「著作権侵害を理由とした検索インデックスからの削除申請」を悪用して逆SEOを行う例 9
ストーリー by hylom
ブログサイトとかだと気付かないかも 部門より
ブログサイトとかだと気付かないかも 部門より
insiderman 曰く、
Googleは著作権侵害を理由とした申し立て(DMCA申請)により、指定したサイトやページをGoogle検索結果から排除する仕組みを提供している。これを悪用することで、特定の人や組織に対し都合が悪い情報を検索結果から消すという、いわゆる「逆SEO(検索エンジン最適化)」を行っている例が確認されたそうだ(フリー素材に権利を主張するDMCA申請が悪評隠しに悪用されたと思われる事例)。
紹介されているのは、フリー素材サイトにアップされている画像をブログで使ったところ、申し立てによる検索結果からの排除が行われたという例。詳しくは先の記事を見て欲しいが、問題とされる画像はほかのサイトでも使われており、このサイトだけをピンポイントで排除しているのは不自然だという。いっぽうで記事の内容(とあるプロバイダの悪評)について検索すると、同様に不自然に検索結果から排除されている記事が複数確認されていたという。
なお、DMCA申請に対してはGoogleに対し異議申し立てが可能になっているので、このような「DMCAの悪用」を受けたら何らかの対応を行うことをおすすめする。
著作権の悪用はもっと表面化させるべき (スコア:1)
パテントトロルの問題もそうだけど、著作権にかかわるクレームを悪用してってのは基本ノンリスクなのは問題だと思う。
クレーム行為にかかるコストが低いのはまあいいとして、理念的、倫理的に悪用した場合に何らかのペナルティを発生させるべきなのではと思うことがある。
法的処罰は無理としても、メディアで問題行為と指摘するとか、世論としてアンモラルな行いをとがめる風にはできないものだろうか。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re: (スコア:0)
>法的処罰は無理
著作権を所有していないのに権利を侵害されたと主張しているのだから
法的処罰は可能でしょう。面倒なだけで。
Re: (スコア:0)
少なくとも日本じゃ「著作権法」のカバー範囲じゃ無いんじゃないかと。
# 嘘の作者名つけたり権利者を騙って「頒布したら」アウトだろうけど。
きちんと法的に裁判所から差止命令出してもらわずに、
ウソの主張で単に正当な権利者の頒布を妨害するのは、
保護の対象たる著作物を直接利用して不当な利益を得てる訳じゃないんで、
著作権法上では罰則ないと記憶してる。
不正競争とか民事の損害賠償とかそっちじゃないかな。
ニセの権利侵害の主張で賠償を要求したりしてたら詐欺の範疇かな?
Re: (スコア:0)
ネットは国境を越えるしGoogleも営利企業である以上、現状よりも改善というのは難しいかと
逆SEO (スコア:0)
誰に対してオプティマイズされているかによって必ずしも「逆」じゃなかったり
#などという言葉遊びをw
しかし悪知恵が働くねぇ (スコア:0)
こう言うのは件のプロバイダーが直接やっているのだろうか、それとも
ネットの悪評掃除屋みたいなのがあってそこに依頼するのだろうか。
Re: (スコア:0)
後者じゃないですかね。
世の中には某匿名掲示板に自分で立てたスレッドを自分で荒らして、それで伸びたスレッドを自分でまとめてアフィリエイトを稼ぐマッチポンプを思いついて実行する人もいますし。
Re: (スコア:0)
しかもアフィブログ管理者が本名を出してまで削除依頼して自分のブログを上位表示させるという事態が起きてますよ
これから本人特定された事例はまだないけど
事実として株式会社Hi-Bitは総務省から行政指導(警告)を受けている。 (スコア:0)
光ギガやToppa!などのプロバイダサービスを提供している、
株式会社Hi-Bitが総務省から行政指導を受けている。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_02000197.html [soumu.go.jp]
…さてこのページも逆SEOされるのか。