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14031067 story
ソフトウェア

NEDO、国産RDBを開発へ。5年・25億を投入 66

ストーリー by hylom
25億で足りるの 部門より

Anonymous Coward曰く、

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、新たなリレーショナルデータベース開発プロジェクトを進めているという(日経xTECH)。

このプロジェクトはNECおよびノーチラス・テクノロジーズ、東京工業大学、大阪大学、名古屋大学、慶應義塾大学、パスコによって進められているもの。インターフェイスはPostgreSQL互換で、OLTPとOLAPの両方をサポートする。

ノーチラス・テクノロジーズによる日本PostgreSQLユーザー会での発表概要によると、「Project Tsurugi」という名前だそうだ。2019年時点での成果報告書も出ている

14031053 story
Google

Google、草稿の漏洩で物議を醸した「量子超越性を実証」する論文を公開 30

ストーリー by hylom
ついに出た 部門より

今年10月、Googleの研究者による論文の草稿が漏洩、量子超越性の実証に成功かという話題があったが、この論文が正式に公開されたようだ(日経新聞ITmediaNature誌掲載論文)。

論文では、既存のスーパーコンピュータで約1万年かかるという問題を量子コンピュータでは3分20秒で解くことができたとされている。

いっぽう、IBMはGoogleの主張について重大な欠陥があると発表していた(WIRED)。IBMはGoogleの論文で取り上げられていた問題について、約2.5日で解ける難しい問題ではないと主張しているようだ。

14030979 story
Android

Google、Pixel 4の顔認証を目が開いている場合のみ使用可能にするオプションを追加予定 8

ストーリー by hylom
結局変更 部門より

headless曰く、

GoogleはPixel 4/Pixel 4 XLの顔認識機能について、目を開いているかどうかを識別しないのが仕様であるかのように説明していたが、結局修正するようだ(The VergeAndroid Police)。

GoogleのヘルプドキュメントにはPixel 4で顔認証を使用する場合、目を閉じていてもロックが解除されることがあると明記されており、危険な状況に備える場合は顔認証が一時的に無効化されるロックダウン機能の使用を推奨している。Pixel 4の公式発表前にリークした設定アプリのスクリーンショットでは、顔認証でアンロックする際にユーザーの目が開いていることを必須とするオプションが含まれていたが、リリース版には含まれないとGoogleがBBC Newsに伝えていた。しかし、Googleがその後The VergeやAndroid Policeに送った声明によると、同等のオプションは追加が進められているようだ。ただし、すぐ利用可能になるわけではなく、今後数か月の間にアップデートを通じて提供する予定とのことだ。

14030976 story
ソフトウェア

中国・Alibaba参加のAnt Financial、「世界一」のデータベースクラスタを構築 3

ストーリー by hylom
ソフトウェア自体の優劣は判断できず 部門より

中国・阿里巴巴(Alibaba)グループ傘下の螞蟻金融服務(Ant Financial)が開発した分散型リレーショナルデータベース「OceanBase」を用いたクラスタが、TPC-Cベンチマークで世界一を達成したという(AFPSlashdotTPC-Cのベンチマーク結果リスト)。

結果を見ると、AntFinancalの「Alibaba Cloud Elastic Compute Service Cluster」(データベースはOceanBase v2.2)のスコアは60,880,800で、2位の「SPARC SuperCluster with T3-4 Servers」(データベースはOracle Database 11g R2)のスコア(30,249,688)を大きく上回っている。

とはいえ、2位のシステムのスコア登録日は2010年12月2日であり、さらに2位以下で上位に入っているシステムのほぼ全てが最新の状況を表していない「歴史的な記録」とされているので、これだけで単純に性能を比較はできないと思われる。

