪魔の要出典というわけか…
Re:スラドでももか。 (スコア:2, すばらしい洞察)
問題は実在するかどうかじゃなくて、検証可能性があるかどうかでしょ。
入手が極めて困難で第三者が出典にあたることができないのであれば、
仮に実在したとしても、出典として不適当とみなしてよいのではないかと
Re: (スコア:0)
ほんこれ。「存在しない出版社という認定」が必須ではなく、不適当だと判断する材料の一つってだけの話だよなー。
実在が怪しい出版社が出したとされる実在が怪しい本がソースです!ってお前正気か?っていう普通の話な。
Re:スラドでももか。 (スコア:2)
このはなしになると、ISBNがついてないもの、国会図書館にないものは不可にすればみたいな議論になりますが、
ISBNは同人誌にもつけられるし、地方で編纂した郷土史の本みたいなのは、国会図書館どころか地方の博物館とか郷土館みたいなところにしか存在しないという例があり、それでは難しいという話になる。
そもそも外国の文献はどうするんだとかね。全世界津々浦々の出版社の存在を確認するのは無理でしょ。
Re:スラドでももか。 (スコア:2, すばらしい洞察)
>地方で編纂した郷土史
そういうものこそ国会図書館に献本すべきなんですけどねぇ。
Re:スラドでももか。 (スコア:2)
思い出した。そういえば同人誌を国会図書館に献本している人もいますね。
個々の事例はあえてリンクしませんが、ググれば割と出てきます。
Re:スラドでももか。 (スコア:1)
その出版社の本が国会図書館に一冊も無いならアウト
Re: (スコア:0)
献本の義務があるならアウト認定も可能だなあ
Re:スラドでももか。 (スコア:1)
そういえば、ある [wikipedia.org]んかな?
#存在自体がホラー
Re: (スコア:0)
とのことだけど、それでも出版社が存在しない根拠としては不満だということ?
Re: (スコア:0)
「辿らないやつが多すぎる」というのは当たり前で、ウィキペディアの出典は大抵紙の書籍であって、
一言で「出典をたどる」といっても、クリックひとつで簡単にできるようなことではない。
手軽に調べ物をしたいからウィキペディアを利用しているのであって、
出典を確認する必要があるほどの信頼性が必要なら、そもそもウィキペディアをあてにしたりはしない。
ウィキペディアの利用者の大半が出典を辿らないのは当然のことだ。
スラドの記事の「出典」は、たいていはクリックひとつで1秒、無料で読み始められるようになっている。これを読まないで発言するのはあまりに無責任
Re: (スコア:0)
「辿らないやつが多すぎる」というのは当たり前で、ウィキペディアの出典は大抵紙の書籍であって、
一言で「出典をたどる」といっても、クリックひとつで簡単にできるようなことではない。
ネットで確認できないと出典として認められないことありますよ。
Re: (スコア:0)
だから「検証できるか」であって、「ネットにあるかどうか」じゃないんだって何回言えば。
「書籍の存在がネット上に確認できないので削除」は「書籍が存在していても、ネットに情報がなかったから削除」ということではない。
「書籍が存在しているかどうかわからない。ネットにも情報がない。他に確認可能な手段も示されていない。検証不可能だ。だから削除」ということだ。
ネットに情報がなくても、検証可能ならOKだ。
もちろん、「書籍が確かに存在して、ネット上でその存在は確認できないが、他に現実的に確認可能な方法がある」なら、「検証可能だから」削除されないだろう。
Re: (スコア:0)
だから「検証できるか」であって、「ネットにあるかどうか」じゃないんだって何回言えば。
「書籍の存在がネット上に確認できないので削除」は「書籍が存在していても、ネットに情報がなかったから削除」ということではない。
「書籍が存在していても、ネットに情報がなかったから削除」ということは多々あります。
これを「紙の書籍の情報が、ウェブ上に確認できない」という事例と混同してはいけない。
「ウェブ上に確認できない」から削除ということは多々あります。
Re:スラドでももか。 (スコア:2)
> 直接電話しないと確認できないのならダメでしょう。
新聞にも載って、パンフにも書いてあって、会社見学でも言っており、
電話で確認できるのに、
検証可能でもネットにないならダメってことですね。
ニセ出典 (スコア:1)
Jubilee
3年前に気づいた人がいた (スコア:0)
http://okwave.jp/qa/q7338908.html [okwave.jp]
3年前に気づいた人がいますね。
質問者はwikipediaに書かれている参考文献が欲しくて探していたようですが、回答者の調べによるとさっぱり実在が確認できないと。
全部、犬関係の架空書籍のようです。
愉快犯なのか何かの実験なのか。
しかし、面白そうな本も多いな!
