Vivaldi、Manifest V3 移行後の内蔵広告ブロッカー維持計画を発表 7
期待 部門より
Vivaldi は 23 日、Chrome 拡張機能プラットフォームが Manifest V3 (MV3) に移行した後の内蔵広告ブロッカー維持計画を発表した (Vivaldi のブログ記事、 Ghacks の記事)。
Vivaldi の内蔵広告ブロッカーは Google のMV3 移行計画を受けて追加したもので、既存の広告ブロック拡張機能が動作しなくなるような API 変更があっても動作し続けるようにすることが目標だという。
MV3 では webRequest API 使用が制限され、ブロッキング用途では新たに追加される declarativeNetRequest API を使用する必要がある。declarativeNetRequest API では宣言型のルールを用い、Chrome 側で処理を行う。これによりプライバシーが強化され、効率の悪いルールを Chrome が無効化することもできるが、フィルタリングの自由度は低下する。
ただし、webRequest は引き続き存在し、現時点では declarativeNetRequest も webRequest 上に構築されている。また、当面 (2023 年 6 月まで) はエンタープライズポリシーで Manifest V2 (MV2) 拡張機能を利用可能に設定できることから、ブロッキング用途の webRequest を再び有効化することは難しくないという。
エンタープライズポリシーによる MV2 有効化は期限付きだが、Google が新たな制限を追加したら、Vivaldi はそれを解除する方法を探すとのこと。なお、広告ブロック拡張機能は MV3 で削除される他の API に依存することもある。そのため、webRequest だけを利用可能にしても既存の拡張機能がそのまま動作するとは限らないとのことだ。
V3で実現不可になる機能はもとより内蔵ブロッカーには実装されていないような (スコア:0)
内蔵ブロッカーは基本的に低機能なものだし、禁止されるV2ブロッカーの代替と言われるとそれは嘘になる
むしろV3ブロッカーの先行実装が内蔵ブロッカーに当たる。
Googleがブロッカーを禁止する V4、V5 を出してきたときの備えというならわかる
だよな (スコア:0)
>むしろV3ブロッカーの先行実装が内蔵ブロッカーに当たる。 firefoxとは方向性が違うな
Re: (スコア:0)
Braveのブロッカーは意外と優秀よ
https://github.com/Yuki2718/adblock/wiki/Japanese-FAQ [github.com]
Re: (スコア:0)
個人的にBrave自体が信用ならない
今はどうか知らんけど前にアフィリエイトでやらかしてたし・・・
Re: (スコア:0)
プリンストールの検索エンジンにアフィコード仕込むのはどのブラウザもやってるし、今でも擦りたてることかは疑問だ
キモいのは確かだが、Firefoxもドラマのプロモアドオンを勝手にインストールするとか、やらかしはあるし
ブラウザ作ってる側からすると、どの線を超えたらユーザーにキモく思われるのか、見誤ることもあるのだろう
Upstreamがコードを完全に削除しても維持できるか (スコア:0)
Firefoxのレガシーアドオンのときは結局誰もバージョンアップに追従しつつサポートの維持なんかできなくて、Geckoバージョンを52や56に固定してた。
OperaのNPAPIサポートもいつの間にか削除されているみたいだし
Re: (スコア:0)
Chromium派生はその懸念が常に付きまとうから
Firefox一択なんだよね