14030964 story
GUI

旅行予約サイト「あなた以外に○○人が見ています」表示、JavaScriptでランダムな数を表示しているだけだった 57

ストーリー by hylom
もう少し頑張って隠そう 部門より

旅行予約サイト「OneTravel」では、検索時に「今あなた以外の○○人が同じページを見ています」と行った表示が出るが、ここで表示される数字は完全にランダムなもので、実際の閲覧者数を反映させたものではないという(GIGAZINE)。

このWebサイトで使われているJavaScriptをチェックしたところ、この数字はJavaScriptの乱数生成関数であるMath.random()を使って生成されたものだったそうで、ランダムに28〜44の間の数字が表示されるだけだったようだ。

14030289 story
Google

Googleフォト、HEIF形式の写真については無料プランでもオリジナルのままで保存していた 54

ストーリー by hylom
そんなに小さいの 部門より

Googleの写真ストレージサービスGoogleフォトの無料プランでは、16メガピクセル以上のサイズの写真についてはアップロード後に強制的にファイルサイズを小さくするための圧縮処理が行われるが、iPhoneからアップロードされたHEIF形式の写真については16メガピクセルを超えていてもこの処理が行われないが分かったという。Googleはこれについて「不具合」だとして修正する方針のようだ(iPhone ManiaEngadget日本版)。

HEIF形式は高圧縮が期待できるためファイルサイズが小さい傾向にあり、またその変換処理には負荷がかかることからオリジナルのファイルのまま写真を保存したのではないかと推測されている。

14030278 story
ソフトウェア

U-22プログラミング・コンテスト2019、独自の言語を開発した15歳が経済産業大臣賞を受賞 121

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皆一度は考える独自言語開発 部門より

U-22プログラミング・コンテスト実行委員会が主催し、政府などが後援する22歳以下を対象としたプログラミングコンテスト「U-22プログラミング・コンテスト2019」で、静的型付けコンパイル型言語「Blawn」を独自に開発した開成中学校3年生(15歳)の上原直人氏が経済産業大臣賞およびBest Viewers賞を受賞した(BCN+Rコンテストの最終審査結果ページ)。

上原氏はC++が扱いにくいと感じたことからBlawnの開発を開始。7月中旬に構想を始め、9月からプログラムを書き始め、応募期限の9月2日までに完成させたという。Blawnは静的型付けのコンパイル型言語で、バックエンドにはLLVMを採用している。「すべての関数及びクラスがジェネリックで、これによって記述の簡潔さと認知負荷の低さ、さらには静的解析による実行速度の速さを担保している」という。

14030269 story
IT

Avast、サプライチェーン攻撃を受けていたことを公表 12

ストーリー by hylom
仕事用マシンでCCleanerを使うのか 部門より

headless曰く、

Avastは21日、同社のネットワークがサプライチェーン攻撃を受けていたことを明らかにした(Avastのブログ記事Computing)。

9月23日に同社ネットワークでの怪しいふるまいを確認したAvastはチェコの情報機関や外部のフォレンジックチームなどと協力して調査を開始。10月1日には以前誤検知として処理されていたMicrosoft Advanced Threat Analytics(ATA)の警告が実際の攻撃だったことが確認されたという。警告は同社のVPNアドレス範囲に含まれる内部IPアドレスから悪意あるディレクトリサービスの複製が行われているというもの。攻撃者は特権昇格を成功させ、該当ユーザーに割り当てられていなかったドメイン管理者の権限を取得していたそうだ。分析の結果、攻撃者は侵害された複数の認証情報を用い、誤って保持されていた二要素認証を必要としないVPNの一時プロファイルを通じて5月14日には内部ネットワークにアクセスしていたことが判明する。

サプライチェーン攻撃のターゲットは2017年にも被害を受けたCCleanerとみられ、9月25日にはCCleaner新バージョンの公開を一時中止して過去のリリースが改変されていないことを確認。念のためクリーンなアップデートに再署名し、10月15日に自動更新でユーザーに提供開始した。これまで使用していた証明書は失効させ、内部のユーザーの認証情報もすべてリセットし、監視のため生かしてあったVPNの一時プロファイルも削除したという。ネットワークとシステムのセキュリティの見直しは引き続き行い、さらなるログの調査も実施するとのことだ。