実在しないのが残念だ。
Re:3年前に気づいた人がいた (スコア:1)
ポーランド人は言った
その場所はっっっっ!!!既に43年前にっっっっ!!!我々が、通過しているっっっっ
(『完全なる真空』 (スタニスワフ・レム 国書刊行会))
#そう言えば、レムは読んだ事がない
##昔、とあるところで、似たような事をやってたのを見た覚えがある
##レギュレーションを間違えたようなものも混ざってたので、もう少し考えるべきだと思ったような
#存在自体がホラー
Re:3年前に気づいた人がいた (スコア:1)
一応、そっちも引っかかったけど、本の話なんで、まあそっちにしとこうかなと。
#存在自体がホラー
Re: (スコア:0)
ミスカトニック大学出版局(Miskatonic University Press)みたいな……?
実在している出版社の実在している文献でも (スコア:0)
実在している出版社の実在している文献でも
ネットで確認できない場合は出典と認められず却下されることもありますよ。
実在している会社が発表したことでも
ネットで確認できない場合は出典と認められず却下されることもあります。
ネットにない情報は認めない方針らしい。
Re: (スコア:0)
それって、実在していない会社でも
ネットで確認できた場合は出典として認められる可能性が・・・
例えば、それっぽいドメインを取得して、
それっぽい架空の出版社のホームページを作って、
それっぽい架空の出版物一覧をそこに記載して、
出典元に架空の書籍を指定すれば
Re:実在している出版社の実在している文献でも (スコア:5, 興味深い)
それっぽいドメインを取得して
それっぽい論文を掲載して
実在のマスコミに取り上げられて
チョコレート・ダイエットが流行ったあと
ニヨニヨしながら手口をバラした例なら実在したなあ
チョコっと前に
Re:実在している出版社の実在している文献でも (スコア:2)
> それって、実在していない会社でも
> ネットで確認できた場合は出典として認められる可能性が・・・
たまにWikipediaを引用したブログを出典としたWikipediaの記事がある。
--
にわとりが先か、たまごが先か。
投稿者 (スコア:0)
もうこの方は投稿していないんですね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5:%E6%8A%95%E7%A8%BF%E8... [wikipedia.org]
Re: (スコア:0)
この人の熱意には驚かされますね・・・
本当に何らかの希少な文献を持っていたのではないかと思いたくなる程です。
もちろんwikipediaの求める検証可能性の水準を満たしていないのでwikipediaの記事としては不適当ですが。
Re: (スコア:0)
ガラパゴス・ドッグの履歴が面白すぎる。
Re: (スコア:0)
たぶん原因はこれ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A9%E7%94%A8%E8%80%85:%E9%BB%92%E7... [wikipedia.org]
4月7日(東北太平洋沖地震後、特別記事)
……
うちの近くにある蔵が近所の民家のガス管破損による炎上で全焼し、そこに収めていた貴重な資料の数々が失われました。その資料というのはこのウィキペディアに投稿を行うために5年以上かけて集めたもので、海外の本や雑誌、写真、メモ・・・様々なものが一夜にして消滅しました。今や目にすることが出来ない越路犬や仙台犬、会津犬、越の犬、岩手犬の写真や、既に絶版になっていて、出版元も無く、ちゃんと掲示しないと独自研究と勘違
Re:投稿者 (スコア:5, 興味深い)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/dragoner/20150630-00047121/ [yahoo.co.jp]
> ちなみに、東日本大震災での地震振動による火災は仙台市で17件発生しており、
> 電気製品、電気復旧に伴う出火が14件、薬品による出火が1件、金属くずに海水が
> 混入した酸化反応による出火が1件などという内訳で、ガス管破損を原因とした
> 火災の有無は確認できませんでした。
Re:投稿者 (スコア:1)
あの熱量で創作出来るなら、この程度のプロフィールなんざ幾らでもでっち上げられるでしょうよw
新カテゴリ (スコア:0)
つまり、非実在出版社というカテゴリを作り、出典として利用可能にしようという議論(違います)
別の話だが (スコア:0)
こーゆーお話も…
http://bylines.news.yahoo.co.jp/dragoner/20150625-00046944/ [yahoo.co.jp]
#一次資料==大本営発表という面も
ステマ (スコア:0)
央端社(おうえいしゃ)Tシャツ [clubt.jp]
だったりして。
その存在は民明書房の書籍に確認できる (スコア:0)
民明書房の本で央端社は信頼置ける出版社と出ていました。