
Chrome 76ではWebサイトによるシークレットモード検出が困難に 8
ストーリー by headless
検出 部門より
検出 部門より
7月30日にリリース予定のGoogle Chrome 76では、Webサイトによるシークレットモード検出に使われないようFileSystem APIの動作が変更される(The Keywordの記事、
Neowinの記事、
BetaNewsの記事、
SlashGearの記事)。
現行のGoogle Chromeではシークレットモード時にFileSystem APIが無効化されるため、WebサイトはAPIが有効かどうかを調べることでシークレットモードを検出できる。このような「抜け穴」を使用しているのは、一定数の記事を無料で閲覧できるメーター制課金システムを採用しているパブリッシャーだ。記事の閲覧数はCookieに保存されるため、制限を超えて閲覧する方法の一つとしてシークレットモードが使われることもあるという。Googleでは制限の迂回を避けたいパブリッシャーに理解を示しつつも、シークレットモードを検出してユーザーに対応を求めるような手法はシークレットモードを台無しにするものだと述べている。
なお、今回のブログ記事に具体的な変更内容は書かれていないが、Chromium Gerritによればシークレットモードではメモリー上に作成した仮想ファイルシステムを使用するというものだ。FileSystem APIは実質的にシークレットモードの検出にしか使われていないことから、いずれは削除も視野に入れているとも報じられていた。この機能自体は実装済みであり、Chrome 75でもchrome://flags/#enable-filesystem-in-incognitoを「Enabled」にすれば利用可能だ。
現行のGoogle Chromeではシークレットモード時にFileSystem APIが無効化されるため、WebサイトはAPIが有効かどうかを調べることでシークレットモードを検出できる。このような「抜け穴」を使用しているのは、一定数の記事を無料で閲覧できるメーター制課金システムを採用しているパブリッシャーだ。記事の閲覧数はCookieに保存されるため、制限を超えて閲覧する方法の一つとしてシークレットモードが使われることもあるという。Googleでは制限の迂回を避けたいパブリッシャーに理解を示しつつも、シークレットモードを検出してユーザーに対応を求めるような手法はシークレットモードを台無しにするものだと述べている。
なお、今回のブログ記事に具体的な変更内容は書かれていないが、Chromium Gerritによればシークレットモードではメモリー上に作成した仮想ファイルシステムを使用するというものだ。FileSystem APIは実質的にシークレットモードの検出にしか使われていないことから、いずれは削除も視野に入れているとも報じられていた。この機能自体は実装済みであり、Chrome 75でもchrome://flags/#enable-filesystem-in-incognitoを「Enabled」にすれば利用可能だ。
関係ないけど (スコア:1)
IMEの挙動が変なのを早く治して欲しい
Re: (スコア:0)
ウインドウ幅を縮められないのもどうにかしてほしい
Re: (スコア:0)
55で同じ問題出た時は57で修正だったし、今回も77での修正なんじゃね。知らんけど。
文節右移動を文節確定でやるようにしたわ。これなら対象文節(注目文節)は常に先頭だし。
学習結果に影響出そうな気もするけど、気にしないことにした。
Re: (スコア:0)
IMEといえば、LinuxでのChromeでも日本語入力関係に変なのがある。
https://bugs.chromium.org/p/chromium/issues/detail?id=952181 [chromium.org]
実際これでかなり使い物にならなかったり……。
Chromeウェブストアでの判別 (スコア:0)
はどうする気だろう?今だとシークレットウィンドウではご利用頂けませんみたいな表記があるけど
Re: (スコア:0)
そりゃ自社だけが使える非公開APIの数々で判定するでしょ
かつてMicrosoftがOfficeでそうやってたみたいに
Re: (スコア:0)
Chromeならクライアント側に判定アルゴリズムを仕込んでおけばいいでしょ。
Chromiumは知らん。
Re: (スコア:0)
Chromium forkでChromeウェブストアを使えるようにするのは(サポートするなら)各forkのメンテナーの責任でしょ