Microsoftは10日、Windows 10 Insider Preview ビルド16299.15をリリースプレビューリング向けに提供開始した(
Windows Insiderのツイート、
更新されたWindows Experience Blogの記事)。
ビルド16299.15はリリースプレビューリングに提供される初のWindows 10 Fall Creators Updateビルド(RS3ビルド)となる。さらに13日には累積更新プログラム(KB4043961)がビルド16299.15向けに配信され、
RS3の最新ビルドは16299.19となっている。ビルド16299.19では再起動/ログオフ/ログイン時に削除したアプリが再インストールされる問題が修正されており、セキュリティアップデートも含まれる。モバイル版では11日に提供が始まった
ビルド15254.1がリリース候補版となっている。
なお、ファーストリングにはSkip Aheadとともに、
来春の大型アップデート(RS4)のビルド17017が13日から提供されている。そのため、17日に一般リリースされるWindows 10 Fall Creators Updateの完成を見届けるには、ビルド17017がインストールされる前にスローリングまたはリリースプレビューリングへ切り替える必要があるようだ。
MicrosoftのDona Sarkar氏は
リリースビルド(RTM)が確定したら告知すると明言しているが、現在のところ告知は行われていない。これまでWindows 10のリリースビルドが告知されたことはないが、今回も告知されないまま一般リリースを迎えるのだろうか。ちなみに、
Windows 10 SDKの最新版はバージョン10.0.16299.15になっている。