NTTぷらら、低遅延を追求したゲーミング有料オプション「GGGG光」提供開始 31
特化 部門より
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イタリアの競争・市場保護委員会 (AGCM) は 9 日、Amazon が市場支配的立場の濫用を規制する EU 機能条約 102 条に違反したとして、10 億ユーロを超える制裁金の支払を命じたと発表した (プレスリリース、 The Register の記事、 The Verge の記事、 Ars Technica の記事)。
AGCM によれば、Amazon はイタリアのマーケットプレースサービス市場における支配的立場を濫用し、販売者に Amazon の物流サービス Fulfillment by Amazon (FBA) を利用するよう仕向けたという。
具体的には FBA を利用する販売者にのみ Prime ラベルを付与し、Prime Day やブラックフライデー・サイバーマンデー等のセールイベントへの参加は Prime ラベル付与者に限定するほか、FBA 利用者にはアカウント停止につながる可能性のあるパフォーマンス監視を非 FBA 利用者ほど厳しく行わないなどの利益誘導が行われているとのこと。
これにより販売者がFBAを選ばざるを得ない状態を作り出して物流サービスで競合する他社に損害を与えただけでなく、費用の高い FBA を利用するために販売者が Amazon 以外での販売を控えることでマーケットプレースサービスで競合する他社にも損害を与えたとしている。
制裁金の対象は Amazon Europe Core S.à r.l. と Amazon Services Europe S.à r.l.、Amazon EU S.à r.l.、Amazon Italia Services S.r.l. および Amazon Italia Logistica S.r.l. の 5 社で合計 11 億 2,800 万ユーロ。さらに競争状態を早急に復元するため、監視トラスティによる監視の対象にもなるとのことだ。
Discordにおけるサーバー凍結荒らしの手法(ねとらぼ)
まず“荒らし”グループが複数のbotアカウントを使い、Discord上に「意味不明な文字列」を次々と投稿する。次に“荒らし”グループが「このサーバーには“不正なアクセストークン”が書き込まれている」とDiscordに通報する
→凍結される「あなたのアカウントは他人を欺いて認証トークンを提供させようとしたか、そのためのサーバーに参加したため無効になりました」
攻撃開始から凍結まではわずか数時間。深夜に攻撃が行われたこともあって、この間ちょうど寝ており、「起きたら全て消えていた」状態だったという。一応サーバーの認証レベルを『最高』に変更することで対処可能とはいえ恒久対策ではない(一般ユーザーにも電話番号認証が必要になってしまうので迷惑極まりない)
Pixel 3 で緊急通報番号 (911) へ発信したら端末がフリーズし、通報できなかったと Reddit で報告されていたのだが、Google の回答によると Android OS と Microsoft Teams のバグの合わせ技だったようだ (The Register の記事、 9to5Google の記事、 BetaNews の記事、 Windows Central の記事)。
Google によれば、非常に限定的な状況でのみ発生する問題であることが調査の結果判明したという。条件としては、OS が Android 10 以上であること、Microsoft Teams をインストールしたがサインインしていないこと、の両方を満たしたうえで、緊急通報番号へ発信しようとすると発生するそうだ。そのため、Microsoft Teamsでサインインすれば問題は発生しなくなるほか、Microsoft Teams を再インストールすると一時的に問題が解消するとのこと。
問題の根本的な原因は Android OS 側にあるようだが、Microsoft は問題を解決した Microsoft Teams バージョン 1416/1.0.0.2021194504 を 10 日にリリースした。一方の Google は 1 月 4 日の Android プラットフォームアップデートで修正する計画を示している。
犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward