Windows 10 Anniversary Updateの一般提供が始まる 80
不具合も報告されているようですが 部門より
Microsoftは2日、Windows 10の2度目の大型アップデートとなるWindows 10 Anniversary Update(バージョン1607)の一般提供を開始した。同日よりWindows 10 Anniversary Update SDKの提供も始まり、WindowsストアではAnniversary Updateの新機能を使用するアプリケーションの受付も始まっている(Windows Experience Blogの記事[1]、[2]、Building Apps for Windowsの記事)。
Anniversary Updateは段階的に提供が行われるため、Windows Updateから更新する場合は適用までに時間がかかることもある。早く適用したい場合は、Windows 10のダウンロードページで入手可能なメディア作成ツールを使用すれば、Anniversary Updateの適用またはISOイメージ作成が可能だ。2日夜時点でダウンロードしたISOイメージのWindows 10はビルド14393。同日からWindows 10 version 1607の累積的な更新プログラム(KB3176929)の提供が始まっており、この更新プログラムを適用することでビルド14393.10になる。新規インストールしか試していないが、バージョン1511からアップグレードする場合はアップグレード中に更新プログラムが適用されるのかもしれない。
Anniversary UpdateではMicrosoft Edgeでの拡張機能サポートや、Cortanaの機能強化が行われ、生体認証機能「Windows Hello」やペン入力などのサポートを強化する「Windows Ink」といった新機能も利用できるようになる。一方、Cortanaの無効化やMicrosoftからのおすすめ表示の無効化が難しくなっているようだ。なお、Bashのネイティブ実行を可能にする「Windows Subsystem for Linux」はベータ版のままになっている。