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2015年9月5日のIT記事一覧(全2件)
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統計

8月のデスクトップOSシェア、Windows 10が5%を超える 61

ストーリー by headless
変動 部門より
Net Applicationsの8月分データによると、7月29日にリリースされたWindows 10のシェアが約1か月で5.21%まで上昇し、OSバージョン別の順位は4位になっている(Desktop Operating System Market ShareDesktop Top Operating System Versions Share TrendDesktop Top Operating System Share Trend)。

上位ではWindows 7が3.06ポイント減の57.67%、Windows 8.1が1.72ポイント減の11.39%となり、0.42ポイント増加して12.14%のWindows XPが再び2位に浮上した。Windows 8は0.22ポイント減で2.56%となっており、Windows 8/8.1合計のシェアは1.94ポイント減の13.95%となった。Mac OS X 10.10のシェアは0.02ポイント増の4.76%だが、OS X全体では0.14ポイント減の7.53%となっている。Linuxは0.05ポイント減の1.63%。

StatCounterのデータでもWindows 10は5.38%まで増加している。Windows 7は1.63ポイント減の53.01%、Windows 8.1は2.47ポイント減の14.37%。Windows 8も0.24ポイント減の3.44%で、Windows 8/8.1の合計シェアは2.71ポイント減の17.81%となっている。Windows XPは0.28ポイント減の9.72%、OS Xは0.42ポイント減の8.18%だ。

一方、国別データをみると、日本でのWindows 10のシェアは4.54%、Windows 10のリリースから4日で5%を超え英国では10.41%、米国では6.54%。週単位ではWindows 10のシェアが継続的に増加しており、8月24日から30日の週には世界全体で6.69%、日本5.88%、英国12.85%、米国8.01%となった。また、Windows 10のシェアは土日に上昇する傾向がみられることから、アップグレードはホームユーザーが先行しているようだ。8月30日には世界シェアが7.82%に達し、8.4%のOS X、8.82%のWindows XPに迫っている。

なお、Steamハードウェア&ソフトウェア調査8月分によると、Windows 10のシェアは17%を超えており、Windows 7とWindows 8.1に続く3番目にシェアの高いOSになっている。
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Wikipedia

Wikipedia英語版の多重アカウントによる不正編集、脅迫的手法で記事の関係者に金銭を要求していた 32

ストーリー by headless
要求 部門より
Wikipediaでは不正な編集行為があったとして381アカウントを停止し、これらのアカウントが関わる210件の英語版記事を削除したことを8月31日(UTC)に発表している。当初Wikimediaブログでは、外部の利益のために金銭を受領し、それを明らかにせずに記事の執筆・編集を行っていたことが不正行為に当たるとしていたが、その後「金銭を受領または要求し」と変更した。ターゲットになったのは自分自身や自分の会社に関する記事をAfC(※)として投稿した人々で、詐欺的・脅迫的な手法での金銭要求も行われていたようだ(Wikipedia英語版の管理者伝言板: Long-term abuse/OrangemoodyWikimedia Blogの記事The Independentの記事The Registerの記事)。

調査は7月に開始されたが、特定されたのは4月の終わりから8月の初めに編集を行ったアカウントのみであり、それよりも以前から不正な編集が行われていたとみられている。特定されたアカウントはソックパペット(不正行為を目的として使い分けられる複数のアカウント)とみられ、この件は最初に特定されたソックパペットのアカウント名から「Orangemoody」と呼ばれている。

具体的な金銭の要求の流れについては以下のようなものだ。なお、ソックパペットは記事を作成する「クリエイター」と細かい編集やレビューを担当する「ヘルパー」に分担されていたという。
  1. 知名度が低い、過度に宣伝を目的とした内容といった理由でAfCが却下される。または同様の理由で記事が削除される
  2. 却下されたドラフトや削除された記事を元にクリエイターが記事を作成する
  3. 連絡担当者は経験のある編集者や管理者を名乗り、元のドラフト/記事作成者に有料で記事を掲載すると連絡
  4. 金銭が支払われるとヘルパーがレビュー済みとマークし、記事が掲載される
  5. 掲載後しばらくして、記事が削除されそうになったのを保護したと主張し、保護のための費用を毎月支払うよう持ちかける

被害者は小規模なビジネスや、それほど有名ではない有名人が中心で、The Independentの記事には実際に被害にあった人のコメントも掲載されている。

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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson

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