14030248 story
情報漏洩

神奈川県警サイバー犯罪捜査課が個人情報含む捜査資料を紛失、盗難車のトランクから見つかる 61

ストーリー by hylom
おなじみ神奈川県警 部門より

Anonymous Coward曰く、

今年5月、神奈川県警サイバー犯罪捜査課の巡査部長が個人情報を含む捜査資料のコピーを内規に違反して持ち出し、酒を飲んだ後カバンごと紛失していたそうだ。この巡査部長は紛失を報告していなかったが、8月に盗難車からこの資料が見つかって事件が発覚したという(NHK毎日新聞産経新聞)。

これだけなら典型的なセキュリティ事故という感じなのだが、紛失したカバンが遺失物として届けられるも資料が抜き取られており、後日盗難車のトランクから発見されたということで、悪用されてしまった可能性がありそうだ。

この捜査資料には事件の供述調書と容疑者が収集していたというクレジットカード情報が含まれていたそうで、供述調書には氏名および住所、親族の氏名などが、クレジットカード情報にはカード番号、住所、氏名、生年月日、電話番号などが含まれていたという。巡査部長は「捜査資料のコピーを持ち出した覚えがなかった」などと述べているとのこと。

14030165 story
バグ

ベンツオーナー向けスマホアプリで他人の個人情報が表示される不具合 11

ストーリー by hylom
情報表示だけで済んで良かったというべきか 部門より

Anonymous Coward曰く、

昨今では多くの自動車メーカーが遠隔から自動車の情報確認や操作を行えるスマートフォンアプリを提供しているが、ダイムラー傘下のメルセデス・ベンツが提供するアプリで他人の所有する自動車の情報やそのユーザー情報が表示される不具合が発生したようだ(TechCrunchGIGAZINESlashdot)。

問題が確認されたのは10月18日で、他人の名前や電話番号、車両の位置情報と行った最近のアクティビティが表示されていたという。ただ、遠隔から鍵を解除する機能やエンジンをスタート/ストップさせる機能については動作しなかったとのことで、情報漏洩以外の影響は少ないと見られている。

ダイムラーの担当者によると表示された情報はキャッシュされたものだったとのことで、すでに修正されているとしている。

14030153 story
テクノロジー

Alphabet傘下のWing、米国でドローンによる宅配の試験運用を開始 8

ストーリー by hylom
日本ではいつ実用化されるのだろうか 部門より

Anonymous Coward曰く、

Googleの親会社である米Alphabet傘下のWingが、ドローンによる宅配便の試験運用を開始した。Wingはすでにオーストラリアやフィンランドで同様の試みを行なっているが、米国においてドローンによる一般顧客への宅配を行う試みはこれが初だという(AFPTechCrunchSlashdot)。

配達可能エリアが配送センターから半径10km以内で、荷物の重さは1.3kgまで。配送先に到着したドローンはケーブルを使って荷物をおろすという。

Wingは今年初めに米連邦航空局からドローンによる商用配送の試験運用を実施する許可を得ている。米国ではAmazon.comやUPS、Uber EATSなども同様の試みを計画しているそうだ。

14030140 story
プログラミング

情報処理試験の会場変更に気付かなかった受験者は少なくない? 33

ストーリー by hylom
会場に着くまでが一次試験説 部門より

10月20日に行われた情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験では、試験会場の1つである東京都市大学世田谷キャンパスが台風の影響で浸水したことから、試験会場の変更が試験3日前である10月17日に告知されていた。しかし、これに気づかずに試験当日に東京都市大学世田谷キャンパスに行ってしまった受験者が続出したという(J-CASTニュース)。告知はWebサイトのほか、18日にメールでも行われていたが、見逃していた受験者は少なくなかったという。

