YouTubeが音楽サービスで有料ユーザーを獲得する秘策とは? 22
ストーリー by headless
秘策 部門より
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YouTubeの音楽部門を率いるLyor Cohen氏は昨年、YouTube RedとGoogle Play Musicを組み合わせた新たなサービスの計画を明らかにした。正式発表が期待されていたSXSWの基調講演でCohen氏は開始時期を明言しなかったが、有料ユーザーを獲得するための秘策をBloombergに語っている(Bloombergの記事、
9to5Googleの記事、
The Vergeの記事、
Music Allyの記事)。
基調講演でCohen氏は、現在アーティストがApple MusicかSpotifyの二者択一になっている状況を変えるため、YouTubeに音楽のサブスクリプションを追加すると述べている。Spotifyの場合はプレミアム限定コンテンツを用意することで有料ユーザーの比率を高めることに成功しているが、YouTubeでは広告を使用するのだという。
Cohen氏は音楽の後に広告が流れたらうれしくないだろうと述べ、ユーザーに広告で不満を与えれば有料サービスへ誘導できるとの考えを示した。音楽を聴くためにYouTubeを利用するユーザーが有料サービスへ移行すれば、YouTubeに対する「ただ乗り」批判も解消するとも述べている。
これについてYouTubeの広報担当者は、YouTube全体で広告の量を増やすつもりはないと明言している。ただし、YouTubeを音楽サービスとして利用し、追加コンテンツなどの恩恵を受けるユーザーに対しては、有料サービスへ誘導するためにより多くの広告を表示する計画とのことだ。
基調講演でCohen氏は、現在アーティストがApple MusicかSpotifyの二者択一になっている状況を変えるため、YouTubeに音楽のサブスクリプションを追加すると述べている。Spotifyの場合はプレミアム限定コンテンツを用意することで有料ユーザーの比率を高めることに成功しているが、YouTubeでは広告を使用するのだという。
Cohen氏は音楽の後に広告が流れたらうれしくないだろうと述べ、ユーザーに広告で不満を与えれば有料サービスへ誘導できるとの考えを示した。音楽を聴くためにYouTubeを利用するユーザーが有料サービスへ移行すれば、YouTubeに対する「ただ乗り」批判も解消するとも述べている。
これについてYouTubeの広報担当者は、YouTube全体で広告の量を増やすつもりはないと明言している。ただし、YouTubeを音楽サービスとして利用し、追加コンテンツなどの恩恵を受けるユーザーに対しては、有料サービスへ誘導するためにより多くの広告を表示する計画とのことだ。