
ユーザー減少と高齢化が進むニコニコ動画 101
ストーリー by hylom
流れを読み違えた感じが 部門より
流れを読み違えた感じが 部門より
あるAnonymous Coward曰く、
ドワンゴの2017年4~9月期連結決算によると、同社の動画サービス「niconico」の有料会員数は前年同期から1割以上減となる28万人となったそうだ。また、年代別シェアでは20代が依然最大だが、30代~50代ユーザーの割合も増えているという(ITmedia)。
日間アクティブユーザーも346万人から309万人に減少するなど、利用者離れも進んでいる。ドワンゴは今月28日に発表される新バージョンで「ストリーミングサービスの中で最先端の機能」などをアピールしているが、果たしてうまくいくのだろうか。
多様化しまくったコンテンツを楽しんで過ごした10年後 (スコア:4, すばらしい洞察)
昔であれば、全国どこでもファミコン、スーファミ、プレステ&サターンの大作ソフトがあり、
だいたいみんなこれやってたってのがありました
邦楽など音楽作品もそうですし、映画やドラマなど映像作品もそんな感じ
メガヒットのゲームや邦楽や映画などを何度も視聴する人が多くおり、少ないコンテンツが濃く頭に残っていることになります
そんな世代は、10年後20年後にそれを懐かし作品としてみんなで視聴しコメントをつけあうということに楽しみを見出します
が、インターネット時代になってからはコンテンツ数が爆発し、みんなやってることがバラバラ、
一つのコンテンツを何度も視聴する必要もなく日々大量のコンテンツが押し寄せ、視聴者の記憶も薄く広くになっています
ADSL普及期から数えるとそんな状況がもう15年以上も続いているわけで、
若い層ほど、ニコニコ動画でみんなで一つの動画を見てコメントをつけあう、ということに楽しみを見出せなくなるのは仕方がないでしょう
結果として、コンテンツが少なかったころの、共通の強い懐かし補正があり、それがあるからこそ楽しめる(=家族などは見ててもサッパリ面白さが理解できない)動画を多量に視聴していても問題にならない、独身の高齢者ばかりが残るって印象です