なお、これら試験を実施している情報処理推進機構(IPA)の発表している統計情報によると、これら試験の受験率は6〜7割前後(ITパスポート試験のみ8割前後)で、試験会場を間違える受験者は毎回少なくないようだ(基本情報技術者試験を受ける上での"準備"の話

14029331 story
Firefox

Mozilla、クライアントサイドの機械翻訳機能をFirefoxに搭載する計画 27

ストーリー by headless
翻訳 部門より
Mozillaではクライアントサイドの機械翻訳機能をFirefoxに搭載すべく、作業を進めているそうだ(MozillaWikiの更新情報gHacksの記事soeren-hentzschel.atの記事デモ動画)。

FirefoxにはGoogle翻訳などを使用するWebページ翻訳機能が搭載されており、about:configで設定を変更すればユーザーインターフェイスは表示されるようになるものの、翻訳自体は機能しない。

クライアントサイドの翻訳機能はEUのHorizon 2020による2年間の助成を受け、欧州の4大学とともにBergamotプロジェクトで開発が進められているものだ。クラウドベースの翻訳サービスに依存せず、ローカルで翻訳が完了するため、プライバシーに関連する情報や機密性のある情報の翻訳にも安心して利用できるという。先日、基本的な統合が完成したとのことで、Mozillaのドイツ語版ページを英語に翻訳するデモ動画が公開された。ユーザーインターフェイスは既存のものを使用しているようだ。
14029275 story
インターネット

Internet Archive、保存されたWebページの異なるバージョンを比較する機能などを追加 17

ストーリー by headless
活用 部門より
Internet Archiveは18日、Wayback Machineに保存された同じWebページの異なるバージョンを比較できる「Changes」機能など、複数の新機能追加を発表した(Internet Archive Blogsの記事BetaNewsの記事gHacksの記事)。

ベータ版として提供されているChanges機能では、表から2つのバージョンを選択して「Compare」をクリックすると変更部分にハイライトが入った2つのバージョンが並べて表示される。年ごとに分けられた表は行が月、列が日を示し、変更の度合いによってセルの色も変化する。同じくベータ版として提供されている「Collections」機能では、指定したページのスナップショットが保存理由別に一覧表示される。これらの機能はInternet Archiveに保存されたWebページの検索結果画面でカレンダーと切り替えて表示可能だ。

Webページによっては1日に非常に多数のスナップショットが保存されることもあるが、これまで検索結果のカレンダーでは一部しか選択できなかった。今回の更新により、保存時間の差が秒単位のものも含め、すべてのスナップショットが表示されるようになっている。また、ユーザーが指定したWebページのスナップショットを保存する「Save Page Now」機能では、最近の更新でリンク先ページの同時保存も可能になっている。

Internet Archiveによると、平均的なWebページは3か月以内に内容が変更されたり、削除されたりするという。Webページに掲載されていた情報にアクセスできなくなる「デジタル情報の絶滅」と戦うため、新たな手段をWayback Machineが提供するとのことだ。
14028853 story
Google

Googleマップの指示に従った結果、観光客が相次いで立ち往生。イタリア 55

ストーリー by hylom
よく聞くようなお話 部門より

Anonymous Coward曰く、

イタリア・サルディーニャ島のバウネイ市で、Googleマップを頼りに移動した結果動けなくなる観光客が続出しているそうだ。そのため、当局はGoogleマップを使わないよう呼びかけている(CNN)。

バウネイ市は美しい海岸や洞窟、岩山などで知られる都市で、自然保護のため未舗装の道路や山道が残っているという。こういった道路にGoogleマップのナビゲーションに従って乗用車で侵入してしまい、動けなくなるケースがたびたび発生しているそうで、当局への緊急出動要請は過去2年で144件に上るという。

同市のコーリアス市長はこれに対し「原因はすべて、Googleマップの混乱を招く行き方指示に従ったことによる」と憤っているという。

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ソースを見ろ -- ある4桁UID

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