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2023年2月12日のIT記事一覧(全3件)
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Firefox

ChromeやEdgeのWindows 7サポート終了、Mozillaにとってはチャンスなのか 40

ストーリー by headless
延長 部門より
Windows 7 の拡張セキュリティ更新プログラム (ESU) 提供と Windows 8.1 の延長サポートが 1 月で終了したが、これが Mozilla にとって大きなチャンスだと BetaNews が主張している (BetaNews の記事)。

デスクトップ版ウェブブラウザーでは Google Chrome が圧倒的なシェアを占めている。StatCounter のデータによれば、1 年ほど前まで Microsoft Edge と Apple Safari、Mozilla Firefox が第 2 グループを構成していたが、最近では Edge が頭一つ抜け、Firefox は Opera と Edge の中間ぐらいのシェアに落ち込んでいる。

Microsoft による Windows 7 / 8.1 のサポート完全終了に伴い、今月提供が始まった Chrome 110Edge 110 でも Windows 7 / 8.1 がサポートされなくなっている。一方、Mozilla では 3 年以上前からサポート終了時期を検討しており、Firefox の Windows 7 ユーザーが多いことからサポートを延長する方向に傾いている。

現在のところいつまで延長するのか明確には示されていないが、Firefox Nightly 111.0a1 でも OS 要件は Windows 7 以降となっている。Mozilla の Romain Testard 氏によれば、ESR 115 よりも前にサポートを終了することはないと考えていいだろうとのこと。

BetaNews は StatCounter の Windows シェアデータ12 % 以上を占める Windows 7 ~ 8.1 のユーザーを Chrome と Edge が失うことになるとして、Firefox やその他の小さなブラウザーメーカーが受け皿になることでユーザーを獲得できると主張する。ただし、古いバージョンの Windows をサポートすることで獲得したユーザーはいつまでも保持できるわけではない。

なお、Brave は既に Chromium 110 ベースとなっており、今後のアップデートには Windows 10 以降が必要と表示される。一方、Opera (Chromium 109 ベース) や Vivaldi (Chromium 108 ベース)は現在のところ Windows バージョンに関する警告を表示しない。
16500309 story
Android

Android 14 DP1、バージョンは「UpSideDownCake」 16

ストーリー by headless
反転 部門より
Google は 8 日、次期 Android 14 初の開発者プレビュー版となる Android 14 Developer Preview 1 (DP1) をリリースした (Android Developers Blog の記事)。

Android 14 はタブレットや折り畳み型デバイスをサポートするために Android 12L と 13 で行われた変更を元に構築されており、異なるサイズの画面に対応するアプリを作るのに役立つウィンドウサイズクラスSlidingPaneLayoutアクティビティの埋め込みなどが利用できる。また、バックグラウンド処理を合理化するための JobSchedulerフォアグラウンドサービスの改良ブロードキャストの最適化正確なアラーム設定のパーミッション追加などが行われている。

Android 14 では最大 200 % のフォントスケーリングに対応しているが、非リニアスケーリングにより元々大きな文字が大きくなりすぎないよう調整される。また、アプリごとの言語設定を動的に更新できる setOverrideLocaleConfig や文法的な性のある言語で語形変化を容易な適用を可能にする Grammatical Inflection API などが利用可能だ。

プライバシーやセキュリティの面では、実行時に登録するレシーバーの安全性が強化され、より安全な暗黙的インテント動的コード読み込みが利用できるようになるほか、Credential Manager とパスキーのサポートが追加される。また、実行時パーミッションを回避するマルウェアへの対策として、targetSdkVersion が 23 未満のアプリのインストールはブロックされる。ただし、Android 14 にアップグレードしたデバイスでは、targetSdkVersion 23 未満のアプリが削除されることはないという。

アプリの互換性に関しては、必要な変更に開発者が時間を取れるようアプリ側から見える変更の多くがオプトインになっており、変更のテストやデバッグも容易になっている。また、OpenJDK 17 がサポートされている。今後のスケジュールは 3 月に DP2 がリリースされ、4 月の Beta 1 と 5 月の Beta 2 を経て 6 月の Beta 3 でプラットフォーム互換性のマイルストーン到達。その後はファイナルビルドに近い Beta 4 以降で最終テストを行ったのちに最終リリースとなる。

DP1 を利用するには、Android StudioのSDK Manager で API レベル「UpSideDownCake」の SDK プラットフォームやシステムイメージをダウンロードすればいい。Android Studio は最新のプレビュー版 Android Studio Giraffe の使用が推奨される。Pixel 4a (5G) / 5 / 5a 5G / 6 / 6 Pro / 6a / 7 / 7 Pro 向けのファクトリーイメージも提供されている。

Android のメジャーバージョンで伝統的に付けられていたアルファベット順のデザートの名前は Android 10 (Q) で廃止され、以降は禁止されたかのような扱いになっていた。それでもコードネームとしてのデザートの名前は引き続き使われており、Android 12 (S) ではリリース記念の壁紙に Snow Cone が登場Android 13 (T) では Tiramisu がバージョン名として表示されるなど、デザート名が再び大っぴらに使われるようになった。Android 14 (U) の Upside Down Cake は昨年 4 月からコードネームとして使われている。
16500400 story
Windows

Microsoft、サポート診断ツールの廃止計画を正式発表 15

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廃止 部門より
Microsoft がサポート診断ツール (MSDT) および MSDT プラットフォームを使用するレガシートラブルシューティングツールについて、Windows 11 の次のリリースで廃止する計画を正式に発表した (Microsoft サポートの記事Neowin の記事)。

Windows 10 のトラブルシューティングツールはすべて MSDT プラットフォーム上で動作するが、Windows 11 では「問い合わせ」アプリ上の新しいトラブルシューティングプラットフォームへの移行が進められている。

今後の計画としては、Windows 11 バージョン 22H2 でレガシートラブルシューティングツールの一部について、新しいトラブルシューティングプラットフォームへの移行を 2023 年に開始する。移行するトラブルシューティングツールはオーディオや Bluetooth、プリンターなどで、サポートページ内のリンクから新しいプラットフォーム上で起動できる。Windows 10 でも実行可能だが、移行はされないようだ。

2024 年には移行が完了し、次の Windows 11 リリースでは移行対象外のレガシートラブルシューティングツールが削除される。2025 年には MSDT プラットフォームが削除されるとのこと。Windows 11 Insider Preview ビルド 20276 の MSDT では 2025 年の廃止を知らせるテキストが隠されているのが見つかっているが、この計画に一致する。

なお、Windows 11 バージョン 22H2 およびそれ以前の Windows バージョンは MSDT 廃止の影響を受けないほか、2023 年から MSDT への表示が始まる廃止計画のメッセージも表示されないと説明されているが、Windows 11 バージョン 22H2 では新プラットフォームへの移行のみで削除されるものがないという意味なのか、説明が間違っているのかは明確でない。また、「次の Windows 11 リリース」がすべて同じバージョンを示しているのか、いつまで Windows 11 に次があるのかといった点も不明だ。
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家

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