FirefoxにおけるChrome拡張機能プラットフォームのManifest V3サポート、ブロッキング用途でのwebRequest API使用は認める計画 10
ストーリー by headless
用途 部門より
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Mozillaは5月27日、FirefoxにおけるChrome拡張機能プラットフォームのManifest V3サポート計画を発表した(Mozilla Add-ons Blogの記事、 The Registerの記事)。
Chrome拡張機能プラットフォームのManifest V2とFirefox WebExtension APIの互換性は100%近く、拡張機能開発者が容易にFirefoxとChromeをサポートできるようになっているが、Manifest V3では数多くの変更により新たな非互換性が生まれる。Mozillaでは拡張機能開発でFirefoxとChromeの高い互換性を維持するため、Manifest V3をサポートすることにしたという。ただし、コンテンツブロッキングに関してはGoogleと異なる実装をするそうだ。
Manifest V3ではdeclarativeNetRequest(DNR) APIが導入され、ブロッキング用途でのwebRequest APIからの置き換えが必要になる。DNRによりブロッキング処理は高速化するが、複雑なブロッキングアルゴリズムが使用できなくなる点などが批判されている。そのため、Mozillaでは複数のコンテンツブロッキング拡張機能開発者と議論した結果、DNRを実装しつつwebRequestによるブロッキングのサポートも維持するという。webRequestによるブロッキングサポートは拡張機能開発者のニーズを満たすソリューションが見つかるまで継続するとのこと。DNR実装の進捗状況はバグ1687755で確認できる。
Manifest V3は規模が大きいため実装には時間がかかるが、Mozillaでは2021年第4四半期に開発者によるテストが可能になり、2022年の初めには拡張機能の登録を受け付けられるようにしたいとしている。Manifest V2の廃止時期は未定だが、Manifest V3が安定版となってから少なくとも1年間はサポートするとのことだ。
Chrome拡張機能プラットフォームのManifest V2とFirefox WebExtension APIの互換性は100%近く、拡張機能開発者が容易にFirefoxとChromeをサポートできるようになっているが、Manifest V3では数多くの変更により新たな非互換性が生まれる。Mozillaでは拡張機能開発でFirefoxとChromeの高い互換性を維持するため、Manifest V3をサポートすることにしたという。ただし、コンテンツブロッキングに関してはGoogleと異なる実装をするそうだ。
Manifest V3ではdeclarativeNetRequest(DNR) APIが導入され、ブロッキング用途でのwebRequest APIからの置き換えが必要になる。DNRによりブロッキング処理は高速化するが、複雑なブロッキングアルゴリズムが使用できなくなる点などが批判されている。そのため、Mozillaでは複数のコンテンツブロッキング拡張機能開発者と議論した結果、DNRを実装しつつwebRequestによるブロッキングのサポートも維持するという。webRequestによるブロッキングサポートは拡張機能開発者のニーズを満たすソリューションが見つかるまで継続するとのこと。DNR実装の進捗状況はバグ1687755で確認できる。
Manifest V3は規模が大きいため実装には時間がかかるが、Mozillaでは2021年第4四半期に開発者によるテストが可能になり、2022年の初めには拡張機能の登録を受け付けられるようにしたいとしている。Manifest V2の廃止時期は未定だが、Manifest V3が安定版となってから少なくとも1年間はサポートするとのことだ。
面倒くさいな (スコア:0)
>APIからの置き換えが必要になる
何回API仕様を変えれば気が済むのか、GoogleとMozillaは。
>webRequestによるブロッキングサポートは拡張機能開発者のニーズを満たすソリューションが見つかるまで継続す
webRequest結局変える必要があるの?
Re:面倒くさいな (スコア:1)
Mozillaは悪くなくない?
Re: (スコア:0)
金になる大手以外の拡張機能開発者がついてこれなくなるまで。
Re: (スコア:0)
というか広告ブロッカー潰しだろこれ
Re: (スコア:0)
なにいってんだ。
プラットフォーマーの仕様変更は日本の開発者の飯の種だろう。
ありがたがるのが筋やわ
まあ (スコア:0)
結構なことで。
という感想だな。
GoogleはManifest v3によるセキュリティ強化の結果、広告ブロックが弱体化しても気にしない。
MozillaはChromeとの差別化として広告ブロックを優遇する、という当たり前の図式。
拡張機能自体はセキュリティホールになりかねないので、Manifest v3への移行は歓迎。
Re: (スコア:0)
>広告ブロックが弱体化しても気にしない。
そりゃGoogleは広告企業で、Googleの広告を見てもらうためのChromeですので
マイナーブラウザの独自仕様は死に仕様 (スコア:0)
と、思ったら主要ブロッカーの開発者と話しつけた上でやってたのか。
なら大丈夫そうね。
そもそも、ブロッカー開発者がGoogleの方針に批判的だからFirefoxの差別化に乗ってもらえたんだね。
Web開発者からは色々意見もあるかもしれないが、やはりBlink以外の実装は必要だと思う。
法人用アドオンの拡充が必要 (スコア:0)
社員のwebアクセスの監視・制限をしたい、ただしSSL化が進んでプロキシでは限界がある
って問題の解決のために、社内端末の監視・制御用のFirefoxアドオンが求められてるが、
なかなかいいのが無いんだよな
Re: (スコア:0)
昨今のブラウザのアドオンは作るのそんなに難しくないよ?
URLを監視するだけでいいのなら、Javascriptいじったことある人が1人いれば数日でとりあえず動くレベルのは作れると思うけど。