パスワードを忘れた? アカウント作成
13393561 story
インターネット

DMCAを悪用した批判記事の削除事例はそれなりに発生している 10

ストーリー by hylom
失敗すると炎上するので諸刃の剣 部門より

SEOを専門とするコンサルタントの辻正浩氏が、「DMCA悪用はなぜ問題なのか – ウォンテッドリー社の悪評隠蔽事例」という記事でDMCAによるコンテンツ削除の悪用例を紹介している。

最近では「Wantedly、IPOについて批判的な投稿のブログを対象にGoogleにDMCAに基づく削除を申請」という話題があり、また過去にもDYMという企業が「逆SEO」によってネット上から不祥事に関する情報を消そうと試みた話があったが(過去記事:ネットで広まった悪評を隠蔽する7つの手法)、こういったネットで大きく話題になった事件以外にも、DMCAを悪用してコンテンツの削除を図る例があるという。

悪用を行う企業・団体は、そもそもステルスマーケティングや悪評が出るような営業を行っているなど、元々素行が悪いところが多いようだ。また、記事ではDMCAの悪用を減らすために、こういった不適切な削除依頼を見つけたら拡散し、抑止力としてほしいとされている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2017年08月29日 19時38分 (#3269788)

    DMCA濫用を行った企業を集めた恥の殿堂 [eff.org]というサイトが、アメリカにあるそうです。

    米国でのDMCA濫用は"恥の殿堂"入りと訴訟リスクあり [yahoo.co.jp]より。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月29日 14時39分 (#3269609)

    Wantedlyのせいで蒸し返されたDYM哀れ…

    • 哀れむ必要は無いと思うけど、DYMは今でも脳筋な商売に勤しんでいる一方、
      Wantedlyは商売上、クライアントに対しては老舗リクルートに対抗できるキラキラな名声、求人者に対してはなんだか良くわからない意識高い系の高揚感を伴う浮ついたミステリアスさが必要なわけでさ。
      今回の事件で、仲暁子氏の華麗な経歴毎みんな吹き飛んじゃいましたね。
      IPOは強行するだろうけど、企業の存続可能性はねぇ

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      絶対に許さない、絶対にだ

      ・・・まあ類似の事例が続く限り引っ張り出されるでしょ。
      哀れんであげる必要も無し。

      • by Anonymous Coward

        素晴らしいDMCA
        悪いうわさ消したいこと何でも消せるのさ

    • by Anonymous Coward

      ていうか、前にいた会社でDYMから営業の電話かかってきてたわ
      電話かかってきて取り継ぐたびに上司が留守って言えってやな顔してた

  • by Anonymous Coward on 2017年08月29日 14時54分 (#3269626)

    見つけるというか、第三者だと気付けないんじゃないか。

    依頼なんてGoogle等の依頼を受けた側しか見られないし、削除されちゃったものに対して気付かないし理由を知る事も無いしなあ…。

    コンテンツ提供側ならまだしも。

    # YouTubeでセガ・サターン版「グランディア」のプレイ動画を公開したらSCEA(当時)から権利違反通知が来たっけ。

    • by Anonymous Coward on 2017年08月29日 15時10分 (#3269639)

      >依頼なんてGoogle等の依頼を受けた側しか見られないし、

      ソース

      DMCAによって消された情報は情報公開されます。今回のウォンテッドリー社の申請もGoogleの情報公開ページ、Lumenのページ、それぞれで公開されています。

      Googleのほうはリンク切れだけどLumenのほうは依頼内容を見られます。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        あ、公開されてるんですね。ご指摘ありがとうございます。

  • by Anonymous Coward on 2017年08月29日 15時35分 (#3269658)

    違法なことは何もしておらず、迫害には徹底的に戦う。

typodupeerror

私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

読み込み中...