Facebook、インド政府の依頼でブロックしたページの問題で提訴される 5
世界的な板挟み 部門より
Facebookがインド当局からの要請で特定のページを閲覧不可にしたことから、カリフォルニアでシーク教徒の民間非営利組織によって訴えられる事態となったという(ITWORLD、Slashdot)。
インドでは、宗教や歴史においての不和につながる問題に敏感だ。インドでは条例によって、国の維持や防衛、安全保障や主権を脅かすようなコンテンツについてサービス提供企業に取り除くよう要求できるという。政府はこの条例に基づいてFacebookに特定のページをブロックするよう命じたそうだ。
ブロックされたページは、インドとパキスタンの国境にあるパンジャーブ州でシーク教徒の独立国を作るための投票を呼びかけるもの。訴訟を起こしたシーク教徒の側はFacebookは露骨な差別行為や公民権違反に荷担していると主張している。グループはこれらの救済に加え、ページの遮断やブロックに関するインド政府とFacebookの情報へのアクセスおよび損害賠償、永久差止命令を裁判所に求めている。